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火喰鳥を、喰う
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火喰鳥を、喰うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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商品は帯も付いていて状態もよく新品同様で良かった。しかし、配達は予定よりも1日遅れで残念… | ||||
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今回はホラーでしたが私には合わないようです。廃刊になっている本が有るのですが、本体と同じ位の送料が掛かるので困ってます。 | ||||
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じわりじわりと日常を蝕んでくる気配に読みながらドキドキさせられたしスピード感もあった分だけ結末の虚脱感が凄まじく…。 | ||||
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ホラーは今まであまり読まなかったけどこの作家の作品はまた読みたいと思った。文章が上手で読みやすいです。 | ||||
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最初は展開が遅い気がするが、徐々に異世界が現実を侵食していくスリルが出てくる。この浮遊感のさじ加減が肝となるが、そこはあと一歩というところか。 | ||||
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横溝正史ミステリ&ホラー大賞、大賞受賞作。なのですが、これは二つの賞が近年に統合されたもの。 ホラー好きとしてはミステリの賞と統合されてしまったことで、怪奇色がミスリードのためにあるに過ぎないような作品だったらどうしようかと不安でしたが、まったくの杞憂でした。 かといって、ミステリがおろそかにされているわけではありません。 何が起きているのか? 果たして原因に関わっているのは……という謎とサスペンスに引き込まれますし、それが明かされていくのに痺れながら最後まで読むと、「あれって、そうだったのか!」と騙し絵のようにクルっと、ここまで読んできたものの見え方が変わってしまう驚愕を味わえます。 ホラーとしても素晴らしいのですが、ネタバレなしには語りにくいので、確固たるものだったはずの現実世界が(超自然的な要因で)崩壊していく話が好きな人ならたまらないだろうとだけ。 ディックのようなある種のSFが好きな人にもオススメですよ。 | ||||
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ジャンル的にはホラーとSFの中間といった感じですが 入りがミステリテイストなのでとてもとっつきやすかったです。 おそらく、映像化からの逆算で書いたと思われる内容で 最後まで、気の抜けない展開が素晴らしいなと思いました。 でもって、書かれていない裏設定や行間を暗示している部分も多く それを想像することでさらに恐怖が深まりました。 | ||||
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ネタバレ気にせず書きますので、読もうと思っている方は以下のレビューを読まない方が良いかもしれません。 内容に関してですが、他のレビューで、「ホラーじゃなくてSFだろ」と仰っている方のご意見が非常にまとまっているうえ、正鵠を射ていると思うので、あまりクドクド書きません。 ちなみに、私は「SF」ではなく、「ホラー」として本作を楽しめました。 言われれば確かに「SF」とも読めるのですが、SFに精通している方じゃないと、明確には思わないかもしれません。 信州の田舎、戦時中の過酷な過去の出来事、じわじわと迫ってくる怪異。 そのように、はじめは真っ当なホラーとして進みますが、中盤にある人物が出てきてから、話の角度が変わり、確かに「SF」じみます。 このジャンルの脱臼を受け入れられるかが、もしかしたら本書の好悪の分かれ目になるかもしれません。 ちなみに、私は多少面食らいましたが、わりとすんなり受け入れました。 おかげで、その後の展開は、どうオトすんだろうと先が気になり、一気に読めました。 作者さん、面白い小説をありがとうございました。 ただ、物足りなかったところをあげると、妻の夕里子さんのキャラが魅力的だったのに、あまり活躍しなかったのは、残念でした。もう少し、動かせそうなキャラに見えました。 それと、やはり全体的にというか、パンチ力がいまいち足りないという印象は拭えないと思いました。 確かで、地盤がしっかりしているのですが、地味……そんな印象です。 本好きに勧めることのできる品の良いホラーとも言えます。 あと文章についてです。選評で、黒川博行氏が、「文章がいたずらに大仰で表現が幼く」とありますが、私はまったく、そんな印象はありませんでした。むしろ、逆。非常に確かで、適確だが、少々面白みに欠ける、そんな印象です。 ただ、一番のホラーはこんなに実力がある作者さんの上、歴史ある賞の大賞を受賞されているのに、いまだに次回作が出ていないことです。どうやら出版業界を覆う闇は混迷を極めているようです。 | ||||
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最後まで、引き込まれて、また、どんでん返し。この展開は、見事。 楽しませてもらいました。 | ||||
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謎がなかなか明らかにならないのでイライラしながらもおもしろく読ませてもらいました。戦時中のかなり大変な様子を学べるのが貴重です。物語もおもしろいのですが,教養を高めるためにも是非。人物の気持ちの描写がとても長い箇所があり,いきなり物語が停滞するので,そこだけ読み飛ばしてもOKです。 | ||||
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面白かったのですが、結末まで読むとなんだか人間臭さがプンプン こんなたいそうな事しなくても・・・。と思ってしまいました。 | ||||
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ミステリー・ホラーの賞だったから、ミステリーの部分もあるかな?と思ったけど、ガッツリホラーだった!この本はゾワゾワする感じがして、2回くらい鳥肌が立った!面白いです!オススメしますよ。 | ||||
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一通り読んで見てホラー要素が鍵であり、ミステリ部分が物語の本質となる作品に感じました。 まるで映画のワンシーンのように描写されているホラー部分、 謎が起きる度にアイスのように解けてく感じと それを瞬時に理解する登場人物には爽快感すら感じました。 しかし終わりはホラーの王道とも言える後味でした。 横溝正史ミステリともホラーとも 言えない不思議な読み感でした。 しかし この作品が最後まで残ったという点には 納得です。 | ||||
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まあまあ面白かった。ただ、これが「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」と云われると、ちょっと得心し難い。私は、本文より先に巻末の選評を読む質なのだが、どうも皆いまいち歯切れが悪い。「大賞なしでは盛り上がらないし、出版社も困るだろうから、まぁこれでいいよね」という感じなのだ。大賞をあげるのは大甘で、期待料込みかな? なんというか、鈴木光司の『エッジ』を読んだときの印象に近い。面白ければジャンル分けなどどうでもよいわけだけれども、本作は勿論ミステリではない。ホラーと呼ぶには怖さがない。パラレルワールド物の変種じゃないだろうか。要は、SFだ。 第二次大戦末期に南方で戦死した伯父の遺品(日記帳)がひょんなことからはるばる日本に里帰りしたのに前後して起こる怪異……。さて、何者の仕業? 確かに火喰鳥という夢魔の化身のような存在が物語にホラー風味をまぶしているものの、実はこの火喰鳥、いなくても物語には全然影響ない。大雑把に本作を纏めると、並行世界の狭間に足を踏み入れてしまった主人公や周囲の人々が、過去から現在を改変するかのような説明不能な出来事に翻弄される話である。ある世界から別の世界に踏み込んでしまえば、その人の主観では現実世界が何者かに侵食されているように見える。そこに在るのは悪意ではなく、異なるタイムラインだけだ。 エンディングで世界は綺麗に反転し、戦死者のはずの伯父の “あり得たかもしれない未来” が顕現しているというオチなのだが、なんでこの2人が夫婦になってるの? という疑問は残る。それが必然の結果であるような伏線はなかったと思う。説明不足なんじゃないだろうか。 | ||||
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Kindleで一気に読みました。 空気感や情景の描写は生々しく気持ちの悪さが終始まとわりつくようでよかったです。 物語も緻密に構成されており、後半はあえて読者の想像で読ませるようになっていますが、十分に理解できるよう描かれていると思います。 ただ登場人物の心情描写があまり得意ではないのかな、とも感じました。もっと主人公の心理を巧みに操ってほしかった気がします。 自分のホラー小説の好みとして、怖さが物足りなかったため☆-1にしました。 ただあらゆるオカルトが詰まった一冊だという点では、オカルト好きには楽しめると思います。 ミステリー主体だと思って読むとむちゃくちゃだという評価になるでしょう。巻末の寸評に、物語を理解していないな、という方がいらっしゃるのもそのせいかと…。 | ||||
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