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兇人邸の殺人
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兇人邸の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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物語としては面白いんですが、ミステリーとしてもパニックホラーとしても中途半端だなぁという印象です。 単純にミステリーとして見ると、そもそも館の間取りが複雑で頭に入ってこず、そもそもこのトリックは推理できるのか?と読み終えて考えました(少なくとも読書中、私は全く考えつきませんでした) パニックホラーとして読んでも、脅威の表現や登場人物たちの焦燥などもあまり感じ取れませんでした。 1作目はミステリにゾンビという異物をうまく溶け込ませて、黒幕の機関の存在を強く印象に残し、2作目も予知という特殊能力を犯人の動機に絡めつつ、さらに機関の深掘りに成功していたと思うだけに、今作は何もかもが中途半端に思えました。 このシリーズの探偵と助手の関係は好きなので続編が出たら購入したいですが、機関との関係がどこかで落ち着いたら、特殊能力が出てこない純粋ミステリーを読んでみたいなぁと思います。 | ||||
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内容はまあまあ。この作者のいつも通りという感じ。 しかしいつも思うことだが、圏点が多すぎる。 文章に自信がないのか、強調するための圏点あるいは傍点が多すぎてかえって読みにくくなっている。 わざわざ強調する必要があるのか、あったとしてもそこまで多く付ける必要があるのか疑問。 文章に自信がなくて、ここ、大事なところですよ!とずっと主張しているかのよう。 残念すぎる。 | ||||
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パニック小説に、ミステリ要素を強引にねじ込んだ、といった印象。 結局殺人は起きたけど、いま解決する必要がないだけに、事件を推理する意義がないのだ。 パニックとミステリ、ふたつの要素が、この物語ではあまりうまく混ざっていないように感じられた。 巨人は怖い。でもそれは最初に会ったときだけで、昼間は安全。夜も安全地帯があるのでとくに心配はない。まさしく出オチだ。 実際、その後、巨人には目立った活躍はない。描写すらないのだから。だから本当にあれは巨人だったのか、極端な話、肩車した男たちの変装だったのではないかと疑いたくなる。 もちろん巨人が人を襲う描写からその可能性はないのはわかっている。 しかし、あまりに最初の登場以降、なんの活躍も活動も目立った動きもない巨人を見ると、そんな疑いすら抱かせてくるのだ。 じゃあ巨人が活躍しないぶん、本文でなにが語られるかというと、その間に起きたべつの殺人犯の推理だ。 しかし、最初にも書いたとおり、この状況で推理を働かせる意味がないのだ。 登場人物たちに殺されるだけの動機があればいいのだが、とくに主人公が殺されるような危険性は皆無に等しい。これでは殺人犯を見つける必要すらなくなる。 出オチの巨人に、意味のないミステリ。 すごく中途半端な物語だと思った。 | ||||
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した感じがしますね 設定とか悪くないんですけど、なんで傭兵なのか疑問 ファンタジィ要素の入ったミステリなんで、 何でもありなのか分かりませんが かなり急いで書いたのかなと思いました 硝子の塔の殺人が同時期に出たので、 それも関係あるのかな (あちらはあちらで、微妙な部分もあるのですけど) 今回の事件では探偵役が軟禁状態でほぼ出てこないですし、 代理の彼は頑張ってはいますけど 鉄格子が外れそうなぐらいもろい施設で、 しかもいろいろ工具があるようなのに、脱出できないとは 無理がありませんか 傭兵までいるのに テーマパークの中の施設で、孤島に作られたとかじゃないので、 余計になんだかなぁでした 最後に出てきた警察の特殊部隊?も装備が軽すぎるし 素人考えでもそんな銃じゃ倒せないのではと気になりました 次作に期待したいと思います | ||||
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今回は、前回と比べても非常に難解なトリックで、 気付くことはできないレベルである。 最後は、少し綺麗にまとまった感じがするが、 作者にとって都合が良い展開にも思えた。 | ||||
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重元って誰? | ||||
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ネタバレあります。 さて、このシリーズの1作目、「屍人館の殺人」のキモであるウィルスについては同じような設定の作品が山のようにあるので、特に問題ないでしょう。2作目も同様。しかし、今作はよろしくないでしょう。これはバイオハザードの丸パクりと言われても仕方ないのでは。 まず、凶人邸の間取り。バイオハザード1作目の屋敷を彷彿とさせますね。そして殺人を繰り返す巨人を生み出したウィルスと巨人の関係は、まんまT-ウィルスとタイラントです。 また、物語の作りもそれほど良くない。例えば、巨人の正体についてミスリードしようとしているのは分かるけど、かなり早い段階で「これはミスリードだな。この人物は巨人ではないな」と分かってしまう。巨人の正体については可能性を絞りきれなかったけど、それでも想定の範囲内だった。あと、巨人の正体とか巨人が使う凶器とかから、夢枕獏の「蒼獣鬼」を連想したのは私だけだろうか。 とにかく、楽しく読ませる作品であることは確かだけれども、肝心な設定がパクリなのが大減点。 それからこのシリーズ、斑目機関なる組織の遺産と主人公達の関わりを中心に書くつもりのようですが、それに固執すると早々にネタ切れになるのではないでしょうか。大体、「斑目機関」なんてたいそうな名前を付けているけど、地方の金持ちが作った組織でしょう。その割には多岐にわたる分野で大規模な施設を作って研究している感じ。実は裏で国家が介入していたというなら話は別だが、そういう話には持って行かないんだろうなあ。 | ||||
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特殊な設定の安楽探偵もの。真相解決や脱出するための思い切った判斷の根拠とかおもしろいと思いつつ、比留子さんトイレどうしてたんだろう?とか気になってしまいました。食事は窓から差し入れできたとしても。。 | ||||
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設定がよくて一瞬かなり引き込まれるが、伏線が少なくて、結末が残念です。ただ、凡百のミステリーよりは、やはり、面白くて 最後まで読みきれました。やはり探偵のキャラクターは魅力的で、逃げたいのに逃げられない状況設定は秀逸です。かえすがえすも伏線が少ないので残念です。 | ||||
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屍人荘の殺人からしっかり3冊読んでますが(一読ずつですが)、それでも「なにそれ?」とか「だれ?」っていうのが多々あるのが嫌です。この本だけを手に取った人はわからない事が多々ありますのでご注意を。 例えるなら、コナンの漫画を30巻とかから読んだような感じで設定や人物などがまるでわからない状態での、ひとつの殺人事件。。みたいな感じです。一読だと忘れたりする人も多いと思うからある程度は軽く説明書きもほしいです。 この本単独の感想としては、見取り図や登場人物がわけわからない!!!と言う点がもったいないと思いました。 家の図面もトリックに必要ないような部分はもっと簡略化できたのでは?あと、跳ね橋や落とし格子などがどのようになるかの文書の説明書きだけでは何度みてもよくわからず。図解をしてほしかった。場所の呼び名も面倒な感じでもっとわかりやすいほうがよかった(数字番号とかAやBや東や西など) 最初のほうでバンバン死ぬ人たちは置いといても、登場人物についての描写ももっとしてほしかった。マリアとかアウルとかについてはどんな人たちなのか知りたかった。 トリックも作者しかわからんだろ!って感じで感激したりはなかった。 良かった点は、うまくミスリードさせられたところ。とくに巨人については。その点のみがスゴイ!!と思わされた。 見取り図や説明に読みづらさを感じ、一週間ほどかけて読みました。今後の成長に期待します! | ||||
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一作目の「屍人荘」は抜群に面白く、ミステリーとしては前代未聞の設定でした。 二作目の「魔眼の匣」も、それなりに面白かったです。 しかし、今回も今までと同様な設定(クローズドサークル)であり、さすがに興ざめです。班目機関の謎には、またもや迫りません。剣崎の活躍も少ないです。巨人以外が起こした殺人は、動機が薄く、どうでもよくなりました。ただし、読者をミスリードする作者の力量は今回も健在です。生き残りと巨人の正体には驚きました。 成島やボスが外部に応援(援軍)を要請しない理由が全く分かりません。いっそ、パニックホラー色を濃くして、最後は、巨人に大暴れさせてほしかったです。 | ||||
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シリーズ3作目となる本作。面白かったです。1日で読了です。 が、私は二人の掛け合いを楽しみながら本作を読んでいるところがありますので、今回は少なく思えそこは非常に残念です。 1作目の衝撃が大きかったのもあり、2作目、そして本作ともに面白くはあるのですが、あくまでも面白いミステリー。1作目を読んだ時の良くも悪くも衝撃をもう一度味わいたいです。 M機関は非常に扱いやすいと思いますので、次回作以降にまた期待しています。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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『屍人荘の殺人』が非常に面白く、『魔眼の匣の殺人』が更に面白かったため、かつてないほどハードルを上げて発売を心待ちにしていたのですが、今作はちょっと期待外れかな…。 ロジックの部分は相変わらず見事とはいえ、いくらなんでも凝りすぎていて、終始パズルを文章で読まされている感が拭えませんでした。 前2作はそれでも物語が良くて楽しめたのですが、今回は主人公2人以外に魅力的なキャラも特におらず、ストーリーの盛り上がりも今ひとつに感じました。 好きなシリーズなので続編確実なのは大歓迎。 次はパズル的部分の割合を減らして、もう少し物語を充実させてほしいと思います。 | ||||
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著者の作品に毎回登場する特殊設定(ゾンビ、超能力とか)は今回もあって面白かった。ただ陸の孤島を作るための論理がちょっと無理がある気がした。 | ||||
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