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(短編集)
生命式
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生命式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 1~20 1/3ページ
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ひとの暗さや明るさがうまく伝わってくる。暗い描写は気分悪く、明るい描写は気分良くてんぽよく読める。気持ちと常識が一定でなく、持っている常識が否定されがちなので落ち着かないが、全てが日常の出来事だとされていることで少しほっとする。怖いもの見たさで読んでいるみたいだと思う。 | ||||
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死体を食べて生殖する、死体を有効活用して使う・・・などなど、作家が何を発想し、何を書こうが自由ですが、奇を衒っているとしか思えませんでした。 小説的リアリティーやインパクトが全く感じられませんでした。 デビュー作にはもっとリアリティーがありましたが。 洗練とは違い、手を抜いたとしか思えませんでした。 | ||||
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なかなか気持ち悪い、ディストピア、SF、エログロ、そんな第一印象。 読み進むうちに新しい認識、表現、視野、感性の面白さに引きずり込まれ、読み進んでしまう。 怖いもの見たさ、思い当たる節、自分と世間、世界とのずれを改めて提示されたような新鮮な感覚。 好き嫌いではなく、頷かざるを得ないようなデジャブを呼び起こす筆力。 ユーモアや郷愁をまといながらも、全力で拒否したくなるような何ものかがうごめいている。 「コンビニ人間」の時よりも理解しづらいシチュエーションではあったが、 一読の価値はある。今の時代らしい作品群。 | ||||
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村田沙耶香さん全開の短編集で入門にもいいと思います。自分の価値観が揺さぶられる感覚がとても面白いです。一編いっぺんも短いので非常に読みやすいです。 | ||||
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読みやすい短編集。個性的。 | ||||
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常識、価値観にとらわれず、色々な考えを持つと言うのは良いことだとは思いますが、この作品は頭がついていけなかったです。たまに思い出して吐きそうになります。結構トラウマです。 | ||||
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短編集を買うと、全てが当たりだった、と感じることはほとんどないが、この本では全てが濃くて大満足だった。 村田沙耶香氏の作品はグロテスクなイメージが強かったが、「魔法のからだ」ではこんなに希望に満ちた優しい作品も描ける人なのだ、という嬉しい発見あり。 本棚の殿堂入り、大切な一冊になった。 | ||||
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生命式 人肉を食べる時がくる…衝撃的な内容で面白いかな?と思ったのですが、もう一つ深みが欲しかったなあ…と思いました。 | ||||
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【生命式】★ この著者特有の合理的な世界を作り上げ、そこから真理を追究しようとしている。ただ、この著者は論理的な思考が弱いのでただのグロい世界で終わってしまっている。遺伝子に刻まれた数式が合理、言い換えると不合理の中にある数式が人間にとっての合理。でも、この方の合理はただの合理主義の延長なんよなあ。こんなもの和牛を人肉に置き換えれば誰にでも書ける。 【素敵な素材】★★ メッセージは「生命式」と同じで、合理主義の延長。数十年前までは真実で崇高な考え方と思う勘違い知識人が多かったのだろうが、今では周回遅れの考えなんよな。 人を動物や植物のように、衣服や家具などに使ってしまおうという世界。しかも人で作られたものは高価。 実際の世界でも遺骨ダイヤモンドというものがあるので、うまく展開していけばよい作品になってたかも。 問題は遺骨ダイヤモンドのように情が入っているモノを一例として出して、だから他のモノもすべて素晴らしいというグダグダなロジックで着地させている点にある。やっぱ、この著者は論理的な思考が弱いんだよな。 【素晴らしい食卓】★★★★ 思想や価値観の流動性や多様性(リベラル)を簡潔に大げさに表現している。この程度のリベラル思考であれば良し悪しの議論の余地があるし、わかりやすく面白かった。 【夏の世の口付け/二人家族】★★ 性の多様性、家族の多様性などを婆を通して語っている。理解しやすい。それだけ。 【大きな星の時間】★★★ 無垢で幻想的な世界観。銀河鉄道の夜や、星の王子様のような。 ただ、世界観をつくっただけで終了するので、もったいないというかなんというか。 【ポチ】★ この設定面白いんじゃね。だけの作品。 【魔法のからだ】★★★ 少女の性に対する儚さを描いている。すごく良く書けてる。悪く言えばストレートで著者っぽくない内容でつまらない。 【かぜのこいびと】★★ この設定面白いんじゃね。だけの作品。ただ「ポチ」に比べると設定がより突飛で描写が面白い。 【パズル】★★★★★ 主人公はいわばアンドロイド(人ですが)。血の通う人々に憧れる。主人公の言動がとにかく面白いし、きちんと最後まで話をまとめきっている。 【街を食べる】★★ 今はやりの野草を食べるお話。きちんと書かれているが、特に珍しくもない視点なので面白くなかった。 【孵化】★★★★★ よくある「本当の自分って何?」みたいな話かとガッカリでしたが、後半で一気に型を破ってきた。最後の数ページは爆笑でした。 著者の本は4冊目となりますが、デタラメでメッセージ性の低いものは面白く、ロジカルでメッセージ性の高いものはくだらないですね。天才的に頭が柔らかいんだろうな。だからこそ論理的思考は苦手なんだろう。にもかかわらず、あなた考えが古いですよ、支離滅裂ですよって指摘されずに生きてきたのかも。というか神格化されて、なんでもかんでもすごいと感じてしまう盲目人が周りに多くいるんだろうな。 | ||||
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変わりゆく常識や流行りに全力で自然に適合できる人たちと、ディズニーランドに行って着ぐるみの中身の方の苦労を想像してしまう人たち。 私は後者であって、この本は面白かった。 前者の方はどうなんだろう。 | ||||
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「生命式」が1番印象に残っていて、人を食べるって事はやっぱり衝撃的で少し胸焼けがするような、なんとも言えない気持ちになった。想像すればするほど気分が悪くなって来たけど、読み進めるうちに、なんで食べちゃだめなんだろうって、疑問も湧いて来て不思議な気持ちにもなった。今まで味わったことのない読後感になった。人を食べた後、気の合う人とセックスをする。そして生命を授かる。やっぱり、ここにこうして書いていても衝撃かなりくて嫌悪感が強い。でもなんで嫌だと思うんだろう。よく分からない。 「素敵な素材」もまた微妙な気分になった。人間の皮膚が最高の素材として家具やストールになったりして、それをみんな普通にと言うよりは、自慢するくらいの感じで使っている。また嫌悪感がたくさんあったけど、なんでなんだろう、どうして素材として使っちゃダメなんだろうと思って、胸の中がグルグル不思議だった。怖いというか不安というか、気持ち悪いのもあるけどそれだけじゃない何か。 本当に不思議に引き込まれる本だった。また読んでしまいそうだ。 | ||||
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世の中を構成している常識非常識は時代とともに変遷したり、個人的なものであるということを拡大して見せられる感じ。コンビニ人間の先、ここまで書いていると書くことが無くなるのではないかと心配に思うが、村田さんがファンタジーとして楽しんで書いているのは伝わってくる。最初のページをめくり、2ページ目の一行目、良く考えられてるなあ、この本全体を引っ張っていく感じ。人によっては受付ないのは理解出来るが、私の細胞は拡がった感じがする。 | ||||
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TV番組に著者が出ており、トークに引きつけられ調べて選んで購入しました。 購入して良かったです! 次の著者にも興味が湧いてます。 | ||||
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出だしから生理的に気持ち悪いと感じるのも、現実世界の普通に洗脳されているからなのかしらね。 藤子F不二雄の異色短編好きな人は好きなんじゃないかと思う。 | ||||
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世界観というもの更新するものとは分かってものの、本に描かれた世界にはやはり抵抗がありました。 「これはいい、これが納得できない」というのは元々基準がないだろう、LGBTが法律に承認されている今の時、それを納得できない人達はどんな気持ちでいられるだろうと考えてしまう。また、自分もいつか時代を追いかけられなくて、頑固な人に扱われるのでしょうか、と心配してしまう。 気持ち悪いと思いつづ、読んでしまう。お勧めです。 | ||||
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初めて村田作品を読みました。 そんなこと有り? 考えたことないけど、ない世界と言い切れないかも 読みながら逆説的に、自分が常識や当たり前と思っていることが「輪郭」になっていきました。 頭の中がモヤモヤしていく新鮮な体験が出きます。不思議な本です。 | ||||
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暇つぶしには丁度よかった。 ただ、引きこもってこんな本ばかり読んでたら病んじゃいそう。 女性2人暮らしの話は阿佐ヶ谷姉妹を思い出した。文中に人工授精がでてくるが、作者が無知なのか?人工授精は自然妊娠と原理は変わらないのでむしろ自然に近いんですよ。。 人間を食べるの話は狂気じみていた。 死んだ人間をインテリアで再利用… 熊の毛皮の敷物を高額で父が買ってインテリアにしていた子供の頃感じた違和感を思い出した。 剥製を含め…。 | ||||
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今まで読んだ村田作品の中で一番面白かったです。そしてこの作品に生理的嫌悪感を感じるのは当たり前だと思います。人に薦めたいけど、かなり人を選びます。こちらのレビューを読んで、これだけの人が5つ星を付けているという事実に励まされます。 | ||||
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この作者の文章は読みやすいからスラスラ読めるのはいいです。 ですが内容は特に面白味もなく、中学生が授業中に考えた妄想のようなお話でした。 この内容で常識が覆されるって言ってる人は簡単に洗脳されるタイプだと思うので注意した方がいいと思います。 まずこの内容のような世界になることは100%ありえないので、ギャグ小説として読むしかないです。 でもギャグにしたってあまりにもリアリティがないから面白くない。 生命式みたいな火葬よりずっとコスパかかることするの意味不明だし、出生率うんぬんの前に性病の蔓延で人類滅びますよ。 | ||||
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娘が、読みたかったらしく購入しました 内容は聞いてないのでわかりませんが | ||||
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