幻屍症 インビジブル
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
幻屍症 インビジブルの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
絶海の孤島に建つ子寺院。閉鎖的空間で起こる恐るべき連続怪死事件に特殊能力「幻視症」を持つ少年が挑む。 | ||||
| ||||
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
●嗜虐的な教師たち、不思議な噂「四忌」、特殊能力を持った少年、絶海の孤島・・・と刺激的な舞 台が揃っている。主人公の少年に合わせた視点で描かれており、サクサク読めるがホラー度もそのレ ベルに留まっている(タイトル「幻屍症」から抱くイメージとは若干乖離している)。 途中でこの島の秘密が見えたように感じた。ノーベル文学賞受賞作家の小説と一緒じゃないかと。 一ひねり二ひねりやどんでん返しはあったものの、種明かしは少々論理の飛躍しすぎ急ぎすぎだった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「不死症」に続いて気になる点をまとめてみた。 ■「君の年代は腕白だから仕方ないわね。今十五だっけ?」 「そうです」 ✱15って腕白って言うの? 腕白ってせいぜい小学生までしゃないの? ■ミツルの質問 「全体が歪む?」は違和感ありすぎ。「どう歪むの?」なら分かるけどまるで最初から部分的に歪むと知っているような聞き方。 作者は知ってるからミツルにそんな聞き方をさせてしまってるんだと思うけど。 ■この作者の小説はつまらないけど何がつまらないかというと登場人物たちの会話がとにかくくだらなくてつまらない。 致命的につまらない。 何か矛盾点があればすぐさま片方が説明。そんな物分りのいい人間なんてそうそういない。 会話はどこまでも中二病的で幼稚。 ■灯台に鍵もかけてないのか?あれだけ厳しく生徒を管理してるわりに鍵の管理はしてないわけ? ユタカとミツルに長々と無駄な会話をさせるなら鍵でもかかっててそれをどう開けるか、ていう展開で話を書いたほうが小説として全然面白いと思うのに。 シンプルに会話させずにどうでもいい無駄話が多すぎてそれでページ数を稼いでるだけだと思う。 ■不死症でもどなたかがレビューで書いていたけどこの作者は読者の読解力を舐めてる。黒い箱の残像の話なんてパパーと済ませてよ。何を得々と同じ説明してんの?これみよがしに。 そんな子供騙しもう分かったからユタカにサッと説明して次行って欲しい。 ■“二人乗りの自動車。丸い車体に荷台があり、車の前面には大きなバンパーが取り付けられている。タイヤは前にひとつ後ろに二つの計三つ、したがって「三輪ジープ」“ ✱三輪ジープの説明なんているか? 例え知らない物が出てきたとしても読者は気になれば調べるんだよ! ホントこの作者、読者のこと馬鹿にしすぎ。 三輪ジープを説明する呆れた作家が存在するだろうか。 ■ミツル「キミはそもそも運転できるのか?」 カツヤ「ああ。右のペダルを踏めばスピードが出る、左のペダルで止まる。後はハンドルを回せば曲がる。それだけわかりゃ、たぶん大丈夫だ」 ✱バカなの? ■「あいつが動いたら、オレたちはその反対方向に動く。そうすればいつも、オレたちはあいつの死角に入るからな。後は、タイミングを見計らって雑木林に逃げる」 ✱なに大発見のようにユタカに説明してるの? ただ灯台を軸にカガヤマの死角に入りながら二人が逃げたとこを描写するだけでいいんじゃないの? 何でそんな説明がいるわけ? 馬鹿にしてんの? 「二人は灯台に素早く身を寄せるとカガヤマの死角に入り込むように移動して雑木林に逃げ込んだ」 とかでいいんじゃない? それで伝わるでしょ。 こういうとこなんだけど、、この作者、、 ■十秒ほどしてからユタカは、独り言のように言った ✱十秒ている? ■その瞬間、閃光がすぐ目の前を、素早く横切る。 と同時に、低く唸るようなエンジン音と、なんとも言えない排気ガスの臭いーーー。 「……バイクか」 ✱バイクの説明いらないし。 その瞬間、閃光がすぐ目の前を、素早く横切る。 「……バイクか」 でいいんじゃないのーー シンプルに。 バイクを出すのに何故ここまで勿体ぶるのか。 何度も言うけどただ単に「……バイクか」でいいでしょ。 ■(大河を作るほどの土砂降りの中で)時折、ピカッとカメラのフラッシュを焚いたような激しい閃光が走る。 雷だ。 ✱でしょうね。 ■そもそもがこの作者が乱用してる「すなわち」「つまり」「したがって」等は説明が二重になるので全くもって必要ない ■ユタカは、抗う気にはなれず、従容と頷いた。 ✱笑。従容と??こんな使い方してる人今まで見たことない。頭悪く見えるから使わない方がいい。ちょこちょこ色んなのが出てくるけど。 ■そして、再び十秒後ーーーイサゴ先生が、静かに口を開いた。 ✱十秒に何かこだわりでもあるの? ■それこそ、足の速い奴になぜ足が速いのか訊くように、頭のいい奴になぜ頭がいいのか訊くように、ユタカの幻視症も、お前のその能力は何だと問うたところで「初めからそういうものなのだ」としか答えられないものなのだ。 ✱いや、他の人のは努力したからでしょう。 “問うた”も凄く気になる。 “聞いた”でいいと思う。 ■この作者の話の流れって、絶対に何かしてる時に「誰か」が来るよね。 で、誰だ!?みたいなそんな展開ばかり。 登場人物なんて数人しかいないのに。 「……っ!」とか「……!」みたいなリアクションで溢れてるけど大抵ミツルかカガヤマだよね。簡単に予測できることだらけなのに勿体ぶって「一体誰だ…!?」みたいなのホントうける。 他の話の進め方が出来ないのか。 不死症でもいつもこのパターンだった。 “喉から飛び出しそうなほど激しく鼓動する心臓を服の上から押さえながら、ユタカは思った” “今、誰かいた” ✱見てるこちら側は何の緊張感もないんだけど。ページを捲るのにドキドキもワクワクも興奮もしない。 また誰か来たの?て思うだけ。 “園生か?それとも教師か?”とか読んでると笑えてくる。 で、結局 “そして、そこから外の様子を覗き込む。するとーーー。「……っ!」驚きに声が出そうになり、思わず口を手で塞ぐ。あれはーーーあれは!あの背の高い人影、ぬうと立ち揺れながら歩く不気味なシルエット。ユタカがそいつを知らないはずがない。そう、間違いない。あいつはーーー。ーーーーカガヤマだ” ✱でしょうね。だから何? いつもミツルかカガヤマでしょうに。 こんだけ勿体ぶって現れたのはカガヤマ。だからホント何?としか言葉が出てこない。 ■笑いながら、ベッドの傍の木椅子に座る。 ✱木椅子?初めて聞いた。 別にベッドの傍の椅子に座る、でいいんじゃない? 何かこの作者は細かいぶ部分にまで無意味に予防線を張る癖があるよう。 時代が戦後の昭和だから意識してるのか知らないけど椅子の種類なんて何でもいいでしょ。 ■ユタカもミツルも喋り方が全く同じでなんだかな、て感じ。どちらかに特徴でも付ければいいのに。 とにかくれだけかっこよくキザに喋らせるかだけに気を取られてる感じ。 ■「いいかユタカ!もう少し先でオレは跳ぶ!そしたら同じように跳べ!」 ✱あらかじめ下調べしてユタカにフェンスの歪みを調べさせてたので、もしかしたらその歪みが別次元にでも繋がっててそこに飛び込むとでも言うのか?と懸念していたらただ単に古典的な落とし穴で草。 ■「ああ……『平成四十年』って書いてある。『平成』って何だ?聞いたことない単語だぞ、なんと読むんだ?へいせいか、それともひらなりか?」 ✱何かもう苦しすぎる。楽にしてやりたい。 帯に書いてある煽り文句「地獄の孤島で生き残れ」 さぞかし孤島で怒涛のサバイバルが繰り広げられるのかと思いきや二人の目立たない冴えない園生がコソコソと校舎の周りを探索するだけの話だった。 唯一のピンチは建物内を嗅ぎ回ってる時に突然現れる教師たちの存在、、、。 中身は「不死症」と同じくスカスカだった。 孤児たちが管理され15歳になると「出荷」 される。「約束のネバーランド」でも読んで「これいいな」とでも思ったんでしょうね。 帯に釣られて「不死症」とセットで買ってしまったから両方とも読んだけど、まぁこんな作家も存在できるんだな、と思って新たな発見にはなった。 てかタイトルも意味の分からん「幻屍症」なんかにしなくても「歯車」にでもすれば良かったのに。 「幻屍症」じゃなにも残らない。 「歯車」ならまぁユタカたちは労働の歯車の一部だったんだ、て無理矢理思うこともできたというもの。 ついでに自分は「クソ漫画」の愛好家で作者は大真面目でもギャグ漫画に見えてしまう漫画が大好きなんだけど、そういった意味ではこの作者は大当たりだった。 もはやファンなのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大きな仕掛けが施されたミステリである。結末に至って驚愕させられる。なかなかの意外性。 タイトルからは、著者お得意のグロテスクなパニックものを想像させるが、むしろ真っ当なミステリに近い。 本格ミステリ好きなら、期待して読んで裏切られないと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あらすじのような内容とは言えず 島に語り継がれる四つのミステリー、 島自体に隠された秘密、集められた子供、 主人公の謎の能力ー が、噛み合わない作品 主人公ユタカの能力はほぼ途中まで意味がない上に、 島や能力の謎を解くのも行動を起こすのも唐突に現れて唐突に親友になるミツルという少年。 最後は…ご都合主義みたいな終わり方。 なんのためにユタカは主人やってるの?問いたくなる作品でした 主人公の力と島の謎は大体予報した通りだったり、 大人が読むには物足りないかも ファン以外だとよみすすめるのも大変かもしれないです | ||||
| ||||
|
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|