やまのめの六人



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初公開日(参考)2021年12月
分類

長編小説

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やまのめの六人

2021年12月02日 やまのめの六人

「俺たちは五人だった。今は、六人いる」怪異は誰か。密室ホラー×ミステリ 嵐の夜、「ある仕事」を終えた男たちを乗せて一台の乗用車が疾走していた。峠に差し掛かった時、土砂崩れに巻き込まれて車は横転。仲間の一人は命を落とし、なんとか生還した五人は、雨をしのごうと付近の屋敷に逃げ込む。しかしそこは不気味な老婆が支配する恐ろしい館だった。拘束された五人は館からの脱出を試みるが、いつのまにか仲間の中に「化け物」が紛れ込んでいるとわかり……。怪異の正体を見抜き、恐怖の館から脱出せよ!横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作家が放つ、新たなる恐怖と謎。(「BOOK」データベースより)




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やまのめの六人の総合評価:6.33/10点レビュー 12件。Dランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

「俺たちは五人だった。今は、六人いる」


 宝石強盗を終え山道を走る一台の車。土砂崩れに会い車は大破、メンバー六人のうちの一人が命を落としてしまう。近くの民家で急場を凌ごうとするがそこに住む住人は殺人を厭わない頭のおかしい連中たち。宝石の在り処と脱出方法を模索していくうちに宝石強盗たちは奇妙な違和感を覚える。
「俺たちは五人だった。今は、六人いる」


宝石強盗のうちに紛れた六人怪異の正体を探るという非常にそそられる内容。とは裏腹に読者側から怪異が誰かを論理的に推理することは出来ないと思われる。全体的に見るとホラーにかなり振られた作品で粗筋を読んで推理小説を期待するとかなり損。



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りーり
9EDFH0HC
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.11:
(2pt)

うーん、怖くない

登場人物が多く、それぞれの視点から描かれるタイプの小説は大好きなのですが、、、、
背筋の凍るようなホラー小説を期待すると肩透かしを喰らいますね
なんとか読了しましたが、再読は無いかな
やまのめの六人Amazon書評・レビュー:やまのめの六人より
4041115507
No.10:
(4pt)

銀行強盗達が逃走中に怪物に遭遇してしまう話

海外のホラーパニック映画みたいな作品だと思いました。
銀行強盗達が逃走中に土砂崩れに合い、殺人一家やら謎の妖怪と出会ってしまうというね。

こういう作品見ると気が滅入ってしまいますね。
悪人とはいえ、大仕事を終えて後は分け前をもらえばバラ色の未来が待っていたはずだったのに、一つのミス、一つの不運で、どんどん悪い方向に転がって行ってしまい、金どころか何より大事な命まで奪われてしまう。
単に悪人が報いを受けたというより、もっと普遍的な不幸な人間の話という感じがします。
でも現実にだって似たような落とし穴はいくらでも転がっているはずであり、こういうフィクションでその予行練習をしておくのは大事なことなのかもしれません。

本作は銀行強盗達六人のそれぞれの視点から語られていきます。
彼らは各々自分だけが知っている事実や気づきがあって、視点が変わるごとに話の見え方が変わっていくのが見どころです。
こういうジャンルが好きな方にはお勧めです。
やまのめの六人Amazon書評・レビュー:やまのめの六人より
4041115507
No.9:
(3pt)

「レザボア・ドッグス」+「アナザー」に「悪魔のいけにえ」スパイス添え?

サスペンス?ホラー的な要素もあり、「レザボア・ドッグス」+「アナザー」に「悪魔のいけにえ」スパイスと言う感じ。

意表をつく展開だし、章ごとに視点を変える構成は緻密で見事。

一方でキャラがどれもとんがってはいるが、セリフが単調であまり面白味がなく、ストーリーが流れる割にはキャラが追いついていかず、最後まで読めはしたものの没入感には欠けた。
やまのめの六人Amazon書評・レビュー:やまのめの六人より
4041115507
No.8:
(3pt)

映像化したら良いかも

駆け足で読んだせいか細かい描写はよくわからないがラストは蛇足感がある。登場人物毎の章立てになっている逃したこの作品の重要なところだがそれぞれの登場人物を一まとめにして映像化したら面白い作品になりそう。
やまのめの六人Amazon書評・レビュー:やまのめの六人より
4041115507
No.7:
(5pt)

ちゃんとスーパーナチュラル・ホラーでした

以前にどこかで紹介されていた時に、クライムものの印象が強くて、単行本はスルーしてしまった作品です(どの程度かはわかりませんが、文庫版で加筆修正もあるとのことなので、まあそれはそれでよかったかもしれませんが)。
実際に読んでみると、出てくる人間が犯罪者ばかりで、ストーリー展開の基調も確かにクライムもの色が非常に強いのですが、「やまのめ」という超自然的な存在の要素がしっかりと物語の根幹に関わっています。
三作目の『蜘蛛の牢より落つるもの』よりも、よっぽどホラーとして楽しめました。
ただ、作者買いをするとかなら、文庫の帯や裏表紙のあらすじは見ないようにして買った方が良いと思います。
ここの情報を与えられて読むと、けっこうわかりやすく予想できてしまう部分があるので。
やまのめの六人Amazon書評・レビュー:やまのめの六人より
4041115507



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