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楽園のアダム



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【この小説が収録されている参考書籍】
楽園のアダム
楽園のアダム (講談社文庫)

楽園のアダムの評価: 2.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

ミステリーの枠を超える傑作

ミステリーとしてだけではなく、SFとしても、恋愛小説としても、傑作だと思います。
元々綺麗な文章を書く著者なのですが、この作品では特に透明感が増しています。
同じ著者の「あしたの官僚」と真逆の雰囲気になっています。
別人かと思うくらい作品ごとに雰囲気を変えて来る作家さんですね。凄いと思います。

さて、今作ですが、サンゴ礁の島の情景描写が詩的でとても綺麗で癒されますし、
アスムとセーファの関係も無垢で愛おしくて心に沁みます。
二人が結ばれるシーンは、ラストまで読み終えてから、もう一度読んで欲しい。
真実に触れてから読むと(一読目でも感動しますが)さらにものすごい感動があります。
「なるほど」と思わず膝を打ちますよ。
それだけに、この世界の全貌が明らかにされた時、ショックを受けます。
ラストは壮大な世界の広がりと、何かの始まりを感じさせます。
設定が凝っていて、SF好きにはたまらない世界観です。
ネタバレになるので言及できませんが、綺麗な恋愛がとにかくお勧めです。
ぜひ、読んで欲しい。
楽園のアダムAmazon書評・レビュー:楽園のアダムより
4065249619

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