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やまのめの六人
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やまのめの六人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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登場人物が多く、それぞれの視点から描かれるタイプの小説は大好きなのですが、、、、 背筋の凍るようなホラー小説を期待すると肩透かしを喰らいますね なんとか読了しましたが、再読は無いかな | ||||
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海外のホラーパニック映画みたいな作品だと思いました。 銀行強盗達が逃走中に土砂崩れに合い、殺人一家やら謎の妖怪と出会ってしまうというね。 こういう作品見ると気が滅入ってしまいますね。 悪人とはいえ、大仕事を終えて後は分け前をもらえばバラ色の未来が待っていたはずだったのに、一つのミス、一つの不運で、どんどん悪い方向に転がって行ってしまい、金どころか何より大事な命まで奪われてしまう。 単に悪人が報いを受けたというより、もっと普遍的な不幸な人間の話という感じがします。 でも現実にだって似たような落とし穴はいくらでも転がっているはずであり、こういうフィクションでその予行練習をしておくのは大事なことなのかもしれません。 本作は銀行強盗達六人のそれぞれの視点から語られていきます。 彼らは各々自分だけが知っている事実や気づきがあって、視点が変わるごとに話の見え方が変わっていくのが見どころです。 こういうジャンルが好きな方にはお勧めです。 | ||||
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サスペンス?ホラー的な要素もあり、「レザボア・ドッグス」+「アナザー」に「悪魔のいけにえ」スパイスと言う感じ。 意表をつく展開だし、章ごとに視点を変える構成は緻密で見事。 一方でキャラがどれもとんがってはいるが、セリフが単調であまり面白味がなく、ストーリーが流れる割にはキャラが追いついていかず、最後まで読めはしたものの没入感には欠けた。 | ||||
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駆け足で読んだせいか細かい描写はよくわからないがラストは蛇足感がある。登場人物毎の章立てになっている逃したこの作品の重要なところだがそれぞれの登場人物を一まとめにして映像化したら面白い作品になりそう。 | ||||
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以前にどこかで紹介されていた時に、クライムものの印象が強くて、単行本はスルーしてしまった作品です(どの程度かはわかりませんが、文庫版で加筆修正もあるとのことなので、まあそれはそれでよかったかもしれませんが)。 実際に読んでみると、出てくる人間が犯罪者ばかりで、ストーリー展開の基調も確かにクライムもの色が非常に強いのですが、「やまのめ」という超自然的な存在の要素がしっかりと物語の根幹に関わっています。 三作目の『蜘蛛の牢より落つるもの』よりも、よっぽどホラーとして楽しめました。 ただ、作者買いをするとかなら、文庫の帯や裏表紙のあらすじは見ないようにして買った方が良いと思います。 ここの情報を与えられて読むと、けっこうわかりやすく予想できてしまう部分があるので。 | ||||
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他の方も書かれているとおり、帯はちょっと違う。サクサク読めたけど、伏線とかは不十分。 | ||||
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冒頭、銀行強盗を行った悪人達が、ハリウッドホラーのごとく殺人鬼の家に閉じ込められる……この流れにロマンを感じた人は買っていいと思う。逆に、なんだそれはと思った人にはあまりオススメできない。六人の強盗達それぞれに性格の違いがあり、魅力があり、展開もとんでもを含みつつ、良質なエンターテイメントを保っている。帯のミステリーは詐欺だが、力強く純粋に面白い作品を読みたいときに打ってつけの一冊だ | ||||
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逃走中にがけ崩れに巻き込まれた訳ありの男達が、地元の兄弟に助けられ、自宅に避難させてもらうことになり事件が発生。 その状況はある意味クローズドサークルもののミステリーかと思いますが、そういう訳ではなく、怪異現象を加えたクライムものという感じでした。 ホラー的な怖さはなく、但し短い最期の章の展開についてはミステリーのような仕掛けでした。 | ||||
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最初は丁寧に謎を呼ぶ演出が描かれていたのに、後半はただの奇天烈な怪奇現象を作者の爆ペースで描くだけ。 取ってつけたような結末の意外性も、人物描写が粗かったせいで何の驚きにも達していない。 | ||||
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普通に面白く一気読みはしたのですが・・・ ホラーと言うには、そこまで怖くないというか。 この手の座敷わらしものは、その謎を解かないと大問題になるからこそじわじわした怖さが募るものですが、この物語では、そんなことを言っていられないスプラッターな恐怖が襲い掛かってくるので、そちらはどうでもいいというか、謎を解き明かすモチベーションが弱すぎるのです。一方のスプラッターというか殺人鬼のほうは、最初こそ驚いたものの、その後はありがちな展開・・・ もうひとつ、それぞれの心の中の闇とか醜悪なものが徐々に顕在化してくる、というのがテーマなのですが、そもそも登場人物はすべて悪人(犯罪者集団)であることが前提になっているので、そりゃ仲間割れもするだろうな、裏切るだろうなと思ってしまいます。善人と思われた人たちのエゴが剥き出しに・・・という意外性はほぼないんですよね。 犯人捜し的要素もありますが、その解決もふわっとしていて、残念ながらホラーとしてもミステリーとしても中途半端な印象でした。 | ||||
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脱出ものじゃないし密室でもない、老婆は出て来るけど端役扱い 不死身の老婆なんて誇大広告そのもの 宝石強盗の5人が土砂崩れに巻き込まれ、一郎、二郎という兄弟の案内を受けて 近隣にある屋敷に案内されるが…… 不気味な老婆と二人の兄弟に薬入りのコーヒーで確かに拘束されるけどすぐに反撃して逃げるし 以降はいつのまにかザバラとすり替えられていた宝石探しと5人だったはずが6人いる自分たちの中から誰が怪異かの探り合いに終始していて期待していた内容と全然違うし 怪異物としても怖さもパンチも足りてない。 やまのめが誰だったか明かされてもなんか特に驚愕という感じになるわけでもないし | ||||
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