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兇人邸の殺人



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兇人邸の殺人

兇人邸の殺人の評価: 6.67/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

兇人邸の殺人の感想

明智を復活させた方がいい。


82QYAGNC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

兇人邸の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

兇人邸の殺人の感想

特殊な設定をきちんと活用した、斬新な本格ミステリを堪能できました。
あらすじにて予め提示されている通り、"異形の存在"による無慈悲な殺戮が発生する舞台での本格ミステリです。
読者の期待するシリーズの特性をちゃんと踏まえているのは好感。特殊な状況の面白さと、剣崎比留子と葉村譲の関係など期待する要素がちゃんと楽しめました。

ミステリとしてはとても面白かったのですが、難点としては内容の把握が困難でした。
1作目と反して人物が分り辛い。そして館が複雑な構造をしているので、誰が何処にいて今どんな状況なのかが分り辛い読書でした。登場人物一覧と館の見取り図を何度も見直しました。その為、没入感がとても薄れたのが残念でした。事件の状況やミステリ要素もかなり込み入っています。正直な気持ちとして、本書は推理したり登場人物と一緒に悩んだりドキドキしたりという感覚が生まれ辛く、監視カメラで話を傍観しているような読書感でした。何か複雑で大変な事をしているなという感覚で終わってしまった気分です。

誤解なく言うと、ちゃんと特殊な設定を用いたミステリとして素晴らしいです。ただ把握しながら読書できる人は多くはないだろうと感じた次第です。
映像で補完できる要素が多い為、もしかしたら映像化を狙った構成とも感じました。時期的に『ネメシスI』がドラマ化向けの描き方だったので、そのような文章になったのかもしれないかなと勝手に感じました。

ちょっと小言が多くなってしまいましたが、それだけ期待して楽しみなシリーズである事は変わらず。次回作も楽しみです。

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egut
T4OQ1KM0

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