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爆弾



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【この小説が収録されている参考書籍】
爆弾
爆弾 (講談社文庫)

爆弾の評価: 3.55/5点 レビュー 212件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全123件 121~123 7/7ページ
No.3:
(5pt)

戦慄が走る。

スリリングな謎解きミステリーはどんどんエスカレーションしていく。
ずっと動機はつかめない。
倫理と道徳に対峙しつつ、弄び、心を貶め、揺さぶっていく。
次から次へと刻々と迫る恐怖のなかで、惨状は伝えられてくる。
心は翻弄され崩壊してしまう緊迫感のなかで、果たして”正義は守れるのか”を問いかける。
爆弾Amazon書評・レビュー:爆弾より
4065273471
No.2:
(5pt)

真相が分からない中展開される魅力

爆弾予告をする男スズキが警察署で警官の追及をのらりくらりとはぐらかしているさなか、次々と都内で爆弾が爆発する。

スズキの求めていることが不明な中ストーリーが進み、警官の心情描写も相まって、混乱の中物語は進み惹きこまれる。
劇場型犯行へと姿を変えていき中々真相が見えてこない中、中盤以降の展開で一気に動きが加速していく。

スズキ自体がいわゆる一般的なイメージの爆弾犯人とは遠いため、どこか緊迫感が欠けているのが他のこの手の小説とは毛色が異なる。
とは言え緊迫感がないのが悪いわけでもなく、十分読者を物語に入り込ませる手腕は流石である。
爆弾Amazon書評・レビュー:爆弾より
4065273471
No.1:
(5pt)

強烈

ある事件で、風体の冴えない男が捕まった。スズキ・タゴサクと名乗る男は、爆弾の爆発を予言するが誰も信じない。しかし、実際に爆発起こったことで一気に事件が急展開する。
スズキののらりくらりの態度に翻弄される警察だが、事態は急速のその深刻さを増していく。
果たしてスズキの狙いとは、、、、という話。

一見ありがちなストーリーっぽいが、中盤からのストーリーの急加速と、様々な登場人物も描き方が秀逸で、途中から本を置くことができなくなるくらいの内容でした。
呉氏の作品の中では、今までで1番強烈で面白かったと思います。

スズキの描写や考えのみならず、対峙する警察官や関係者の人間模様や背景も良くできており、装丁は地味目ですが、なかなかのジェットコースターぶりです。
最後のページまで、目が離せない作品となっていて、かなりお勧めできます。
爆弾Amazon書評・レビュー:爆弾より
4065273471

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