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戦争獣戦争
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戦争獣戦争の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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SF的アイデアの種がバラ撒かれてるのだが、そこから物語として発展するものはあまりない。 だからさわりを読むとバカでかい風呂敷が広がってどう折り畳まれているのかと凄く面白そうなのだが、 物語として読みどころがあるかというとそうでもない。 話の断片を纏めて一つにしているが、細部はぼんやりとしている。 そこら辺の独特の世界観をどう読むかが好みの分かれ目か。 「ミステリ・オペラ」は量子の雲ほどにぼんやりとしたものを理路整然と強烈に纏め上げたのが面白かったが、そもそもSFとミステリで基本的なスタンスが違ったのかもしれない。 | ||||
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あまり読まない作家だが、以前から気になってたタイトルなので、文庫化を機に読んでみた。 ・・・う~ん、あらすじだと凄く面白そうだが。 実際、戦争獣の設定は凄く良いが・・・ 物語があさっての方向に向かうと言うか、 肝心なところを描かずに時代も場所もスッ飛ばしますねー。 ぼかしたまま焦点が定まらない感じ。 まぁラストまで読めただけマシですけど、読む前の期待感はまるで超えちゃいないし、物凄く面白かったわけでもなく。 ・・・読み終わってみれば、凡作の扱いです。 | ||||
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惹句や内容紹介から迸る「おおお、これ渾身の傑作だ絶対」という 事前のワクワクに引っ張られすぎたのでしょうか。 正直、肩透かし。 実は『ここから先は何もない』『カムパネルラ』も同様の感慨でした。 (『バットランド』はやっぱ凄い、先生を読み続けててよかった、と思いました) 弥勒戦争2を目指しておられるうち、今作と化したのだろうとも推察します。 が、なんだろうこの「で、なにを私は読んでるんでしたっけ」な感覚。 相変わらず、めくるめく奔放なアイデアを惜しみなく投入いただいてるはずなのに、 気宇壮大なそのスケールに、先生ご自身が納得するためのロジックを模索する、 そのドキュメンタリーをひたすら読まされてるような気もしてくる。 そしてその思考実験の痕跡が、とてもスリリングでもあることも事実。 ですが、未だ決定稿に到達しない、それこそ第3稿っぽい手触りがあります。 あるいはやがて紡がれる弥勒戦争3へのインタルードなのかも。 | ||||
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