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シャーロック・ホームズの息子



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シャーロック・ホームズの息子の評価: 3.10/5点 レビュー 10件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

ホームズの継承者

かの有名なシャーロック・ホームズに実は息子がいた。
人知れずホームズの兄マイクロフトに育てられていたのだ。
第一次世界大戦前夜、スパイ活動をするには顔を知られすぎている上に、
年を取ってしまったホームズに代わってその息子が、イギリスの大臣チャーチルから
の密命を受けてアメリカに渡る。
アメリカで暗躍するドイツスパイの組織の動きを暴きだすのだ。
うん、出だしから悪くはない感じ。
ホームズの名を継ぐ者、ということで、ホームズのように私立探偵然とした殺人事件解決もの
に仕立てたらホームズものとしてもっと粗さがしをしてしまったような気がする。
フリーマントルが、自分のフィールドであえてスパイものにしたのが正解。
ただし、スパイものとしてはいくつか間抜けだなぁと思うところもありますけど、
暗号もいかにも分かりやすそうだし、セバスチャン(息子)は、偽名を使わずに
ホームズ姓を名乗ってるし。
でも、全体的な雰囲気はオーケーでした。楽しめました。
シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102165517
No.4:
(4pt)

父親の名を継げるのか

ホームズの息子セバスチャンは、チャーチルの個人的なスパイとしてアメリカへ渡る。
下巻では、政府の後ろ盾もないまま、人脈を作り次第次第に核心に迫っていく。

この作品にはスパイものとしての他に、父子のセッションも重要なポイントになっている。
父が子供を認めるのか。子供が父親を理解するのか。

スパイものとしてよりもこういった観点で見たほうが面白いかもしれない。
シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102165517
No.3:
(4pt)

フリーマントルらしさは面白いが、ホームズ物としては、ちょっとぉ。

時代背景は面白く、ホームズとワトソンの雰囲気はまずまず。しかし、マイクロフトのキャラクターは、ちょっとだめですね。で、肝心の息子の行動が父譲りというよりは、ジェームス・ボンドみたい。スパイだけど、本名で活動するし、いきなり寝るし、命は狙われるし。フリーマントルらしく、史実をうまく入れたり、アメリカへの嫌味な表現もあり、誰も信用できない状況は面白かったです。
シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102165517
No.2:
(5pt)

良いですねえ

すこぶる良い感触です。まず、ホームズパスティーシュとしてではなく、1作品として、質の高い作品です。そしてホームズパスティーシュとしても良い感じなのです。原作の彼らの世界をそのままに、さらにその世界を広げてくれた感じです。ホームズファンも、ホームズファンでなくても楽しめる作品だと思いますよ。
シャーロック・ホームズの息子〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの息子〈下〉 (新潮文庫)より
4102165525
No.1:
(4pt)

フリーマントルお得意のスパイ物

本日購入し、一気に上下を読みました。ホームズファン&チャーリー・マフィンファンとしては、フリーマントルの得意分野にホームズを当てはめた作品だと思います。ホームズの正典にも出てきそうなホームズとワトソンの会話はなかなかです。ホームズの息子の活躍は作者お得意のスパイ物で、一つ一つの会話や行動の中から真相を暴きだす姿は、ホームズよりはチャーリーのやり方ですね。但し、ストーリーとして、息子がホームズから叩き込まれたやり方をとっているというのも、なるほどと思える場面もあり、ホームズのパスティーシュとしては上出来です。しかし、ジェーン・トムソンの作品よりは、フリーマントル自身の個性が出すぎて星4つです。
シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの息子〈上〉 (新潮文庫)より
4102165517

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