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オペラ座の怪人
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【この小説が収録されている参考書籍】
オペラ座の怪人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 1~20 1/5ページ
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そう思って別の翻訳で読みましたが、やはりこちらは比較的かなり読みにくいです。 | ||||
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非常に良かったです。 まず何より、訳文が現代的に読みやすい文体であり、かつ古い小説らしい雰囲気があり、楽しく読むことが出来ました。 同じ訳者さんの別の本も読もうかと思います。 恥ずかしながら、劇団四季のオペラ座の怪人ではあまり理解できてない部分があったのですが、原作を読んでなるほど!と思いました。 クリスティーヌに恋するラウルと、怪人に恋するクリスティーヌの相似的な表現や、ラウルと怪人への恋心は、クリスティーヌの持つ善良な人間性と、歌に人生を捧げたい芸術家としての破滅的な側面のせめぎ合いであること、これが理解できたことで、オペラ座の怪人の物語の面白さが一気にわかるようになりました! 劇では省略されているシーンもあるので、オペラ座の怪人をより深く知りたい人におすすめです。 | ||||
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本文 570ページの長編だけどGW後半の2日間で読みました。 本作をひと言でいえば、上のタイトルに書いたとおりのミステリアスな物語です。 物語の舞台となるパリ・オペラ座 (ガルニエ宮) は、幅125m、奥行き173m、高さ82m。 ネットの写真で見ても、ものすごく大きくて、外装・内装とも、まるでオペラをそのまま建物にしたような豪華絢爛たるたたずまい。その地下に主人公のラウルや謎のペルシャ人が行き迷う迷宮や湖、そしてクリスティーヌが閉じ込められた湖畔の謎の家があったとしても不思議はなさそうです。 そこへもってきて、あの神出鬼没の謎めいた怪人エリックですからね。歌姫クリスティーヌとラウル・シャニュイ子爵そしてオペラ座の怪人との三角関係の大恋愛が、そんな大建造物の迷宮の中で繰り広げられるわけですから、これは映画やミュージカルになるのも無理はないかなと。まあ女子受けは間違いなしです。 世評は高いし、私好みの怪奇小説ではあるしで、今回はじめて読みました。 途中、説明が長くてダレる部分はあるものの、怪人エリックの正体や犯罪の動機、怪人が仕掛けた数々のトリックの謎、怪人のクリスティーヌへの邪恋のゆくえ、および彼女とラウルとの愛のゆくえ、さらにはオペラ座の最深層に広がる湖と湖畔の家の秘密などなど、とにかく気になるポイントが多すぎて、どうしても先を読まずにはいられません。 現在、新潮文庫 (解説込みで595ページ)、光文社古典新訳文庫 (同 570ページ)、角川文庫 (同 464ページ)、創元推理文庫 (同 470ページ) と少なくとも4つの出版社のものが出回っているのも、なるほどと頷けます。このうち角川文庫と創元推理文庫のページ数が前の2社に比べて100ページ前後少ないのは、もしかしたら途中のダレる部分を削っているのかなと推察します。 私は躊躇なく4社の中で一番ページ数の多い新潮文庫を選んで読んだわけですが、次回は (少し短めの) 角川や創元推理を読んでみるのもアリかなと思っております。 | ||||
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後半になるにつれ話が進む | ||||
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大好きな作品なので手元にあって嬉しいです やっぱり面白い | ||||
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いくつか翻訳書が出ていて、どれにしようか考えたが、ルブランやボアゴベイを訳しているということで長島良三さんの本を選びました。 ただ、中に「タイムスリップ」という言葉がでてきて、これは違うんじゃないかと。原作が書かれた当時そんな言葉も概念もなかったでしょう。 それはともかく、内容は面白かったです。こういう古い時代の小説をよく読んでいるので、私としては抵抗はありませんが、現代の小説に慣れた人には満足できるかどうか? 厳密にはミステリーじゃないだろうけど、不可解な現象を魔法や幽霊のせいにはせず、一応は根拠を書いています。ただ、イマージが追い付かないというか、想像しにくい場面もある。 なにか伝説というかおとぎ話を読んでいる気分になる。 読んでいると、オペラ座というのは結構大きくて地下も深くて、地下水による湖もあるようですが、映画で見るとそれほどでもないような感じがする。 映画や芝居を見るまえに読んで欲しい。 それと、ガストン・ルルーの本をもっと翻訳して欲しいです。 | ||||
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買取王子本店でオペラ座の怪人の中古(非常に良い)商品を購入しました。楽しみに梱包を開けたら、写真の様に破れて傷みの激しい商品でした。 とても残念でガッカリしました。 | ||||
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ミュージカルは、ストーリーの極一部でかなり違います。 | ||||
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よほどのメロドラマティック好き出ない限り前半は読み飛ばしていいと思います。 具体的に言うと14章ですね、そこからはガストン・ルルーの面目躍如と言ったところで非常に面白くて一気に読み終えました。 後書きを読む方はモルグ街の殺人とまだらの紐のネタバレにご注意を。 | ||||
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光文社文庫と角川文庫を読みましたが、これが一番読みやすくなってますね。原文で読めない以上、やはり訳は重要です。勿論内容が変わるわけではないのですが。 すんなり頭に入ってくる分、あれこれ考察する楽しみも増えそうです。 | ||||
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実在するパリのオペラ座の大迷宮を舞台に、陰でひそやかに徘徊する謎の「幽霊」が引き起こす奇々怪界な事件の数々。そして美しい歌姫が登場した時、悲劇の幕は上がった… ガストン・ルルーの本書は以前から知っていましたが、なかなか手をつけられなかった一作です。 が、読み始めると怪奇趣味と謎解きが縦横の糸になって、怪人の鬱勃たる苦悩を軸にした群像劇と陰鬱な世界観に嵌まりました。 秀逸なのはオペラ座という巨大構造物を用いたことで、「ミッション・インポッシブル」などアクション映画でも度々内部が描かれていますが、まさかこれほどまで大規模だとは思いませんでした。調べてみると、確かに古きパリの重層的な歴史がオペラ座にも影響を与えていて、地下水路や秘密の通路などが存在しているようです。 オペラというと欧米では国家的な事業の観があり、フルオーケストラに多数の俳優、凝った巨大セットなどなど、チケット代だけでは数億円もの赤字を出すと言われており、わざわざ国費を出して補助するなど、国家の威信を賭けた大芸術の趣きがあります。 それだけに総合芸術といっても過言ではない豪華絢爛さがあり、その裏で働く無数の人々や仕掛けや装置があたかも迷宮のようになっている…ここを選んだ着眼点が素晴らしい。 書かれた年代が古いため、いささか大時代的な描写や滑稽な幕間劇が挟まれるなど、本筋に関係のないエピソードが混じってページが進まない場面もあります。が、それを乗り越えれば、終盤の暗黒の地下迷宮を彷徨う冒険あり、激しいジレンマに陥った男と女の悲恋ありと、あたかもそれ自体がオペラのような大長編。 これを映画で再現するとなると「タイタニック」なみの役者と巨費を投じねばならないなあと思いつつ、いつかオペラ座の迷宮を彷徨ってみたい気がしています。 追記:1925年版の映画『オペラの怪人』(ロニー・チェニー主演)を観ましたが、やはりこれは完全な映像化は不可能だなと痛感しました。 というのも、『幽霊』が持つ天性の美声と天才的な音楽性は、紙面でしか再現できないものだからです。しかも幽霊が持つ子供のような純真さ、愛を一途に求める切実な飢えと、目的のためなら手段を選ばない悪魔的な冷酷さの間で揺れる葛藤…懊悩の末の結末が、映像では全くといっていいほど出ていませんでした。ここは読者が一大ロマンスを想像するしかないのかもしれません。 | ||||
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DVDやミュージカルで観たことはあっても、原作を読むことが無かった私。小説を最初に読んでいたらちょっとわかりにくかったところがあったと思います。DVDやミュージカルを見てから読んだほうがわかりやすいような気がします。 | ||||
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古典的なミステリーの中に、人間洞察を堪能出来るストーリーを楽しむことができました。 | ||||
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とても面白かったです。だんだん謎が明かされていくのが面白かったです。 | ||||
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劇団四季のオペラ座の怪人を観劇し、正直ストーリーがいまいちつかめなかったので原作を読みました。 久しく本を読んでおらず読了できるか不安でしたが、オペラ座で繰り広げられる物語に引き込まれ、一気に読み終えることができました。 また、読み進めている最中にミュージカルでのキャラクターの状況や関係性についてより理解したり、もう一度読み直して怪奇現象の原因に納得したりという楽しみ方も出来ました。 某所でオリジナルロンドンキャストでの怪人役のマイケルクロフォード氏のお声が原作の怪人のイメージにぴったりというのを見かけたのですが、原作を読み返してみると非常に納得しました。 なので、オリジナルロンドンキャストのcdも併せて聞いてみると面白いかもしれません。 私は原作に非常にハマり、怪人やクリスティーヌについての考察がはかどったので、もし原作を読むかどうか迷うのならば読んでみることを強くおすすめします。 | ||||
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大変楽しませていただきました!ミュージカルご好きな人には読んでほしいです! | ||||
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舞台や映画を観て素晴らしかったので、原作を読んでみたくなりました。 最初からどんどん惹きこまれ、一気に読み終えてしまいました。 舞台や映画よりも怪人の悲壮感が漂ってきます。 一方で舞台や映画のような華やかさは原作では味わうことができません。 舞台や映画を観てハマりつつも、怪人に感情移入しきれなかった方は、 原作を読んでから、舞台や映画を再度観ると、よいのではないかと思います。 追記(20170125) 怪人の一代記である以下の本を読みました。 原作で描き切れていないところを補いつつ、原作を超えています。 原作と合わせて一作品だといえるでしょう。 原作を読んで怪人の言動に疑問を持たれた方にはお勧めです。 | ||||
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古典文学を直訳しているのか、とにかくストーリーを理解するのが難しかった。 70年代の翻訳?と思うくらい、表現も古い。(実際には1999年の翻訳らしいが) 読んでいると翻訳者の存在がちらついて集中できなかった。 もう少し表現を変えてくれないと、若者は読めない。 | ||||
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ロイド版の映画が大好きだけど、まだ字幕が読めない娘のために購入。 当然だけど映画とは違うところもおおく、ペルシャ人てだれ⁉︎と混乱したようです(笑) | ||||
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ブロードウェイの思い出に読み始めた一冊。映画、演劇とは違い小説ではストーリーの全体像を知ることができる上、怪人の描かれ方が異なる点も興味深い。何より、小説ではエリックという名前がついている。怪人のグロテスクさと悲しさを描くことができるのが小説というメディアの強みなのだけど、クリスティーヌの心の揺らぎも、ラウル子爵の未熟さも描き出すところにも、面白さがあるというべきだろう。 怪人は超自然の力を駆使する幽霊ではなく、ある生い立ちを背負った一個の人間である。そう定義したところに、19世紀人らしいガストン・ルルーの矜持が覗く。一方で、20世紀以降にこの話を演劇・映画にした人々はその辺をむしろ曖昧にしているところもまた、面白い。 | ||||
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