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兇人邸の殺人
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兇人邸の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 1~20 1/3ページ
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1,2作共にヒットした新感覚ミステリー第3弾。 シリーズの質を落とさないハイレベルな仕上がりで、仕事終わりや休日に読み始めて序盤から引き込まれ、時間を忘れるほどワクワクしました。 作者である今村昌弘を作家として拾いあげた東京創元社には拍手を贈りたい。おかげで面白い本に出会えた。 良かった点は、シリーズ同様に中盤まではパニックホラーの色合いが強く、終盤に進む程、ミステリーの色が濃くなっていくギミック。トリックの緻密さは確実に向上していて、読み応えがある。 ・色んなところに読者をミスリードする仕掛けがしてあり、うまいこと終盤につながっている。 ・前の2作は犯人の動機や心理描写等がそれほどでも無かった印象だったが、今回はこれでもかという位犯人やメインキャラ達の心理描写に力が入っていて、特に犯人側の事情が心にグッと来た。これまでの作品で2作目はトリックの緻密さが向上、3作目では心理描写が向上と、作品が進む毎に作者のスキルアップが感じられる。 悪かった点 ・館の構造はもう少し簡略化できたんではないだろうか。最初に館の構造のイラストを見た時に少し引いて、ストーリーの先が気になる事もあり、構造等は理解が追いつかない状態で読み終えてしまった。2回めをこれから読むので、構造も理解しながら読み進めたい。 | ||||
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ヒルコさんが巨人がいる側に取り残されて安楽椅子探偵になってるあたりが面白かった。 間取りと事件は結構複雑で正直どこで何してるかあんまりよくわかってない。 最後もコイツなんだったけ?というミステリーが‥笑 | ||||
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シリーズ3作目もとても楽しく読めました。 ラストの切なさや映画みたいなスピード感、これを文章でこれだけ表現出来るのはとてもすごいことだと思います。これからも楽しみにしています。 しかし一つ気になる点があります。 それは、女性キャラは基本まともであったり理知的、行動的であったりするにも関わらず、男性キャラがアレな人ばかりだということ。クズ、横柄、情けない、自己の利益を求めるだけ、付きまとい、腹に一物抱えてるキャラなどなど。 女性キャラが何かをするにしても、元凶が結局男性というのが3作ほぼ通例と化してる気がします。剣崎嬢は物語上ホームズとワトソン的に仕方無いにしても容姿端麗、異様な推理力、その手のパイプが太い等、やり過ぎな感じが・・・。それで謙遜とかされたらさすがに少し鼻についてきます。 しかし4作目も楽しみにしています。 | ||||
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シリーズ通して読むと尚面白い! | ||||
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読み応え充分❗ 登場人物たちの魅力と物語の世界に、完全に惹き込まれました✨ 面白さと切なさと… | ||||
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小説概要にも書かれているのでネタバレにはならないと思うが一応注意。 ミステリーものでよく見かける脱出方法がなくなった密室空間「クローズドサークル」。本作はクローズドサークルをこれでもかと上手に使い、殺人ともう一つの恐怖が襲ってくるという構成になっている。ページをめくればめくるほど、どちらの行末も気になる。 密室ものだと部屋の構成等を文章から想像するのが難しくなるが、本作は非常に読みやすい文章で書かれており、そのあたりの複雑さはあまり気にならない。 これからミステリー読み始めたいと言う人に強くおすすめできる! | ||||
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前作も読みましたが、クローズドサークルと非日常的な出来事の組み合わせ発想に脱帽した。 単なるミステリーでもないので、謎解きも読んでいて予想がつかず、最後の解決内容で毎度驚かされています。 | ||||
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とにかく一作目が衝撃的すぎて、正直、二作目は期待値に届かなかった。こちらの期待値が高すぎたのものあっただろう。三作目の今作は、逆に「そこまで期待せず」に読んだこともあってか、期待値を超えてきた。 状況設定がブチ抜けているのは、もう驚くことではない。相変わらずなんだけど、「推理小説脳」に囚われているこちらの3つぐらい上を行く感じ。それだけだったら★3つかなあという感じだったけど、最後の仕掛けが「覚悟とはッ」って感じでジョジョだった。 | ||||
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発売日に買ってずっと積んでましたが、1度読んだら一気読みしてしまいました笑 この著者はクローズドサークルの作り方が非常にうまく、また謎も適度に散りばめられているので、先が気になってスラスラ読めてしまいます。読書中は睡眠不足でした笑 事件現場が緊迫感があるおかげで誰が生き残るのかハラハラドキドキしました。 1作目ほどの衝撃はないですが、間違いなく数あるミステリの中でも面白いと思います。 ミステリ好きやサスペンス、パニックホラー好きも機会があればぜひ見てください。 | ||||
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文体、構成、トリック等々は自身が批評できるほどのレベルは持ち併せていませんので、他の方々のレヴューを参考にして頂きたいと思います。 あく迄、感想としてですが、前作よりは自分には、読みやすく内容も、頭に入って来ました。 此処迄、作品発表のペースも早い方だと思いますが、今回、明らかに「続く」的な終わり方に感じたので、此処から、話がどう進むのかが気に為りました。 最後の登場人物は、すっかり忘れてしまっていたので、作者が如何なる意図をもって出してきたのかが楽しみです。いや~とにかく次回が気になります。 | ||||
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4作目はいつになるんだろう、楽しみです。 | ||||
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殺人シリーズ、剣崎比留子シリーズの3作目。 ミステリーと超常現象の融合スタイルは健在です。私はこのスタイルが気に入って1作目から全て読んでいますが、今作も充分楽しませてもらいました。 今回もまた違った形のクローズドサークルが舞台で、その中である物から逃げ、生き延びるというのがテーマです。当然ミステリー要素のある殺人も起きるのですが、もはやここまではシリーズの伝統、テンプレと言うべきでしょう。 「ある物」と濁しておりますが、これがシリーズ屈指の強キャラのため、緊張感を持ったまま読み進めることができ、登場以降は一気に読み進めてしまいました。 また新たなスタイルとして、今まで主に葉村主観で語られていたシリーズですが、一部登場キャラの主観で語られる描写も多く、上手くハマってミスリードを誘えているのではないかと思えたのは非常に面白い点でした。 今後もこの描写は続けて欲しいですね。 終わり方に関しては、確かに「!?」という感じだったので、まあ兎に角次作を期待して待つといった感じですね。 | ||||
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比瑠子さんは別館の何もない部屋に3日間も閉じ込められた。 常時すまし顔で可憐に事件を解決していく。 しかし、トイレが無い部屋に3日間も閉じ込められていたとわ・・・ 晴れて脱出できたときには、パンツの中はぐちょぐちょになっていただろうということが気になって、内容はもうほとんど覚えていない・・・ | ||||
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クローズドサクール好きにはたまらない一冊 | ||||
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新感覚のミステリー小説。このシリーズは人地を超えたクローズドサークルが出現するのが特徴なのだが、今回はそうきたか!と言う感じ。おそらく前回が人狼ゲーム的な感じで、今回は脱出ゲーム的な感じか。 パニックホラーが苦手なので序盤から虫けらのように人が殺される場面で読むのをやめかけたが、そこで諦めずに読み進めていくとこの作品の面白さがだんだん分かってきて、一晩かけて夢中で読んでしまった。 個人的に、2作目がつまらなかったので3作目を読むのも迷っていたのだが、諦めなくて良かった。 迷っている人はぜひ読んで欲しい。 今回は、前回の2作品と比べて犯人の犯罪に至る心情を丁寧に書いてくれてあるので、感情移入ができた。また前作でなんとなく出しました感の強かった薄っぺらい登場人物たちの描写も、今回はしっかりと書かれているので、ああ、この人死なないで欲しいなとか、助かって欲しいなとか思える。そうなってくると結末が早く知りたくなって、読むスピードもあがる。 また途中、この異常な状況下で登場人物たちがパニックになったり、独りよがりの行動をとったりするところもよりリアルなクローズドサークルっぽく、緊張感が出て素晴らしい。前作はそれが無く、あまりにも淡々と物語が進みすぎていた感があった。作者も慣れてきたのか、だんだんと描写が上手くなっている印象。 比留子が特殊な状況で孤立してしまうので、葉村と比留子のコメディ的なやりとりが少なくなったのも良い。2作目の時はそれで緊張感が台無しだった。 巨人が月の満ち欠けによって情緒が変わると聞いて、もしや巨人の正体って○性ではと途中で思ったのだが、まさにそうだった。作中で言及されず、違う理由だったが(性差別的な問題か)人間の時の習慣だったり、記憶だったりがまばらに残っているらしいので、ありうる話だと思った。そうやって散りばめられている伏線で、推理するのも楽しかった。 ラスト、まさかのあの人物が出てきたので、次の作品が楽しみ!!斑目機関との対決やいかに。 | ||||
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剣崎と葉村が面倒くさい 「そいうのもういいから!」と思うシーンが何度もありました 特に剣崎の「あーし推理余裕だけどー!言いたくないしー」みたいな、妙な出し惜しみスタイルが鼻につきました 犯人が殺人を犯す動機に合理性がなく、 アレを読者が推理するのは無理がありフェアじゃないと感じました あとは屋敷の見取り図は図が悪いです。 本館と別館がくっついて描かれているので、理解するのに苦労しました。 シリーズ通して言える事ですが、ミステリ小説としてはイマイチ 単純に物語として面白いシリーズだと思います。 | ||||
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本格ミステリーでありながら、ホラーサスペンス要素が、入るという新感覚ミステリーも今回で三作目。 安定の面白さでした。 | ||||
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今回も例によってクローズドサークル。しかし今回違うのは、自らの意思でそうせざるを得ないクローズドサークル。屍人荘であった圧倒的な恐怖を今度は屋内、キャラクター達と同じ場所へ持ってくる事でホラーとスリルが倍増。さながらバイオハザードのような設定に。建物の間取りが複雑で何度も見取り図と照らし合わせながら、そして自分の場合プラスして睡魔と戦いながら読む事になりますが、それでも読みごたえありました。ミスリードにもしっかり引っ掛かり、「生き残り」が誰かも最後まで確信が持てず、「巨人」の正体に愕然。そして「巨人」と「生き残り」のあまりにも報われなかった純粋な思いとその結果に愕然。 ー犯人は探偵の敵なのか?ー 真相が明らかになるにつれその言葉が剣崎と葉村それぞれに深い意味を持ってくる。自分の運命を呪いながらも生き抜くために事件を解決しようとする少女と、彼女の側で劣等感、無力感に苛まれながら彼女に協力する少年二人に投げ掛けられた、決して恨み言ではない犯人からの言葉。彼らの思いを託されてこれからもそれぞれのホームズとワトソンとして生きていけるのだろうか…? そして二人以外の人間がどうなったのか知る事もなく(次回作で少しは触れられるのだろうか?)、それこそ息つく暇もなく新たな事件の予感…次回作を期待せずにいられない。でもこれで10作とかずっと引っ張られるのは勘弁願いたい(笑)。 | ||||
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オリジナリティ溢れる作品で前作よりは良かった。この路線でいくのかな? | ||||
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左右トレーニングと脳トレになるなぁというくらい脳内で情景をシミュレーションしながら読み進めていけて楽しいです。二転三転、どんでん返しは毎度の事なので深く考えずに「おっ!」と楽しんでます。猫の目のとこだけはすぐ分かりました!今回の作品が一番面白く感じました。一作目に比べてヒルコさんの萌え属性が薄まった所が良かった。洒落怖の先輩シリーズとか好きな人はドハマリしそう。 | ||||
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