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恋する殺人者
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恋する殺人者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 序盤で入る,モノログでの犯人の『自白』に,いささか驚かされはしましたが, 登場人物や作品の構成に,「これは…」という推測があっさり立ってしまいます. その犯人にしても,明らかに浮いた人物と,当人のキャラクタを巡るやり取りから, こちらも難しくなく,ミステリを読み慣れていると,少し物足りないかもしれません. 一方で解決パートは,何気ない会話や状況を活かし,うまく回収されていましたが, 冗長や露骨など,違和感を覚える箇所ばかりだっため,それほどの印象はありません. このほか,二人目の被害者の真相のくだりも,巧さより,古くささが先に来てしまい…. 200ページほどとページは少なめ,ライトタッチで気軽に読めるのは良かったですが, 帯の煽り文句ほどとは思えず,やはり『ラブコメミステリ』が適当なように感じました. | ||||
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倉知淳の長編ミステリ。 可愛らしい表紙とは裏腹に連続殺人を突き止めていく物語。さっと読める、手軽さがあり、慣れた人なら2時間位で真相に辿り着く。(ミステリー慣れてない方にはドンデン返しはこういう事だという教科書の様だ。) 登場人物も限られており、推理もしやすい。過去に筆者の作品を経験していれば(とにかく読者を驚かす作品ばかりだ)最初の独白時点で違和感を覚え、あっという間に犯人を割り出す事ができるだろう。 主人公の高文とフリーター女子来宮(高文に思いのある女性)が素人探偵と助手の立場で謎解きを進めていくが、なんというか、登場人物達の役割が明確に整理されており、淡々と物語が進行していく。読み応えという部分においては物足りなさを感じてしまった。 帯コメントに、読書後の快楽が存分に味わえる→楽しむ事はできる。 一体、何がどうなっているのか→それ程混乱する事はなかったなぁ。寧ろもう一捻りあったらひっくり返っていたかも知れない。 | ||||
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