ライオン・ブルー



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初公開日(参考)2017年04月
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長編小説

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ライオン・ブルー (角川文庫)

2019年12月24日 ライオン・ブルー (角川文庫)

獅子追交番に勤務する制服警官・長原が拳銃を持ったまま姿を消した。同期の耀司は獅子追への異動を志願、真相を探ろうとする。やがて町のゴミ屋敷から出火し、家主の毛利が遺体で見つかった。事件性なしとされるが、数週間後、警ら中に発砲音を耳にした耀司はヤクザの金居の銃殺死体を目にする。さらに現場に落ちていた凶器が、長原の持ち去った拳銃だと判明し―。乱歩賞作家渾身の警察ミステリ。短編「蛇の作法」特別収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

ライオン・ブルーの総合評価:7.11/10点レビュー 9件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

ブルーな気分

田舎の獅子追交番が舞台。一人の巡査の失踪の謎を追いかけて、殺人事件が発生。
話のテンポがゆっくりかな。地図があれば、理解しやすいかも。
田舎特有のしがらみが重苦しい。事件の結着が意外。

みやはら
TL5WJ5W1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(3pt)

特に

問題はない
ライオン・ブルー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ライオン・ブルー (角川文庫)より
4041086329
No.7:
(2pt)

30点だね。ちょっとねえ。

かなり期待して読み始めた本屋大賞ノミネートの爆弾の著者。

 舞台は近畿地方の獅子追町。澤登巡査が、故郷獅子追の交番に異動する。故郷では、
父親が石屋を営み、それを兄が継いでいた。澤登の目的は、やはり獅子追を故郷とした
長原の失踪の理由。獅子追では、千歳組が幅を利かせ、隣の大鳥では御紋が幅を利かす。
そこに町と市の合併、再開発、土地の売買の問題が絡み、長原はなぜ失踪したのか。

 30点だね。
 そもそものどんでん返しが明らかに無理があり、話を大きくし過ぎて収拾がつかない
って小説の典型。たまにあるよね、こういうの。笹山さんだったかなあ、K2の話書いた人。
それを思い出すほどで、最後の長原さんのオチにはちょっと笑ってしまった。
 爆弾は読んでみたいけど、これは人にはお勧めしないでしょ。著者も無理に書いたって
のがミエミエだし。新幹線ももうすぐ駅に着いちゃうし、2時間で読めるけど、そこで
サヨウナラかな。残念。
ライオン・ブルー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ライオン・ブルー (角川文庫)より
4041086329
No.6:
(3pt)

物語でよく見る田舎と,見られない田舎

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

おおらかさとその裏側にある陰湿さや息苦しさ,町を支配する盟主やヤクザなど,
田舎を舞台にした物語によくある雰囲気や,主人公のトラウマやクセの強い同僚と,
思いのほかにわかりやすい設定と構図で,全体を掴みやすくしている印象を受けます.

その一方で,寂れた田舎町のはずが,過去も含めて近隣の町や人間が多く関わり,
話は大きく膨れ上がったところへ,とある男の一言で全てがひっくり返るそれまで,
そして,いくつかの事件を絡ませての着地点は,クソとなじる自らの町への恨みなど,
個人だけではどうしようもない,大きな壁とまかり通る理不尽が複雑な思いを残します.

ただ,『物語によくある~』と触れているように,本当の田舎を知らない自分には,
故郷という場所,その地を思い,守りたいという考えを完全に理解できたとは言えず,
彼らが重ねてきた苦悩や行動,そして最後の選択を手放しで受け容れることは難しく….

そのせいか,主人公が背負う覚悟を,前向きにまとめたことには違和感を覚えました.

なお,文庫版では『蛇の作法(『『小説 野性時代』二〇一七年六月号)』を収録.
本編にも登場する一課の刑事のスピンオフ作品で,時系列もそちらと並行をしており,
ほどほどですが双方を補完する内容で,これまたやり場のない思いを抱かせる一編です.
ライオン・ブルー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ライオン・ブルー (角川文庫)より
4041086329
No.5:
(4pt)

呉勝浩版「血の収穫」

遅まきながら「ライオン・ブルー」(呉勝浩 角川文庫)を読みました。2017年の作品ですね。
 現時点での最新作「スワン」については既に投稿済みですが、整然としたロジックによってアノニマスとしての「悪意」を醸し出す筆致は秀逸だと感じましたが、スリラーとしてはパラパラとした印象でした。
 この舞台は関西の(架空の)田舎町。「獅子追」の交番に異動した耀司が主人公です。耀司の同期の巡査、長原が姿を消し、県警本部が捜査に乗り出しますが見つからず、失踪したまま。何故、長原はいなくなったのか?そして、(アクチュアルですが)ゴミ屋敷が放火され、遺体が見つかり、長原の失踪前の行動に疑問を抱く耀司が「獅子追」の町に潜む闇の中、真相を探るべく狂熱的に埋没していくことになります。
 スリラーですから、詳細を記すことはできません。過疎化が進み、生き残ろうとする町の蠢き、手帳も拳銃も持って消えた現職警官、田舎町に根強く残る「既得権益」(笑)、ヤクザたちとそれぞれが<闇>を抱える警官たち。
 ミスディレクションも効果的に置かれ、しっかりと<反転>があり、「スワン」同様、違和感のないロジックは整然としています。
 また、物語全体からほとばしるのは、人が人を守ろうとする覚悟、居場所を求めて彷徨う警官たちの苦悩、何より血潮を流れる「故郷」への思い。たとえその町が嫌いでも居ついてしまうと、そう簡単には抜け出すことができないその「閉塞感」を描いて絶品だと思いました。
 文庫版をKindleで読みましたが、もう一つの「獅子追」を描いた短編「蛇の作法」も収録されています。この物語もまた、「ライオン・ブルー」をしっかりと補完しています。

 少し飛躍しますが、田舎町「獅子追」を“ポイズンヴィル”として考えるならば、この小説は呉勝浩版「血の収穫」なのかもしれません。コンチネンタル・オプはいったい誰?
ライオン・ブルー (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ライオン・ブルー (角川文庫)より
4041086329
No.4:
(5pt)

好きな子の匂い。

好きな女の子が使ってる香水だと聞いてポチりました。
届くのが楽しみです
ライオン・ブルーAmazon書評・レビュー:ライオン・ブルーより
4041047749



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