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爆弾



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【この小説が収録されている参考書籍】
爆弾
爆弾 (講談社文庫)

爆弾の評価: 3.55/5点 レビュー 212件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.55pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全123件 1~20 1/7ページ
No.123:
(4pt)

漫画版を知ってるとより楽しめる

漫画版から続きが気になってオーディブル版を購入
漫画版のキャラ造形で場面を想像すると、清宮が少しイメージに合わない老け声に思えれしまうかも?
当然だが、漫画版より文章的な内容が密なため、漫画版で描かれた表現と人物達を思い浮かべながら聞くのがとても楽しい
謎解きタイムのにおける仕切り役の警部補の声が、他と差別化するためかだいぶ低めのダミ声で声が当てられているのだが、あまりにも演技臭いダミ声すぎて聞き取りづらい場面が多々
頭を使って戦う静かな戦場で、あのダミ声は大きなノイズに感じた
もっと普通の演技でよかったと思う
爆弾 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:爆弾 (講談社文庫)より
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No.122:
(5pt)

強烈なキャラクター

暴力事件で拘置された、しがない男が「自分は霊感で未来が見える。東京で爆弾が爆発する。」と、警察署にて予見する。

この男の予言通りに爆発が起き、次の爆弾の予告も。それを警察が止めるべく容疑者である男との交渉戦を描くミステリー。

この容疑者のスズキタゴサクという男がいがぐり頭でぽっこりお腹、いかにも貧乏そうな身なりでヘラヘラしてて冴えない男に見えるのですが、警官との心理戦では警官をも翻弄してしまうキレ者。

本作はこの容疑者のスズキタゴサクというキャラクターの強烈さが魅力でもあり、気持ち悪くて不気味で、僕は何度も本を閉じたくなりました…

ただ、類家という頭のいい警官がいて、この類家とスズキの心理戦は手に汗握る展開でワクワクしました!

スズキの巧妙な話術で自分の心の汚い部分を曝け出されていく警官たちが見ていて辛い…
果たして正義とはなんなのか?何が正しいのか?と心揺さぶられる作品。

ミステリーというより重厚な人間ドラマを見てるような壮大な作品だと感じました。映画化も納得です!
爆弾 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:爆弾 (講談社文庫)より
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No.121:
(5pt)

一気に読める。

【ネタバレ無し】
映画公開前に読もうと思い、購入しました。
とても面白く、一気に読めます。
ボリュームも丁度よい読み応えで、おすすめの一冊です。
情景描写や、登場人物たちの、台詞がとても良いと思いました。
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4065363705
No.120:
(4pt)

期待を裏切らない佳作

話題作なので読んでみたが、期待を裏切らない面白さで、刑事・事件ものが好きなら文句なくお勧め。
大半は取調室での謎かけのようなやり取りの場面だが、そのやり取りから少しずつ事件の全貌が明らかになっていく展開は一気読み不可避。
物語のプロットもよく練られてて納得できる。
惜しむらくは社会の底辺と自負するスズキタゴサクのキャラが、これ程の事件を起こし、これだけ喋れて、これだけ強いメンタル持ってたら、社会の底辺なわけないだろ、と思ってしまう点だけ★一つマイナス。
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No.119:
(5pt)

面白すぎる

一気に読み進めてしまいました。
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No.118:
(5pt)

爆弾

スズキタゴサクとのやり取りが白熱しており物語に引き込まれます。小説自体も分厚いですが、とてもすらすらと読みやすいです(^^)最後は何か呆気ない感じはしましたが。続編があるみたいなので期待して読みたいと思います。
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No.117:
(4pt)

スズキタゴサクのキャラは面白かったけど

日本映画はいつも原作と異なるイケメンをキャスティングしてしまう
この小説を読んで検索すると映画にもなるという
それでYouTubeで予告だけをみた
スズキタゴサクは佐藤二朗さんというベテランが演じていて悪くはないのだがやくざっぽい
木村祐一みたいだ
こういう強面ではないんだよなあ
スズキはもっと社会経験がないような子供おじさんのような感じでは?

スズキタゴサクのキャラは面白かったけど事件の謎という意味ではいくらなんでも無理だろうとも思った
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No.116:
(5pt)

誰を守り、誰を守らないのか。取捨選択の価値観を吹き飛ばす一冊

2025年の参院選では、良くも悪くも『日本人ファースト』というフレーズが飛び交ったが、この本を読みながら、それを思い出していた。

人間は小さな存在だから、自分がケアできる範囲なんて高が知れている。自分一人が生きていくだけで精一杯。それだけで立派な事だ。まして家族を養っているならば称賛に値する。その先はどうか。友人、知人、同僚。御近所さん、市民、国民、外国人。人それぞれ、ここまでしかケアできませんという線引があって、そこから先は関心が薄れざるを得ない。

本作は、そのような自分と他人との間の線引を容赦なく爆破してくる。

自称ホームレスのスズキタゴサクが、微罪で刑務所に自首をして取り調べを受ける最中に、自分が爆弾魔である事を匂わせる。彼は言う。貴方達はホームレスの自分が明日どこかの公園で死んでも無関心でしょう? 反対に私だって貴方達が明日どこかの爆弾で死んでも無関心ですよ、と。

自分は誰を守り、誰を守らないのか。タゴサクの爆弾が、容赦なく価値観を吹き飛ばす混乱の中で、一介の刑事や警官がどのように行動するか。そして読み手の価値観が、どのように変貌するか。重厚で読み応えのある一冊。
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No.115:
(5pt)

良かった

新品だったのて驚きました
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No.114:
(4pt)

警察と爆弾魔の心理戦がとてもスリリングだが、ラストがやや残念

警察の取調官と爆破事件を予告する男との心理対決をえがく、とてもスリリングなミステリ。警察組織で方針をだすものと現場で動くものの姿を対比的にえがく、警察小説としても楽しめる。
両者の対決は、緊張感がありながらキツネとタヌキの化かしあいのよう。とにかく人をイラつかせる天才、スズキ・タゴサクの得体のしれない不気味な人物造形が最高に魅力的だ。
警察側がヒントを読み解き爆破を防ぐシーン、奮闘及ばず爆破がおきるシーンのそれぞれが目に浮かぶ表現力がすばらしく、映像化にとても向いた作品だと思う。
ただ、物語終盤にかなり意外な展開をみせ、おもての出来ごとの背後にある事実が明らかとなるのだが、真相解明に至る取調官の推理はほとんど推測に近く、強引すぎると感じる。
スズキの徹底的に嫌味な余裕と、焦る取調官のやり取りは緊迫感満点なだけに、最後まで両者の対決に絞った方が良かったように思われ、そこが残念。
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No.113:
(5pt)

爆弾

タゴサク中毒が凄い
一気に読み進められますが
楽しみたくてあえて、止めてました笑
未読の方に是非。手にとって頂きたいです
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No.112:
(5pt)

誰しもが持つ心の暗い部分

心の暗い部分から小蝿が湧くような不快なスズキタゴサクの語り口、しかしその内容にどこか納得してしまう自分がいる。
命の餞別は誰しもが無意識に行っている
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No.111:
(4pt)

おもしろい。

映画化するにともなって読んだ。おもしろかった。
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No.110:
(5pt)

取調室で展開される切れ者たちの会話

面白い。概ねの結果は見えつつもそこに至るまでの展開に揺さぶられる。嫌気がさすほどにひねくれてて捉えどころがない悪者な知能犯。それに立ち向かうコレまた優秀な知能。勝ちとは命とは人生の価値とは。考えさせられる。
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No.109:
(5pt)

些か「しゃべりすぎ」が気になるが、本当に面白い

さえない中年の男が微罪で警察に捕まる。もともとホームレスだったこの男、自称「スズキタゴサク」は
自分の霊感ですぐに爆弾が爆発すると予言する。これが実現すると警察は大きな衝撃を受ける。
彼と本庁からやって来た尋問の専門刑事との息詰まるやり取り。スズキは多弁な中でヒント、いや
クイズを出しながら警察を翻弄する。やがて東京は大惨事に襲われることになる。もちろん、この
スズキが発するクイズのようなヒントを解くというミステリー的要素はあるが、やはりこの警察側とスズキとの
尋問のやり取りはまさに「呉勝浩ワールド」全開だ。名もない人間は果たして世間で生きる価値が
あると思われるのか、マスというひとくくりの人間の集まりの中で、人命の優先順位はありうるのか。
やがてこれらの大量殺戮事件は、ある有能な老刑事の自殺に関連することが分かってくる。
その後の展開の速さとダイナミックさ。些か、この作者独特の「しゃべりすぎ」が気になるが、
面白くて一気読み必至の作品である。
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No.108:
(5pt)

あなたは起爆スイッチを押しますか?

爆弾は爆薬が詰まった容器です。けれど、爆弾は別の意味でも例えることができます。
腰の蓄積ダメージだったり、どんどん溜まっていく不満だったり。
それを爆発させるのは自分自身なんです。これは誰もが抱えています。
自分は犯人を否定はできませんでした。理解もできました。けれど、許せませんでした。でも、心の底から悪とは呼べませんでした。爆弾は誰もが抱えています。その起爆スイッチを持ってるのは自分なんです。それを思い知らされるお話でした。けれど、生きようと思える希望に溢れたお話でもあるんです。鬱屈としながらも、花火のような爽快感があるんです。
きっと爆弾を爆発させる時、自分はこう感じるんだろうな、と思いました。
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No.107:
(4pt)

一気に読みたくなる

面白かった。
展開も切り替わりがあり、読み応えがあった
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No.106:
(5pt)

会話の面白さです

声に出して読むことで納得性が高まると思います
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4065363705
No.105:
(5pt)

「このミス」一位を読んで損はない!おススメします。

後半ハラハラしながら、この話はどこに着地するのか?と思いながら読む手を止められませんでした。ラストまで緊張感を維持させた作者の力量は大したものです。似た読後感を味わったのはジェフリー・ディーバーの「リンカーン・ライム」シリーズ。その出来の良い作品に当たった時のようでした。日本のミステリとしては稀有な経験でした。
あらすじは他の方に任せて、主人公の爆弾魔スズキタゴサクの人物造形が出色で、その思考回路や語ることの気色悪さにゾクゾクします。その異常な、でもひょっとしたらいるかもしれないと思える人物の語ることは、取調室の刑事たちも翻弄させます。その取り調べを通じて刑事たちの持つ「囚われている」心情も吐露されます。作者は本作を通じてすべての人の中にある「囚われていること」を書きたかったのかもしれません。
ともあれ、2023年の「このミス」一位。逃しましたが直木賞候補作になったのも頷ける一作でした。
残念なところを一言だけ。取調室で刑事たちが入れ替わりながら爆弾魔スズキタゴサクと対峙しますが、入れ替わりすぎでしょう。その分ちょっと散漫になりました。
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4065363705
No.104:
(5pt)

これは面白い!

最初から最後まで飽きません
一気に読みました
久々に面白い作品に出会えました
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4065363705

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