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真・慶安太平記



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【この小説が収録されている参考書籍】
真・慶安太平記
真・慶安太平記 (講談社文庫)

真・慶安太平記の評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

期待したほどでなかった。最初(前半)と最後のアイデアだけで突っ走っちゃった。両方をつなぐ部分が弱い。

最初の三分の一まではなかなか面白く、傑作の予感がした。家光、忠長、信綱、春日局、正之らの権謀術数のエピソードが展開し、欲望と意地とプライド、天下を治めることのプレッシャーなどなど、緊迫した展開だった。ところが、中盤辺りから中だるみで、失速。例の祖心尼(おなあ)が出てくるあたりからの家光の心理の変化がよくわからない。子供を作るに至った心理、正之への思い。忠長亡き後も最後まで困った奴なのだが、その理由も不明。正之の試練や思いも前半はわかるが、後半にいきなり厚遇される展開も状況がわからん。信綱も、読む限りでは頭がいいとは思えんし、幕閣の失政が多数の牢人を招いたという正雪の怒りもおかしいよね。悪いのは家光だろうが。うーん。最初と最後のアイデアだけで突っ走った小説か。最初と最後をつなぐ部分にアイデアがなかった。。。。
真・慶安太平記Amazon書評・レビュー:真・慶安太平記より
4065249988

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