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フェイク・マッスル
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フェイク・マッスルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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たいへん面白かったの一行で終わってもよさそうだが、ちょっとだけ書きたい。 読み終わってから、本書がどういうミステリーか考えてみた。 一、ユーモア・ミステリー・・選考委員さんの多数が言っておられるように、ユーモア・ミステリーであることは間違いない。 二、スポーツ・ミステリー・・筋トレというスポーツの世界を描いたスポーツ・ミステリーと考えることもできそう。江戸川乱歩賞史的には、高校野球ミステリーの『白色の残像』(昭63)、大学剣道ミステリーの『剣の道殺人事件』(平1)、プロレス・ミステリーの『マッチメイク』(平15)、武俠ミステリーの『老虎残夢』(令3)に続くスポーツ・ミステリー(見落としご容赦)。 三、勘違い・ミステリー・・本作品では、登場人物たちの「勘違い」が、たいへんうまく使われているように思う。燻製ニシンではないテクニックである。 勘違いレビューになっていたら、すみません。 | ||||
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第70回江戸川乱歩賞受賞作であり、筋トレを主題に据えた珍しいサスペンス。 大手出版社に就職したものの、大衆雑誌を手掛ける課に配属され燻っている松村。 とあるアイドルのボディービル大会を巡る疑惑を解明するため、トレーニングジムに潜入する。 果たして松村は疑惑に迫ることができるのか、というストーリー。 そもそも、この界隈のことに知識がなかったので、雑学のような話も含め興味深く読めた。 スムーズに話に入っていくことができ、最後まで一気に読み切れる分量でした。 途中で任務を阻むいくつかの課題に対処していく様も、なかなか面白い。 その部分は要るか?という展開も、最後に一旦すべて回収される。 やや都合が良すぎる部分もあるが、なかなかによくできたミステリーでした。 | ||||
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普段あまりミステリーを読まない自分からすると、テンポが良い文章で非常に読みやすかったです。 その反面、普段から筋トレをしている身からすると、帯にもある謎に対する「オチ」に納得はできませんでした。 「筋トレってそんな感じなんだー」という、筋トレしない人が純粋に楽しめるのではないかと思います。 それでも「オッ!」と思わせる展開やラストの緊迫感は素晴らしかったです。 | ||||
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