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ブラックサマーの殺人
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ブラックサマーの殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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初っ端から主人公がピンチに陥り、最後までスリリングな展開が続く。途中で読むのを中断するのは大変難しい。登場人物たちも個性的で、ミステリーとして非常面白く読めることは間違いありません。 (以下、ちょっとだけネタバレ) しかし・・・この事件の謎の鍵を握る人物(医師)がいるのだけれど、理屈の上で可能だとしても一人でこれが実行出来る人は日本ではいないと思います。(イギリスでもそうはいないでしょう。)またそもそも、その人がどうしてここまで協力したのか、僕には合点が行きませんでした。 ということで、星は(厳しめの)3個。 | ||||
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前半はちょっと退屈かも?という感じでなかなか読み進めれませんでしたが、後半はさすがでした。 | ||||
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謎は興味深く展開そのものはスピーディーですが、他のレビュアーの方が指摘されているように、死体のない殺人の疑いでセレブが重罪で投獄されているという前提に無理感があります。更に、その後の不測の事態が重なる偶然や読んでもよくわからない専門分野からの仕掛けとなると、すっきり感がありません。極めつけは事件の結びで、いきなり関係のない方向に大きく飛躍してます。謎を最後に1つにまとめたものの決定打がなく、こういう禁じ手に近い手法でしか事件を解決できなかったのだろうかと全体構成に疑問を持ちます。1作目が良かっただけに残念です。 | ||||
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著者の前作『ストーンサークルの殺人』には及ばない、かなり及ばない・・東野さやかさんの訳はいつもほとんどひっかっかることがないのに今回は2,3か所ほど意味を取るため何度も読み直しました・・あと「バーバーの上着」とあるのは、日本では「バブアー」ではないでしょうか・・次に期待しましょう。 | ||||
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一作目が気に入ったので早速二作目『ブラックサマーの殺人』を入手して読むことにした。 作者のM・W・クレイヴンは、一作目の『ストーンサークルの殺人』でゴールド・ダガー賞を受賞したから二作目を相当気負って書き上げたようだ。 読み始めて早々と娘のエリザベス殺しでカリスマシェフのキートンが犯人としてワシントン・ポーに逮捕され有罪となったことに無理があるように感じてしまった。 殺人現場に確たる物的証拠もなく、殺された娘のエリザベスの死体も発見されていない。 このような状況で送検され、裁判で有罪となることが有能な弁護士を雇っているキートンの身におこるだろうか。 ストーリー自体もDNAの問題も天才的な分析官のブラッドショーなら前例(シューネーベルガーという男がDNA検査をごまかした手法)をすぐ見つけるはずだと考えるとページを繰る手が鈍ってきた。 監察医のジェクマンの登場も不自然な感を否めない。 この状況でキートンを有罪にできないのでエンティティBという多国籍犯罪組織を使って脅し、(これも作為されたものであった)キートンを追い詰めるところとエリザベスの殺人犯として有罪にしたことと比べると整合性を欠く。 プロットを構成して細部をパズルのように埋めていったストーリー構成の齟齬が次々に露呈して、一作目の『ストーンサークルの殺人』とは比べようもない凡作だろう。 マイクル・コナリーのハリー・ボッシュ・シリーズのイギリス版などと評価するのは、まだまだ程遠いと思いながら期待はずれの本作を読み終えた。 著者の気負いと努力にたいして大甘の星3ヶ進呈しておきました。 | ||||
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