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やまのめの六人
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やまのめの六人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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海外のホラーパニック映画みたいな作品だと思いました。 銀行強盗達が逃走中に土砂崩れに合い、殺人一家やら謎の妖怪と出会ってしまうというね。 こういう作品見ると気が滅入ってしまいますね。 悪人とはいえ、大仕事を終えて後は分け前をもらえばバラ色の未来が待っていたはずだったのに、一つのミス、一つの不運で、どんどん悪い方向に転がって行ってしまい、金どころか何より大事な命まで奪われてしまう。 単に悪人が報いを受けたというより、もっと普遍的な不幸な人間の話という感じがします。 でも現実にだって似たような落とし穴はいくらでも転がっているはずであり、こういうフィクションでその予行練習をしておくのは大事なことなのかもしれません。 本作は銀行強盗達六人のそれぞれの視点から語られていきます。 彼らは各々自分だけが知っている事実や気づきがあって、視点が変わるごとに話の見え方が変わっていくのが見どころです。 こういうジャンルが好きな方にはお勧めです。 | ||||
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以前にどこかで紹介されていた時に、クライムものの印象が強くて、単行本はスルーしてしまった作品です(どの程度かはわかりませんが、文庫版で加筆修正もあるとのことなので、まあそれはそれでよかったかもしれませんが)。 実際に読んでみると、出てくる人間が犯罪者ばかりで、ストーリー展開の基調も確かにクライムもの色が非常に強いのですが、「やまのめ」という超自然的な存在の要素がしっかりと物語の根幹に関わっています。 三作目の『蜘蛛の牢より落つるもの』よりも、よっぽどホラーとして楽しめました。 ただ、作者買いをするとかなら、文庫の帯や裏表紙のあらすじは見ないようにして買った方が良いと思います。 ここの情報を与えられて読むと、けっこうわかりやすく予想できてしまう部分があるので。 | ||||
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他の方も書かれているとおり、帯はちょっと違う。サクサク読めたけど、伏線とかは不十分。 | ||||
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冒頭、銀行強盗を行った悪人達が、ハリウッドホラーのごとく殺人鬼の家に閉じ込められる……この流れにロマンを感じた人は買っていいと思う。逆に、なんだそれはと思った人にはあまりオススメできない。六人の強盗達それぞれに性格の違いがあり、魅力があり、展開もとんでもを含みつつ、良質なエンターテイメントを保っている。帯のミステリーは詐欺だが、力強く純粋に面白い作品を読みたいときに打ってつけの一冊だ | ||||
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逃走中にがけ崩れに巻き込まれた訳ありの男達が、地元の兄弟に助けられ、自宅に避難させてもらうことになり事件が発生。 その状況はある意味クローズドサークルもののミステリーかと思いますが、そういう訳ではなく、怪異現象を加えたクライムものという感じでした。 ホラー的な怖さはなく、但し短い最期の章の展開についてはミステリーのような仕掛けでした。 | ||||
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