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忌名の如き贄るもの



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【この小説が収録されている参考書籍】
忌名の如き贄るもの
忌名の如き贄るもの (講談社文庫)

忌名の如き贄るものの評価: 4.33/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
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No.1:
(5pt)

阿武隈川と祖父江の登場シーンが少ない(ほぼ無い)だけで、これほど読みやすいとは。

導入部の読みにくさと後味の悪さはいつも通り。ただ、本作は、推理過程における文献(真偽不明)の引用度、主要トリックの類似性から、「グリーン家殺人事件」を思い浮かべ、さらに、いつものように現実と異界の境界を曖昧にするのではなく、はっきりホラー寄りに傾いていることから、もはや、ミステリーとして書くことを半ば放棄しているのではないかと、懸念される、そのような作品になっている。
自分としては、「刀城言耶」シリーズが、いずれはホラーテイストを放棄して、純粋本格ミステリーへと変貌することを期待していただけに、かなり残念。
とはいえ、毎回、質の高い作品を書いてくれている本シリーズだけに、過去の名作に及ばずとも、本作もそれなりに満足できたし、次回作も楽しみに待ちたい、が、くれぐれも、次回作以降、”刀城言耶怪奇幻想小説シリーズ”へと変貌しないことを願いたい。
忌名の如き贄るものAmazon書評・レビュー:忌名の如き贄るものより
4065243122

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