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自由研究には向かない殺人
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自由研究には向かない殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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評判が良かったので読んでみたが、内容的に新しさは感じられなかった。総じて凡庸なイメージ。殺人事件を扱っている割に、主人公ピップの行動的で明るいキャラクターが救いか。 | ||||
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別のレビューにもあるけど、女子高生がヤクの売人の家に乗り込んで脅す、なんて普通できます? それを自信満々にやっちゃってるし、他にもある家屋に不法侵入までするしで・・ こんなズレた非現実的(ファンタジー)なことを平気で書いちゃってる小説です。 最近のミステリは話にファンタジーを盛り込む作品が多くて、少しゲンナリ気味です・・ | ||||
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主人公の危機管理意識の低さに疑問が残る。 麻薬の売人の家に、単身ではないとはいえ、なんの心得もないひょろ長男子と丸腰で乗り込むのは危険すぎる。仲間がいたり、銃器を持ち出されたらどうするつもりだったのか?物語で描写されている主人公の人物像的にそのくらいの想定はできたはず。また、未詳の人物から脅迫を受け、恐怖に蒼白する描写もあるのに、日が落ちる時間に一人でのこのこ犬の散歩に出かけるのも変。ラストで事件の真犯人に出されたお茶に口をつけるのも平和ボケが過ぎる。 まぁ、賢くて勘もいいけど、どこか抜けてる女子校生とすれば、納得も、、いやできない。 あと、読後感を汚す最も大きな点がひとつ。 ひき逃げ被害者の男性は放置でよかったのか。 被害者はなんの落ち度もなく、突然に健常の人生を奪われ、酷いハンデを抱えて生きていくことを余儀なくされた。きっと捕まらなかったひき逃げ犯にやり場のない怒りと憎しみを抱えながら、想像もできないほどの辛い人生を送っているはずだ。この主人公は、そのアンフェアを放置できる人物像ではないと思う。ベルを逃がそうとしたのはわかる。彼女はサルの次くらいに同情に値する人物だし、やったことはまぁ死体遺棄くらいだし。。。姉はアレだし。。逃がしてもまぁ心象的にはフェアかなと思う。 でもひき逃げ放置はダメでしょう。 なんらかの回収はあるだろうと思ってましたが、そのまま物語は終わってしまう。すっごくモヤモヤしました。 結局、公正に徹することはできず、親しい人への偏愛に走るあたりはリアルとも言えるかな。 | ||||
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いわれてるほどは面白くないかな、たまに欧米の小説読んでみようと読んだけどほんと欧米のドラマにありがちな感じ、WOWOWでよくやってる様な、長い割にはもう一つ、日本の小説のほうが面白いかな。最後の方は二転三転で面白くないことはないけど77点位 | ||||
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シリーズ小説の第一作目で読めば面白いのですが、最近のディジタル機器やディジタルライフに慣れていない老人には戸惑う場面が良く出てきます。主人公は飛びきり頭の良い女子高校生で、怖いめに会いながらもパソコンやSNSを駆使して犯罪に立ち向かうと言う小説で、若者向きと言えます。 | ||||
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アメリカの文化だから理解するのに時間がかかったが、慣れてしまえば普通のミステリーとして読めた。やっぱりミステリーは最後まで読まないとドキドキしなな。ありきたりな展開からまさかの境地。読みごたえはあった。他の人にも推薦したい書籍です。 | ||||
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自由研究と書いてあるけれど、これは国家資格。グレードがAからEまであって、Aレベルに移行すると自身の興味対象の研究として大学に出願する際に役立つ。 こういうところは本当に日本にまねしてほしいなって思う。夏休みの宿題なんかテンプレ大集合でいけちゃうからね。まぁ殺人事件を題材にするかどうかは別として。 このミスに入るほどかなぁとは少し思ったけれど、小説の中で研究を行っているんだなっていう体験を一緒にできる工夫として、メモとかWhat’sAPPのスクショとかが載っていて、主人公視点で研究を行える。後書きによると翻訳できないものもあったみたいで、これはFacebookを見るとわかる。 そうそう、後書きで思い出したけれど、後書きの前半はほぼ小説前半の纏めで後書きから読む人は少ないと思うけれど、正直げんなりするのでやめた方がいいです。 こういう仕掛けが出来るならQRコードとか載せて書くのもありかなぁって思いました。500ページあるから、文庫本なのにハードカバー並みの値段だけれどそれほど気になりませんでした。けれど、この本の中でティーンエイジャーと何回も出ている通り、世代ターゲットが想像できる本なので、その価格帯にしてあげた方が粋なのに想像力がない翻訳会社だなとは思いました。 | ||||
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ミステリー仲間に紹介、よろこばれた。 | ||||
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タイトル通り過ぎる。ガチの殺人事件を自由研究の題材にしてしまうハイパー少女が、知性と正義感と破滅的とも言える圧倒的行動力をもってぼろぼろになりながら真実へと迫るミステリー。 英雄モノの児童文学なんだけど、ちゃんと「私もこうなりたい!」とは、すんでのところで思いにくいようになっている。思ってはいけない。この行動は危険すぎる。 ミステリー読み慣れない人間なので、犯人予想は早々に放棄して、お話として読んでました。 全体として言えることは、人の内面に入りすぎると必ず非倫理的な側面が立ち現れるということ。とにかくこれでもかと人の暗部を見てしまう。その許容できるものと許容できないものをないまぜにして、どうにか自身の行動に反映させていくのが大人になるということなのかもしれない。 そういう意味では、大人と子供の間にいる主人公が、強烈に大人側の有様を認識するお話でもある。 掘り下げるほど知ることの辛さがつきまとうが、掘り下げないと真実の緒はつかめない。その葛藤。そしてそれは事件が解決したあとも残ってくすぶりつづけている。そのへんがこのお話が高く評価されてる理由かなーと思った。 あと、主人公の「ピッパ・フィッツ・アモービ」っていう名前に最初は馴染めないんだけど最後の方ではめちゃくちゃかっこよく感じるし、何度も言いたくなる。ピッパ・フィッツ・アモービ。ピップ。お疲れさま。よく頑張ったな。 | ||||
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面白いが、最後の三分の一くらいは冗長に感じた。次回作が翻訳されるみたいだが、時間があれば読むかも。 | ||||
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捜査が進むにつれ、スモールコミュニティの抱える闇が浮き彫りになっていくミステリーは目新しくはない。 本作もその類のミステリーなのだが、従来のスモールコミュニティを描いたミステリーとは一線を画す。 というのも、偏見や噂に惑わされることなく真実を追求する揺るぎない正義感を持った主人公・ピップのキャラクターが、スモールコミュニティを描くミステリーにありがちな陰鬱さを吹き飛ばしてくれるため、扱っているテーマとは裏腹に読後感はどこか爽快感すら感じることができるのだ。 また、ピップが調査で手に入れた証拠を文字だけではなく地図やイラストなどを用いている点も魅力の一つ。 SNSのトーク画面や手書きメモなどをそのまま画像として載せることにより、臨場感はもちろんのこと、ピップと同じ目線に立って事件を追うことができる。 それらのマルチメディアに隠された真相に気付くことで、ピップの追体験ができるようになっているのだ。 それらの他にも、容疑者同士の知られざる関係性やピップが大切に思っている人々の知られざる一面などが明らかになる展開により、読者は物語がどこに終着するのか予想できない。 個人的には余りにも容疑者を増やしてしまったが故に、誰もかれもが怪しく見えすぎて真犯人が明らかになった際の驚きが薄れてしまったのが少し残念だった。 しかしそれでも本作のリーダビリティと魅力的なキャラクターは一読の価値有りと言える。 暗澹たるミステリーではなく、読後感に心地良さを求めたい方には是非ともオススメ。 | ||||
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