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兇人邸の殺人
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兇人邸の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 1~20 1/5ページ
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1,2作共にヒットした新感覚ミステリー第3弾。 シリーズの質を落とさないハイレベルな仕上がりで、仕事終わりや休日に読み始めて序盤から引き込まれ、時間を忘れるほどワクワクしました。 作者である今村昌弘を作家として拾いあげた東京創元社には拍手を贈りたい。おかげで面白い本に出会えた。 良かった点は、シリーズ同様に中盤まではパニックホラーの色合いが強く、終盤に進む程、ミステリーの色が濃くなっていくギミック。トリックの緻密さは確実に向上していて、読み応えがある。 ・色んなところに読者をミスリードする仕掛けがしてあり、うまいこと終盤につながっている。 ・前の2作は犯人の動機や心理描写等がそれほどでも無かった印象だったが、今回はこれでもかという位犯人やメインキャラ達の心理描写に力が入っていて、特に犯人側の事情が心にグッと来た。これまでの作品で2作目はトリックの緻密さが向上、3作目では心理描写が向上と、作品が進む毎に作者のスキルアップが感じられる。 悪かった点 ・館の構造はもう少し簡略化できたんではないだろうか。最初に館の構造のイラストを見た時に少し引いて、ストーリーの先が気になる事もあり、構造等は理解が追いつかない状態で読み終えてしまった。2回めをこれから読むので、構造も理解しながら読み進めたい。 | ||||
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ヒルコさんが巨人がいる側に取り残されて安楽椅子探偵になってるあたりが面白かった。 間取りと事件は結構複雑で正直どこで何してるかあんまりよくわかってない。 最後もコイツなんだったけ?というミステリーが‥笑 | ||||
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シリーズ3作目もとても楽しく読めました。 ラストの切なさや映画みたいなスピード感、これを文章でこれだけ表現出来るのはとてもすごいことだと思います。これからも楽しみにしています。 しかし一つ気になる点があります。 それは、女性キャラは基本まともであったり理知的、行動的であったりするにも関わらず、男性キャラがアレな人ばかりだということ。クズ、横柄、情けない、自己の利益を求めるだけ、付きまとい、腹に一物抱えてるキャラなどなど。 女性キャラが何かをするにしても、元凶が結局男性というのが3作ほぼ通例と化してる気がします。剣崎嬢は物語上ホームズとワトソン的に仕方無いにしても容姿端麗、異様な推理力、その手のパイプが太い等、やり過ぎな感じが・・・。それで謙遜とかされたらさすがに少し鼻についてきます。 しかし4作目も楽しみにしています。 | ||||
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シリーズ通して読むと尚面白い! | ||||
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読み応え充分❗ 登場人物たちの魅力と物語の世界に、完全に惹き込まれました✨ 面白さと切なさと… | ||||
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小説概要にも書かれているのでネタバレにはならないと思うが一応注意。 ミステリーものでよく見かける脱出方法がなくなった密室空間「クローズドサークル」。本作はクローズドサークルをこれでもかと上手に使い、殺人ともう一つの恐怖が襲ってくるという構成になっている。ページをめくればめくるほど、どちらの行末も気になる。 密室ものだと部屋の構成等を文章から想像するのが難しくなるが、本作は非常に読みやすい文章で書かれており、そのあたりの複雑さはあまり気にならない。 これからミステリー読み始めたいと言う人に強くおすすめできる! | ||||
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前作も読みましたが、クローズドサークルと非日常的な出来事の組み合わせ発想に脱帽した。 単なるミステリーでもないので、謎解きも読んでいて予想がつかず、最後の解決内容で毎度驚かされています。 | ||||
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他の方のレビューのように バイオハザードのパクリ感が凄い。 コナンの黒ずくめとか、十角館の殺人とか・・・パクり設定が、もう、ね。 矛盾点の考察など随所に作者のオリジナリティは散りばめられているが、 これも悪く言えば ああ言えばこう言うという嫌みたっぷりの難癖のように感じる。で、随所にヒットさせよう、という、無難なありきたりのものだらけ。 2作目くらいまでなら山の中、隔離、橋おちるなど、買わせる、興味を引かせる為のありきたり、幼稚でチャチな設定パクリはKindleでも1000円以下だったので許せるが。 物語の醍醐味である主役キャラが魅力的(一部の人に)だし、3作目にもなれば育ってきたのだから、人にもっと焦点を絞りパクリ設定なくても勝負できると思っていたが、3作目にもなってまだこの作りでは残念。もうクローズドに拘る必要もないのでは。拘りすぎるからネタ切れで細かいところで無理が生じるし、それを補う手法も活かせる力がないから薄っぺらい腕が露呈している。 また、今回ストレスなのが文脈を強調する点々が2作目より圧倒的に意味ない箇所で増えたこと。読者は冷静に読み進めているのに、作者1人がやたら興奮しているようで…・・・・引く。 また2作目にはなかった視点(語り手)がコロコロ変わる・・・赤川次郎作品のような・・・も疲れる。その都度、頭をリセットしなければならないので。なぜこの3作目で急に使いだした?シリーズなのにブレブレ。 視点の切り替えは効果的であれば構わないが剛力さんでなくても良かったのでは?元々サブキャラの背景掘り下げをたいしてしていないので物語内での重要度も低くなり、色づけ程度のサブストーリーに墜ちてしまった剛力さん目線で得られる効果は弱すぎる。 なんなら地下のネズミ目線であっても同等程度の効果だろう笑。 むしろ長年、地下での愚行を見てきたネズミ目線の方がまだ巨人、メインのテーマに対してスリル感を出してくれたのでは。 後半になるにつれ、視点(語り手)が変わるテンポが速くなり、作り手側が、まるで音楽のように盛り上げようとしている意図がミエミエで恥ずい。 今回は視点を変える方法を使ってみました、だけ先行しているので、使い方と効果がいまいち。やるならもっとうまく利用して欲しい。切り替えで疲れるのに得られた効果の薄っぺらさに愕然。 まじで?これだけの為に剛力さん視点を読まされていたの?と。ケイの幼少視点は良かったけどね。 何か新しいものを、という作り手の意図だけ感じたし、中盤から突然連発しだしたので前半のダラダラ感とバランスが悪い。 視点を変える手法を使うならキーマンの語り手からや冒頭、ダラダラと昼飯、定食屋の話ではなく、ケイたちの施設時代からの視点でがっつり始まった方がよかった。5分くらい読み進めてもまだ あれ、買う本を間違えた? と読者に思わせるくらいに、思いっきりと。度胸が弱すぎる。ゾンビを出す度胸がある割には。がつんとやっておいて、日常感に戻す昼飯推理のくだりをさらっと、で良かったのでは。 地下、巨人、クローズドという設定ならもう少しドロドロとリアルな怖さがあってもよかった。ドキドキ感、描写では海外ミステリに到底及んでいない。館(邸)に入るシーンで、既にドキドキ感の描写が薄い。 例えが古いが まだ江戸川乱歩の子供向け推理小説の方がドキドキ感、スリルがある。 この価格なら、これまた例え古いが黄色い部屋の秘密でルールタビーユが城に入る犯人を物陰から見ているようなスリル感を期待したが。 2作目の地下に逃げる白装束のシーンは 黄色い部屋の回廊で探偵に追われるラルサンのマントのトリックシーンと似ているので、この作者も当然知っていると思うが、、、ほぼグエン君の顔パスだけで、あんなにもおどろおどろしく表現していた館(邸)にすんなり入れて唖然。せっかくの一発目スリルだせるところなのに。 脇役含め登場人物と46時中付き合わなければならないクローズドサークル設定の割に、この作者は脇役作りに自信を持っていないのでは? 2作目なんてキャラ設定をイメージできる名前にしたり、びっくりです。小林製薬の、のどぬーる、みたいな。桃から産まれたから桃太郎。脇役作りに自信がないです、と言っているようなもの。悪く言えば脇役作りの手抜きがシリーズ通して酷すぎる。特徴がありきたりの登場人物ばかり。何を愛して作品を作ってるのかな?と感じられるほどサブキャラを育てる、作り込みに心が感じられない。むしろ、この作者はクローズドサークルに向いてないのでは。冒頭、トラックに集まった外国人で物語の層を厚くする脇役、結局一体何人いた?そもそも6人全員が同じ庸兵役って時点でこの後の展開に不安しかなかった。で、ボスのプチ裏切りの動機が、たったの数行で完結、難病の孫の手術代・・・・って笑…B級映画の動機レベル、違う意味で役者・ボス可哀想。ミステリーなのに動機がまさかの金、しかも金の中身が5文字で片付く 孫の手術代 。昼飯推理であんなにもたつく位だったら、トラック自己紹介の際に伏線はっておいて動機で回収とか、もう少しこう、何かあるでしょ・・。本当にキャラ設定を考えぬいて、役者を活かそうと出た答えが手術代・・・・だけ?本当に?いいの?同じ金でも実は成島のライバル社に雇われていたとかあるでしょ。難病の手術代 って1700円もする小説に出せる表現の仕方ですかね。葉村もそれ信じちゃってるし笑。明らかに陳腐な言い逃れ(動機)なのに、何の証明も担保されてないボスのセリフだけなのに、探偵ならそこ疑うべきでしょ。もし現実の世界で泥棒捕まえてみたら、孫の手術代・・・・って誰が信じるのよ。親権、長年会っていない、贖罪、って情で取り繕えば探偵も信じるだろう、と作者はそれが通ると思ってるようで笑。メインのテーマやトリックはちゃんと時間かけて考えてるな、と感じるけど、こういう細かい所の安っぽい手抜きの積み重ねで全体通してイマイチ乗れない、リズム狂う。地震、時計の針に当たる弾、頭の向き・・・・「偶然」て、毎作よくもまあ偶然が続くこと‥ 今回、作者は剛力さん視点をチョイスしたが、剛力さんですらまだ設定がそもそも浅い。クローズドという設定ならチェス「駒」が重要なのに。駒の彫刻をしっかり細かく刻んで磨いた上でゲームを進めていくベきところを量産されてるプラスチッキーな、その辺に転がっている安っぽい駒でチェスをしている感じ。それではゲームに深みなんて出しようがない。400円の小説なら許せるが。チェス駒の磨き方どころか、そもそも彫刻の駒を使う事すら(安易な名前の時点で)放棄して挑んでいる。 昨今のライトな推理小説って、ここまで来てるの?こんな軽さがうけてるの?国語力、落ちるわけだ。この物語には一切難しい知的な単語は出てきません、同じ大学生探偵、クローズものである十角館の殺人を10とすると、この作品は1くらいの軽さ、薄っぺらさ、語弊力の無さ、ペラっペラで随所で苦笑でした。 これでミステリーを唄ってこの価格設定は、ガチのミステリー、推理小説を求めた人にしてみりゃ不満でます、って。江戸川乱歩、横溝正史作品より高い価格なのに納得できるか?って話。同じ推理小説という土俵扱いで許せるか、って話。今日は軽めのドラマ風なの読みたいな、て気分ならこの価格でも価値あるけど。推理小説もどきラノベ、サウンドノベルです、これ。ゲームを文庫化しました、よりはマシな作品ですが。一言で推理小説って言ってもワインのように色々あるから一括りのジャンルで縛るのは酷だが、この宣伝なら期待しちゃうよなぁ。 | ||||
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とにかく一作目が衝撃的すぎて、正直、二作目は期待値に届かなかった。こちらの期待値が高すぎたのものあっただろう。三作目の今作は、逆に「そこまで期待せず」に読んだこともあってか、期待値を超えてきた。 状況設定がブチ抜けているのは、もう驚くことではない。相変わらずなんだけど、「推理小説脳」に囚われているこちらの3つぐらい上を行く感じ。それだけだったら★3つかなあという感じだったけど、最後の仕掛けが「覚悟とはッ」って感じでジョジョだった。 | ||||
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発売日に買ってずっと積んでましたが、1度読んだら一気読みしてしまいました笑 この著者はクローズドサークルの作り方が非常にうまく、また謎も適度に散りばめられているので、先が気になってスラスラ読めてしまいます。読書中は睡眠不足でした笑 事件現場が緊迫感があるおかげで誰が生き残るのかハラハラドキドキしました。 1作目ほどの衝撃はないですが、間違いなく数あるミステリの中でも面白いと思います。 ミステリ好きやサスペンス、パニックホラー好きも機会があればぜひ見てください。 | ||||
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文体、構成、トリック等々は自身が批評できるほどのレベルは持ち併せていませんので、他の方々のレヴューを参考にして頂きたいと思います。 あく迄、感想としてですが、前作よりは自分には、読みやすく内容も、頭に入って来ました。 此処迄、作品発表のペースも早い方だと思いますが、今回、明らかに「続く」的な終わり方に感じたので、此処から、話がどう進むのかが気に為りました。 最後の登場人物は、すっかり忘れてしまっていたので、作者が如何なる意図をもって出してきたのかが楽しみです。いや~とにかく次回が気になります。 | ||||
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4作目はいつになるんだろう、楽しみです。 | ||||
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殺人シリーズ、剣崎比留子シリーズの3作目。 ミステリーと超常現象の融合スタイルは健在です。私はこのスタイルが気に入って1作目から全て読んでいますが、今作も充分楽しませてもらいました。 今回もまた違った形のクローズドサークルが舞台で、その中である物から逃げ、生き延びるというのがテーマです。当然ミステリー要素のある殺人も起きるのですが、もはやここまではシリーズの伝統、テンプレと言うべきでしょう。 「ある物」と濁しておりますが、これがシリーズ屈指の強キャラのため、緊張感を持ったまま読み進めることができ、登場以降は一気に読み進めてしまいました。 また新たなスタイルとして、今まで主に葉村主観で語られていたシリーズですが、一部登場キャラの主観で語られる描写も多く、上手くハマってミスリードを誘えているのではないかと思えたのは非常に面白い点でした。 今後もこの描写は続けて欲しいですね。 終わり方に関しては、確かに「!?」という感じだったので、まあ兎に角次作を期待して待つといった感じですね。 | ||||
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比瑠子さんは別館の何もない部屋に3日間も閉じ込められた。 常時すまし顔で可憐に事件を解決していく。 しかし、トイレが無い部屋に3日間も閉じ込められていたとわ・・・ 晴れて脱出できたときには、パンツの中はぐちょぐちょになっていただろうということが気になって、内容はもうほとんど覚えていない・・・ | ||||
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クローズドサクール好きにはたまらない一冊 | ||||
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新感覚のミステリー小説。このシリーズは人地を超えたクローズドサークルが出現するのが特徴なのだが、今回はそうきたか!と言う感じ。おそらく前回が人狼ゲーム的な感じで、今回は脱出ゲーム的な感じか。 パニックホラーが苦手なので序盤から虫けらのように人が殺される場面で読むのをやめかけたが、そこで諦めずに読み進めていくとこの作品の面白さがだんだん分かってきて、一晩かけて夢中で読んでしまった。 個人的に、2作目がつまらなかったので3作目を読むのも迷っていたのだが、諦めなくて良かった。 迷っている人はぜひ読んで欲しい。 今回は、前回の2作品と比べて犯人の犯罪に至る心情を丁寧に書いてくれてあるので、感情移入ができた。また前作でなんとなく出しました感の強かった薄っぺらい登場人物たちの描写も、今回はしっかりと書かれているので、ああ、この人死なないで欲しいなとか、助かって欲しいなとか思える。そうなってくると結末が早く知りたくなって、読むスピードもあがる。 また途中、この異常な状況下で登場人物たちがパニックになったり、独りよがりの行動をとったりするところもよりリアルなクローズドサークルっぽく、緊張感が出て素晴らしい。前作はそれが無く、あまりにも淡々と物語が進みすぎていた感があった。作者も慣れてきたのか、だんだんと描写が上手くなっている印象。 比留子が特殊な状況で孤立してしまうので、葉村と比留子のコメディ的なやりとりが少なくなったのも良い。2作目の時はそれで緊張感が台無しだった。 巨人が月の満ち欠けによって情緒が変わると聞いて、もしや巨人の正体って○性ではと途中で思ったのだが、まさにそうだった。作中で言及されず、違う理由だったが(性差別的な問題か)人間の時の習慣だったり、記憶だったりがまばらに残っているらしいので、ありうる話だと思った。そうやって散りばめられている伏線で、推理するのも楽しかった。 ラスト、まさかのあの人物が出てきたので、次の作品が楽しみ!!斑目機関との対決やいかに。 | ||||
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物語としては面白いんですが、ミステリーとしてもパニックホラーとしても中途半端だなぁという印象です。 単純にミステリーとして見ると、そもそも館の間取りが複雑で頭に入ってこず、そもそもこのトリックは推理できるのか?と読み終えて考えました(少なくとも読書中、私は全く考えつきませんでした) パニックホラーとして読んでも、脅威の表現や登場人物たちの焦燥などもあまり感じ取れませんでした。 1作目はミステリにゾンビという異物をうまく溶け込ませて、黒幕の機関の存在を強く印象に残し、2作目も予知という特殊能力を犯人の動機に絡めつつ、さらに機関の深掘りに成功していたと思うだけに、今作は何もかもが中途半端に思えました。 このシリーズの探偵と助手の関係は好きなので続編が出たら購入したいですが、機関との関係がどこかで落ち着いたら、特殊能力が出てこない純粋ミステリーを読んでみたいなぁと思います。 | ||||
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剣崎と葉村が面倒くさい 「そいうのもういいから!」と思うシーンが何度もありました 特に剣崎の「あーし推理余裕だけどー!言いたくないしー」みたいな、妙な出し惜しみスタイルが鼻につきました 犯人が殺人を犯す動機に合理性がなく、 アレを読者が推理するのは無理がありフェアじゃないと感じました あとは屋敷の見取り図は図が悪いです。 本館と別館がくっついて描かれているので、理解するのに苦労しました。 シリーズ通して言える事ですが、ミステリ小説としてはイマイチ 単純に物語として面白いシリーズだと思います。 | ||||
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本格ミステリーでありながら、ホラーサスペンス要素が、入るという新感覚ミステリーも今回で三作目。 安定の面白さでした。 | ||||
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今回も例によってクローズドサークル。しかし今回違うのは、自らの意思でそうせざるを得ないクローズドサークル。屍人荘であった圧倒的な恐怖を今度は屋内、キャラクター達と同じ場所へ持ってくる事でホラーとスリルが倍増。さながらバイオハザードのような設定に。建物の間取りが複雑で何度も見取り図と照らし合わせながら、そして自分の場合プラスして睡魔と戦いながら読む事になりますが、それでも読みごたえありました。ミスリードにもしっかり引っ掛かり、「生き残り」が誰かも最後まで確信が持てず、「巨人」の正体に愕然。そして「巨人」と「生き残り」のあまりにも報われなかった純粋な思いとその結果に愕然。 ー犯人は探偵の敵なのか?ー 真相が明らかになるにつれその言葉が剣崎と葉村それぞれに深い意味を持ってくる。自分の運命を呪いながらも生き抜くために事件を解決しようとする少女と、彼女の側で劣等感、無力感に苛まれながら彼女に協力する少年二人に投げ掛けられた、決して恨み言ではない犯人からの言葉。彼らの思いを託されてこれからもそれぞれのホームズとワトソンとして生きていけるのだろうか…? そして二人以外の人間がどうなったのか知る事もなく(次回作で少しは触れられるのだろうか?)、それこそ息つく暇もなく新たな事件の予感…次回作を期待せずにいられない。でもこれで10作とかずっと引っ張られるのは勘弁願いたい(笑)。 | ||||
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