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兇人邸の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
兇人邸の殺人

兇人邸の殺人の評価: 3.92/5点 レビュー 86件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全86件 61~80 4/5ページ
No.26:
(4pt)

終わり方が…

1作目は面白く読め、2作目は即購入したけど、自分には合わずイマイチと感じたので、購入するか悩んだけど、高評価のレビューが多かったので、kindleで購入。
自分はこの3作目が1番面白かった。
作者が用意してたミスリードにしっかり引っかかった。最後のトリックもそういう複線だったかと、感心させられた。
ただ残念なのは余韻がなく、唐突に終わり方(と感じた)
巨人のことや、脱出できた人、建物に残ってる人、それらがどうなったか全て放置は、ちょっと。
次の話で触れるとしたら、3作目を読んでないとダメだし、触れないなら放置のままとなるんで、この話の中ではっきりさせて欲しかった。
巨人可愛そすぎ。
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No.25:
(2pt)

わかりにくい

考えて考えての作品でしょうが私には分かりにくかったです。屋敷内見取り図何度見比べても頭に入ってこない。逃げようと思えば逃げられるクローズドサークルってのもなんだかなあです。研究所の過去と現在が交錯しますので登場人物一覧をよく見れば犯人すぐに分かります。人が次々に死んでいるのに「探偵とは」のうんちく、今の流行りのようですが、またかよって感じでした。
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No.24:
(3pt)

一作目より大分落ちます

一作目の「屍人荘」は抜群に面白く、ミステリーとしては前代未聞の設定でした。
二作目の「魔眼の匣」も、それなりに面白かったです。
しかし、今回も今までと同様な設定(クローズドサークル)であり、さすがに興ざめです。班目機関の謎には、またもや迫りません。剣崎の活躍も少ないです。巨人以外が起こした殺人は、動機が薄く、どうでもよくなりました。ただし、読者をミスリードする作者の力量は今回も健在です。生き残りと巨人の正体には驚きました。
成島やボスが外部に応援(援軍)を要請しない理由が全く分かりません。いっそ、パニックホラー色を濃くして、最後は、巨人に大暴れさせてほしかったです。
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No.23:
(5pt)

登場人物の悲しみ

ドキドキして読めたし、シリーズへの期待も裏切らなかった!
けど、今作はなんだか更に悲しみが多かったですね。
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No.22:
(5pt)

いや~、よませますね!

本書は今井昌弘氏による『屍人荘の殺人』シリーズの第3弾です。ジャンルを突き抜けた横紙破りな展開に、随所に無理を感じながらも、著者の素晴らしいストーリーテリングの力に引っ張られて、グイグイ読ませられてしまいます。難しいことは抜きにして、是非ご一読をお勧めします。なお、この作品はまだまだ続編が書かれるようです。楽しみにしています!
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No.21:
(4pt)

読み物としては星5、しかしミステリーとしては…

人気シリーズの第三弾です。
一気に読破しましたが、前二作に負けず劣らず緊張感があり楽しく読めました。
特にバイオハザードを思わせるようなパニックホラーとしての舞台装置を使いながらのミステリとしてはこの作品を除いて他に味わう事の出来ない新鮮さ、面白さがありました。

ただ難点を挙げるとすればミステリ部分が見取り図片手でないと理解出来ないようなものが多く
「こうだからこうだったんだよ!」という部分を見せられても
「ふーん…」としか思えなかったところです。
特に建物の構造が重大な仕掛けになっていたにも関わらず???としかならなかったのは正直残念なところでした。
私は電子購入したので見取り図も気軽に開けず、かなり歯がゆい思いをしました。
もちろんそれ抜きでも十分面白いと思いましたが…。
ということで星4という内容にさせてもらいました。
次も期待したいと思います。
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No.20:
(3pt)

面白かったですが。

シリーズ3作目となる本作。面白かったです。1日で読了です。
が、私は二人の掛け合いを楽しみながら本作を読んでいるところがありますので、今回は少なく思えそこは非常に残念です。
1作目の衝撃が大きかったのもあり、2作目、そして本作ともに面白くはあるのですが、あくまでも面白いミステリー。1作目を読んだ時の良くも悪くも衝撃をもう一度味わいたいです。
M機関は非常に扱いやすいと思いますので、次回作以降にまた期待しています。
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No.19:
(5pt)

このシリーズはさらに洗練されている

ミステリ読みとして私は、この作者には絶大な好感を抱いている。
一人よがりな描写やトリックで読者を煙にまく作家が多い(しかもなぜかそれが妙に売れていたり、評価されていたりする)中で、今村昌弘は読者が物語を咀嚼し理解するために最大限の丁寧な説明をしている。真相を語る文章ではご丁寧に傍点が打たれている。
覚えやすい登場人物名にすることもそうだし、複雑なトリックや館の構造、時系列も懇切丁寧に(しかもクドくはなく)説明してくれているので、よく分からず途方に暮れることはほとんどなかった。ストーリーも秀逸で、巨人の正体が今作最大の謎ではあるが、その真相はあまりにも残酷で胸を打つものだった。

登場人物が妙に恐れを知らず勇敢だったり、殺人の動悸に納得がいかないことはこの作品の瑕疵にはならない。それを言いだしたら、このようなSF要素のあるミステリは成立しないので。ただ残念だったのは、巨人がやったのではない殺人が蛇足的で興味を催す真相ではなかったこと、終盤傍点のある文章(つまり真相に通じる重要な文章)なのにどうしても意味がよく分からない箇所があったこと(これは私の理解力が低いせいだろうが)、登場人物名に仕掛けられたミスリードがそれと分かりにくかった(読了後他の人の感想を見て初めてミスリードだったのだと気付いた)ことの3点。
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No.18:
(3pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

今回は、巨人か…

飛び道具ミステリーシリーズの続編。
ゾンビ、未来予知、ときて今作は巨人…。
読み進めれば、トリックの論理には納得できますが、どうしたって読者が謎解きするのは無理だと思いました、、

発想としては流石で、今までにないミステリーとして楽しめます!
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No.17:
(2pt)

ゾンビという日常、殺人鬼という非日常、特殊設定の難しさ。

「ゾンビは頭を撃たないと死なない。」この設定は特殊設定のようで、その実は、数多くの作品に同じ設定があるため、もはや日常とも言えると思います。そのため、この設定を作品中に活かすと「そうきたか!」というインパクトが強いです。
「殺人鬼は首を刈る。」この設定は非日常な特殊設定でしょう。そのため、この設定を作品中に活かしても、インパクトは小さめです。
むしろ、特殊設定過ぎて、トリックが先にあって、そのための特殊設定なのではないかとも思えてきます。
特殊設定を活かすことが本シリーズの最大の醍醐味なのは理解していますが、「特殊設定と言えば何でもあり」というのも少し違うのかもしれません。

読者にフェアな作品ではありますが、トリックが緻密過ぎて、頭の中では絶対に整理できません。
ストーリー展開は面白いと感じましたが、ラストがイマイチです。うまく話がまとまっていません。感想としては「え⁉︎これで終わり?」です。正直に言うと、

「誰だっけ、この人」
著者が思っているほど、読者はシリーズの登場人物を記憶していないと思います。
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No.16:
(5pt)

恐怖の館と勇敢な人たち

ページを開いて最初に目に入る館の見取り図が複雑で、とりあえず読み進めながら、必要とあらば見ることにしようと決めました。
結局、ちょっと確認する程度で、読み終えるまでじっくり見ることはありませんでした。
館の構造が人物の行動やトリックに絡んできますが、自分で推理して犯人を当ててやろうと思わなければ特に支障は無いでしょう。

読みながら思ったことは、閉鎖空間で命の危険に晒されたとき、人はまず脱出することを最優先に考えるのではないかということです。人間の手による殺人だけならまだしも、非現実的な事象による驚異まで重なればなおさらです。
警察に知られたくない、外の人を巻き込みたくないという理由があっても、まずは脱出してから対策を考えましょうよ。
唐突に安全な部屋を飛び出す人物がいたり、恐ろしいものが潜んでる真っ暗な館を一人で散策したり、ちょっと勇敢すぎだと思いました。

とは言え、そこは小説。多少の疑問は置いといて、面白いのは間違い無いです。
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No.15:
(5pt)

期待を裏切らないなぁ

第3弾。クローズドサークルのからくり屋敷で、巨人相手のサバイバルとその中で起こる殺人、、と、なかなかワクワクする設定。前回、前々回からの期待値もかなり高く、個人的にも本作に対するハードルがかなり上がっていましたが、全然裏切られることなく、それを上回るくらいすごく面白かったです。
最後の方はちょっとうるっときてしまったくらい人物たちに魅力があったし、とにかくトリックがきれい。それに対する説得力も周到に用意してあったし、難しくなりがちな館とか人物の関係性とかも、説明していますよ感とか、今復習の時間ですよ感とかもなく、自然なあらすじの中でもきっちりと理解できました。
次作もとても楽しみです。
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No.14:
(4pt)

期待通り・・・?

1作目も2作目も大好きで今作も買いました
やっぱりクローズドサークルです。大好きです先生ありがとうございます。
おもしろかったですし、推理のキレ味は増したかと思いますが、過去作と比べると私にはちょっと・・・という感じです
他の方が書いているように館が複雑で、中々頭に入ってきませんし、わかっていないまま読み進めていいものか・・・と悪い意味でドキドキしながら読みました
結局肝な部分を抑えておけば大丈夫だったのですが、それは読み終わった後にわかることなので・・・
とはいうものの終盤の怒涛の展開は流石で価格分の価値は十分にあると思います
おすすめです
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No.13:
(2pt)

著者以外にトリックあかしができない

建物の構造を示した図版が少なくて、読み手側が情景を想像しながら読むことが出来ない。トリックも読者側が解き明かす事は不可能で、作者の代弁者である剣崎が作者なら知っているはずのトリックを何の前触れもなく解き明かして、唐突に物語が終わるのは白けた。映画化された一作目は映画だけで原作は読んでいないがまあ良かったが、2作目からは作者が一応つじつまを合わせただけの自己満足に思えた。途中で何度も読むのをやめようかと思いました。
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No.12:
(5pt)

二人でなら

好きですね,「剣崎比留子シリーズ」.ミステリーとしてよりか,なんか葉村君と比留子さんの友達以上恋人未満的なやり取りがすごく楽しく微笑ましい.比留子さんが背負っている「呪い」は過酷なれど,助けになりたい誰か,支えになりたい誰かがいるって素直にうらやましく思います.互いの無事に安堵する・・とかね.そういう描写が巧みだと感じました.きっとその様子は巨人にも・・ケイにも悪夢には映らなかったのでしょうね.あるいはわずかに残った心の断片の中で“正気”を取り戻させた・・.異形なる者(外見だけの意ではなく)の悲しい結末は前作でもありました.それが葉村君と比留子さんの行く末を暗示しているのではないかと・・.でも,今回の結末の中には“二人でなら”いずれ「呪い」を克服できるのではないかと一筋の希望が見えたように感じました.今作では結果的に比留子さんは案外,安全圏に居れたわけですしね.葉村君には比留子さんの「呪い」を中和する力があるのかも・・?続編が楽しみです.
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No.11:
(5pt)

完全な本格推理小説

地方のテーマパーク内にあるこの建物での事件。夜になると出没する○○。しかし、○○以外の殺人が起こる。一見、ホラー小説のようだけど、完全な本格推理小説です。
伏線もよく張られ、ロジカルに犯人にたどりつく。また、名探偵と助手の役割についても、よく練られている。
剣崎さんと葉村くんのやりとりが少なかったのは残念。
次作に期待です。
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No.10:
(1pt)

期待してたのに。

まず建物の作りが難解すぎて、見取り図を見てもチンプンカンプン。どこどこの扉を開けて、みたいな描写も数多と出てきますが全くイメージつかずないので、もうそこは諦めて事件の真相や真犯人を暴くほうに重点を置くようにしました。
がしかし。犯人はいともあっさりと犯行を認めて自爆してしまう。
そして今作の比留子は、葉村だけでなく登場人物全員に崇拝されすぎなのも違和感。確かにキレッキレなんですけど、犯行とは無縁の平和な場所でただひたすらに推理を繰り広げる姿は読んでてあまり良い気はしない。
そして最後の最後にアレですか(汗)
命を余りにも粗末にした殺人が重なったのにも関わらずそれに対してはスルーであんな終わり方をしてしまうのにも何だかなーって。物語とはいえ残念。このまま作品が停滞していかないといいんだけどな。
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No.9:
(4pt)

一個だけ不満

面白くて一晩で読み終えました!
若干複雑で見取り図を確認しながら読み進めないとわからない所があるぐらいだったので
不満な点は特にないですが 一個だけあるとするなら比留子成分が足りません!!
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No.8:
(4pt)

見取り図を何度も見返す,トリッキーでロジカルな館と物語

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

あるものによって行動を制限される設定は,ミステリ的には 一冊目 に近い印象ですが,
これまでに見られた軽いタッチは序盤に少しだけで,全体的には落ち着いた雰囲気です.

一方,自ら渦中に身を投じる始まりや,このたびのクローズドサークルの持つ意味,
さらには殺人事件の狙いと結果など,何かと裏を行くような構成と展開が面白いです.

また,思わぬ事態に計画が狂い,思惑がズレ,独断専行や疑心暗鬼が膨らむ様子や,
それらによる物理的,心理的負担や障害,悪化していく状況などもよく練られており,
張り巡らされたミスリードと伏線が,終盤だけでなく,随所で回収される流れはお見事.
何より,同じでありながら同じではない,一行を呑み込んだ館の仕組みには驚かされます.

このほか,絡んだ糸が解かれ,明らかになる真相と事件の終焉にはため息しかなく,
弱さに苦しんだ者から,今,弱さに悩む者への言葉,そして踏み出せなかった者から,
今,踏み出さずにいる者への言葉は強く胸を打つものの,支払われる代償は残酷で辛く,
言葉を送られた彼らがこれをどう受け止めるのか,二人のこれからが気になるところです.

ただ,館の構造も含め,事情も状況もかなり複雑に入り組み,そのせいもあってか,
敵は,目的はと,終盤で焦点がボヤけ,ちょっとダレてしまったようにも映りました.
(館については,『試し読み』を利用し,見取り図をスクショしておくと楽になります)
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No.7:
(5pt)

ぶっ飛びシチュエーションミステリ3作目

舞台は閉ざされた廃墟の洋館。バイオハザードの「タイラント」のような怪物がうろつく中で殺人事件が発生。しかし現場の状況的には怪物ではなく仲間の誰かがやったとしか思えない・・・?というぶっ飛んだシチュエーションの推理小説です。提示される謎も、推理のロジックも、サスペンスフルな展開も、犯人の動機やバックストーリーも、すべて自分好みでした。一作目を楽しめた人ならきっと合うと思います。未読の人はまずそちらから読むことをおすすめします。
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