死者の雨: モヘンジョダロの墓標
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住所不定・異能の数学者である一石豊を主役に据えたミステリの第二弾。本書の巻末に参考文献が列挙されているのだが、これが完全にネタばらしになってしまっているのが、苦笑を禁じ得ない。要は、インダス文明・モヘンジョダロを扱っていると見せて、最後はアトランティスの謎解きなのである。かれこれ20年ほど前、評者は『天からの洪水―アトランティス伝説の解読』という書を読んで、そこで展開されるアトランティス=トロイ説に結構納得させられた覚えがある。もっとも、本作のなかでは、トロイも数多のトンデモ説の一つに過ぎないらしいのだが…。 率直に云って、本作のミステリとしての出来がよろしいとは決して思わない。冒頭に提示される同時多発的殺人事件(?)の謎は魅力的ながら、その手段・犯人像となると、必然性に欠けるしちょっと無理があるんじゃない? という代物。それでも星5つにしたのは、主役である一石豊の語る「アトランティス滅亡の秘密」があまりに奇想天外で、あっぱれなアイデアだからである。 しかし、一度見たり読んだりしたことは永久に忘れない、完全記憶の持ち主という設定は便利だな。どんなに博覧強記でも、その理由をいちいち説明する必要がないからね。 | ||||
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