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(短編集)

ぼくのミステリな日常



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ぼくのミステリな日常の評価: 4.45/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

洒落た趣向と遊び心がてんこ盛りの連作短編集

社内報の編集を担当することになった若竹七海が、この連作短編集の語り手。
記事の柱として匿名作家氏による短編小説を載せることになり、四月から
翌年三月までの一年間にわたって掲載していきます。この匿名作家氏が
一体誰なのか? という興味がまずありました。
ラストの「ちょっと長めの編集後記」~「配達された最後の手紙」。
そこを読むと、「その後、話はどうなったの?」という余韻が残ります。
手紙では語られなかった後日談への想像が、あれこれと膨らんでいきます。
「はいっ、ここからは読者の皆さんの想像にお任せしますね。
いろいろ想像して、どうぞ楽しんでください」という、
これは作者から読者に宛てたプレゼントなのかも。
それと、社内報に掲載された連作短編の中に、いろんなミステリの作品が
出てきます。タイトルが書かれていない作品もありますが、「たぶん
これじゃないか」と推測できるようになっています。
作中の人物もミステリが好きで、ミステリを手にして読んでいる場面に
出会うと、こう何となく嬉しくなります。本のタイトルが明記されていないと、
その読んでるミステリって何だろう? と、俄然興味が湧いてくるのでした。
洒落ていて、気が利いているミステリ連作短編集。
とても面白かったです。
ぼくのミステリな日常 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:ぼくのミステリな日常 (黄金の13)より
4488012442
No.2:
(5pt)

洒落た趣向と遊び心がてんこ盛りの連作短編集

社内報の編集を担当することになった若竹七海が、この連作短編集の語り手。記事の柱として匿名作家氏による短編小説を載せることになり、四月から翌年三月までの一年間にわたって掲載していきます。この匿名作家氏が一体誰なのか? という興味がまずありました。ラストの「ちょっと長めの編集後記」~「配達された最後の手紙」。そこを読むと、「その後、話はどうなったの?」という余韻が残ります。手紙では語られなかった後日談への想像が、あれこれと膨らんでいきます。「はいっ、ここからは読者の皆さんの想像にお任せしますね。いろいろ想像して、どうぞ楽しんでください」という、これは作者から読者に宛てたプレゼントなのかも。それと、社内報に掲載された連作短編の中に、いろんなミステリの作品が出てきます。タイトルが書かれていない作品もありますが、「たぶんこれじゃないか」と推測できるようになっています。作中の人物もミステリが好きで、ミステリを手にして読んでいる場面に出会うと、こう何となく嬉しくなります。本のタイトルが明記されていないと、その読んでるミステリって何だろう? と、俄然興味が湧いてくるのでした。洒落ていて、気が利いているミステリ連作短編集。とても面白かったです。
ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)より
4488417019
No.1:
(5pt)

みんなに薦めてます

作者のデビュー作です。月刊の社内報の編集を任されたOL、若竹七海が短編小説の連載まで命じられ、先輩に紹介された匿名作家の作品を載せる事になります。毎月一つづつで、計十二個の短編から成るのがこの作品ですが、連載終了後、実は…。
最後に明らかになるサプライズが面白いのですが、短編がまた面白いのです。
多くの人にプレゼントしたり、薦めたりして好評なのですが、密室あり、暗号あり、ホラーあり、ほのぼの系ありと多彩なのが良いのか。いや、デビュー作とは思えない筆さばき、小説としての面白さが良いのでしょうね。
あなたにも、是非お薦めしますよ。
ぼくのミステリな日常 (黄金の13)Amazon書評・レビュー:ぼくのミステリな日常 (黄金の13)より
4488012442

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