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(短編集)
夜に星を放つ
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夜に星を放つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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窪美澄は文章の上手さが際立っていて作家のモーツァルトのように淀みがなくお気に入りの作家の一人なので代表的な作品は何冊か読んだが、本書は短編集という事もあってか本来の良さや魅力がイマイチという感じでした。窪美澄の作品ならまだ他にも素晴らしい作品は沢山あると思います。 | ||||
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もう一度読みたくなる作品だと思います。 | ||||
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文章のスピード感やちりばめられた言葉から浮かんでくる情景など、とても女性的で今っぽい、けど懐かしい気持ちになる作品が描かれています。ステキな一冊です。 | ||||
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人を成長させるのは喜びよりも悲しみなんでしょうか、どちらにしても色んな経験をしながら人生を歩んでいく。 | ||||
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登場する人たちは、それぞれにかけがえのない人間関係を失ってしまった人たちで、とても切なく味わい深い短編集である。 しかし失った人間関係が解決するわけではなく、ドラマチックな展開があるわけでもなく、どれもハッピーエンドでもない。また作者特有の性描写もこの作品では封印である。“これが 直木賞 ? ”という感想をもつ方も多いかもしれない。 印象的だったのは『真珠星スピカ』という作品で主人公はいじめに苦しむ中学生。そんな中母親が交通事故死してしまうという最悪の展開。しかし母親は主人公にしか見えない幽霊になって現れるというかなりシュールな内容。ラストにホッとするというか、あ~良かったと思わせてくれるのだが、5編ともそんなやるせなく切ない内容である。恐らく時を経て再読した際により一層味わいが増すのではないか? ちなみに現在の直木賞選考委員だが、浅田次郎、桐野夏生、宮部みゆき、林真理子、角田光代、三浦しをん、北方謙三、伊集院静、高村薫という凄い布陣である。“この大先生たちが決めたのなら、そりゃそうだよな”と思わざるおえない。ここ最近の受賞作は『塞翁の楯』『黒籠城』『テスカトリポカ』と派手なのが多いので、真に文学的なものに落ち着いたのかもしれない。 | ||||
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星座と人の別れをテーマにした短編集。テンポよく容易に読み進めることができる。内容も軽い感じ。 | ||||
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この本は、こういうタイトルを冠した1篇の中長編小説かと思っていたのだが、手にとってみて初めて、5篇からなる短編小説集であることに気づいた。 やや拍子抜けしたが、読んでみて、各短編がそれぞれ星を象徴として組み立てたものであること、また、いずれも離婚や恋人との別離を描いていて、同じ主題の小説を集めたものであるのだと合点した(5篇ともオール讀物が初出)。 <真夜中のアボカド> 双子の姉妹の恋愛模様。双子の姉の視点で物語は展開するが、ライトノベルのようなタッチに感じられ、重厚なエンタメ小説を期待していた私は少しがっかりした。こういうのがイマドキの若い人(と言っても30代前半)のスタンダードな恋愛の形なのかもしれないと思った。 <銀紙色のアンタレス> 16歳の男子高校性の夏休みの出来事。体力が有り余っている少年の姿がよく描かれている。ただ、果たしてこの少年がああいう女性に好意を抱き、しかもああいう挙に出るものだろうかと疑問に思った。リアルではないのではないかと感じた。 <真珠星スピカ> 女子中学生が主人公のSFチックな物語。彼女はワケアリな事情をいくつか抱えている。こっくりさんが話に出てくるが、小中高生の間で流行したのが1970年代なので、これは当時の著者の経験を元にしたものなのだろうか(最近の学校で流行っているのかどうか情報を持っていない)。彼女の学校における姿が陰であるのに対し、家庭における姿(親に見せる態度)が陽に近いこととが果たして両立しうるものなのかどうか、やや疑問に感じた。 <湿りの海> 30代後半のバツイチ1人暮らしの男性サラリーマンの話。彼の身の上は不幸だが、その後訪れる出来事はうらやましいと言うか、ドラマにありがちな設定のように感じられた。そんなにうまいことが現実に起きるだろうか(起きるはずがない)、とモテない私は不毛な嫉妬を抱いたりした。 でも、スケベ心も手伝ってか、その後の展開が気になって、ページをめくる手が止まらなくなった。重厚なエンタメ小説を期待していたはずの私は、すっかりこの物語にはまってしまい、著者のストーリーテラーとしての力量に感心させられた。 <星の随に> 中学受験を控えた男子小学生の話。両親が離婚し、父と、父と再婚した継母、それに父と継母との間に生まれた腹違いの弟との4人暮らし。両親の不仲は、幼い子供にとって胸が縮まるように辛い出来事であるのは経験者の私にはよく分かる。生みの母が恋しい気持ちも切なさを誘う。少年への継母の仕打ちが不可解に感じられたりはしたが、継母を母として受け入れることは、幼い少年にとって大きな試練と言えのかもしれない。 <総評> 最初の3篇を読んだときは、私が求めているものと違うジャンルかと思ったが、総じておもしろかった。気合いを入れ、肩肘張って読むようなものばかりが小説ではなく、(上から目線ながら)こういうのも悪くない、と思った。 | ||||
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星座をモチーフとした短編集。コロナの世界で生きる人々の心情を繊細に描いている。エモーショナルな成分が強くて過剰摂取気味になったが、こういう体験が小説を読むということなのかもしれない。収録作の中では「湿りの海」が好き。 | ||||
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●直木賞受賞作との事なので購読しました。小説(だけに限らないと思うけど)に求めるものに女性 と男性に大きな違いがありそうです。 本書は文句なく女性のための、それもJK~婚活期の女性のためのもの。恋バナは栄養ドリンクです。 いいところは、人生経験豊富な恋愛哲学者の言葉なのではなく、今まさに悩んでいる人の目線で描か れている点です。難しい表現など用いていないのでダイレクトに伝わってきます。同時に、自分なり の心の整理の仕方も心得ているようです。 | ||||
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こどもが主人公の話が特にいいですね。 一言でいうと、とても健気だと思います。 こんな子いるかなとも思いますが、現実の子供たちの感覚と6-7割は重なるんじゃないかな。 3人の子供たちにはみーんな幸せになってほしいです。 幽霊を登場させる話には、幽霊作家の名手!?、浅田次郎の作品群を思い出します。 映画「異人たちとの夏」1988年松竹、監督:大林宣彦、原作:山田太一もまた幽霊ものの傑作でした。 | ||||
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品物も納入時期も問題なし。 | ||||
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短編が幾つか、どれも読後は優しい気持ちになり、涙が滲んだ。日々追われている、そんな時すこし、人に 優しくなれるような。 | ||||
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夜空の星と登場人物を重ね合わせて、まさにそれぞれの星の下で紡がれる人生を描く短編集。あまりハッピーエンドにはならないそれぞれの人生だが、その中にも一所懸命に生きている姿が星のようにまたたき、胸を打つ。直木賞受賞作品であるが、芥川賞にノミネートされていそうな作品である。少し淋しさを感じるのは私だけだろうか。自分の人生とも比べたり、過去の後悔などを思いだしたりすると、自分はよかったのか悪かったのか、なんとも切ない気分になる。でも、本作品を読んで楽しく感じる人もいるような気がする。そう思える不思議な短編集だ。 | ||||
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最初から1冊も欠かさず読んでいる数少ない作家。おめでとうございます。じんわりと心に広がっていく感じがやっぱり良かったです。 | ||||
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誰にもある普通の感情をとてもきめ細かに表現している佳作 | ||||
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直木賞受賞作品ということで、難しいかなと思いましたがとても読みやすく一気読んでしまいますた。切なくて子どもの気遣いに、感動です。 | ||||
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王様のブランチで紹介されていて気になり購入しました。 普段小説はあまり読まないですが、とても読みやすい作品達でした。 小説、読むの苦手なんだよねって方にもオススメです。 | ||||
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短編だけど、どれも、ココロを揺さぶられるお話で、時々涙が頬を伝いました。 | ||||
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そのくらいサクッと読める。コロナという時勢をうまく取り入れながら、この時代特有の苦しみと過去の苦しみとをリンクさせている。全体的にダークな感じだけど、その奥に光がある感じを出すのがうまかった。 | ||||
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どこか共感出来たり、なんだか涙してしまったり、続きが気になったりとテンポよく読める短編集でした。 最後の星の随には読後感がよく、想くんが幸せになって欲しいと思わず願ってしまいました。 | ||||
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