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(短編集)
ぼくのミステリな日常
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ぼくのミステリな日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 21~25 2/2ページ
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若竹氏のデビュー作。この本でデビュー、というのが作者の凄いところだと、何度も読んだ今でも思う。人に勧めまくって、反響は五分五分。私のように、若竹七海にはまるきっかけになった人も居れば、腑に落ちない顔で首をかしげる人も居る。それはそうだろう、と思う。若竹トリッキーどんでん返しはデビュー作も冴えていて思わず口が開いたままになる。一話一話がまた、それぞれ楽しめるのが嬉しい。最後、読み終えたあと、また初めの一話目からぱらぱらめくりなおしてしまった。若竹作品の中で、色々とお気に入りが増えてきた今でも、いまだにベストワンはこの作品。 | ||||
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社内報の編集を担当することになった若竹七海が、この連作短編集の語り手。 記事の柱として匿名作家氏による短編小説を載せることになり、四月から 翌年三月までの一年間にわたって掲載していきます。この匿名作家氏が 一体誰なのか? という興味がまずありました。 ラストの「ちょっと長めの編集後記」~「配達された最後の手紙」。 そこを読むと、「その後、話はどうなったの?」という余韻が残ります。 手紙では語られなかった後日談への想像が、あれこれと膨らんでいきます。 「はいっ、ここからは読者の皆さんの想像にお任せしますね。 いろいろ想像して、どうぞ楽しんでください」という、 これは作者から読者に宛てたプレゼントなのかも。 それと、社内報に掲載された連作短編の中に、いろんなミステリの作品が 出てきます。タイトルが書かれていない作品もありますが、「たぶん これじゃないか」と推測できるようになっています。 作中の人物もミステリが好きで、ミステリを手にして読んでいる場面に 出会うと、こう何となく嬉しくなります。本のタイトルが明記されていないと、 その読んでるミステリって何だろう? と、俄然興味が湧いてくるのでした。 洒落ていて、気が利いているミステリ連作短編集。 とても面白かったです。 | ||||
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社内報の編集を担当することになった若竹七海が、この連作短編集の語り手。記事の柱として匿名作家氏による短編小説を載せることになり、四月から翌年三月までの一年間にわたって掲載していきます。この匿名作家氏が一体誰なのか? という興味がまずありました。ラストの「ちょっと長めの編集後記」~「配達された最後の手紙」。そこを読むと、「その後、話はどうなったの?」という余韻が残ります。手紙では語られなかった後日談への想像が、あれこれと膨らんでいきます。「はいっ、ここからは読者の皆さんの想像にお任せしますね。いろいろ想像して、どうぞ楽しんでください」という、これは作者から読者に宛てたプレゼントなのかも。それと、社内報に掲載された連作短編の中に、いろんなミステリの作品が出てきます。タイトルが書かれていない作品もありますが、「たぶんこれじゃないか」と推測できるようになっています。作中の人物もミステリが好きで、ミステリを手にして読んでいる場面に出会うと、こう何となく嬉しくなります。本のタイトルが明記されていないと、その読んでるミステリって何だろう? と、俄然興味が湧いてくるのでした。洒落ていて、気が利いているミステリ連作短編集。とても面白かったです。 | ||||
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作者のデビュー作です。月刊の社内報の編集を任されたOL、若竹七海が短編小説の連載まで命じられ、先輩に紹介された匿名作家の作品を載せる事になります。毎月一つづつで、計十二個の短編から成るのがこの作品ですが、連載終了後、実は…。 最後に明らかになるサプライズが面白いのですが、短編がまた面白いのです。 多くの人にプレゼントしたり、薦めたりして好評なのですが、密室あり、暗号あり、ホラーあり、ほのぼの系ありと多彩なのが良いのか。いや、デビュー作とは思えない筆さばき、小説としての面白さが良いのでしょうね。 あなたにも、是非お薦めしますよ。 | ||||
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作者のデビュー作です。月刊の社内報の編集を任されたOL、若竹七海が短編小説の連載まで命じられ、先輩に紹介された匿名作家の作品を載せる事になります。毎月一つづつで、計十二個の短編から成るのがこの作品ですが、連載終了後、実は…。最後に明らかになるサプライズが面白いのですが、短編がまた面白いのです。多くの人にプレゼントしたり、薦めたりして好評なのですが、密室あり、暗号あり、ホラーあり、ほのぼの系ありと多彩なのが良いのか。いや、デビュー作とは思えない筆さばき、小説としての面白さが良いのでしょうね。あなたにも、是非お薦めしますよ。 | ||||
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