トリプル・クロス
- カウリー&ダニーロフシリーズ (4)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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フリーマントルが自身のノンフィクションルポルタージュ作品『ユーロマフィア』で述べていた、複数の国に君臨するそれぞれのマフィアによる犯罪ネットワークの構築、これが本書の主題である。一応本書では今回がまだその計画の端緒に過ぎないことが謳われている。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ロシアの捜査官ダニーロフとアメリカのFBIのカウリーによる国際的な犯罪捜査のシリーズ第4作目。 相変わらず読ませてくれます。 ただし、正直やはり本作から入るのは面白さを半減させてしまうと思います。ぜひ一作目の「猟鬼」猟鬼―ダニーロフ&カウリーシリーズ (新潮文庫)からお読みになることを薦めます。 この国も考えも、家庭環境もまったく違う二人が、何故に惹かれ、互いを尊敬しあうようになっていくのか。ここらを知ってこそ、やはり本作品のよさがよりいっそうわかっていくと思います。 本作品に限れば、二人の家族的な、あるいは生活の、人生の描写、意味、問題にかなり重点が置かれた成果、事件的なものは若干荒削り。 最終結末のあたりに若干、あたふた感がありました。 ただ、面白いのは、脇役であった、ダニーロフの補佐役パヴィン、カウリーの恋人にして対テロ部副部長のパメラ、がこれまで以上に重要な役割をはしたことです。 とくに、パヴィンの果たした役割は大きく、これから本シリーズが続くとすれば、きっと彼が何らかキーを握るのではないかと予感させる趣きがありました。 これからも本シリーズの続くことを願います。 | ||||
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ロシアの捜査官ダニーロフとアメリカのFBIのカウリーによる国際的な犯罪捜査のシリーズ第4作目。 相変わらず読ませてくれます。 ただし、正直やはり本作から入るのは面白さを半減させてしまうと思います。ぜひ一作目の「猟鬼」猟鬼―ダニーロフ&カウリーシリーズ (新潮文庫)からお読みになることを薦めます。 この国も考えも、家庭環境もまったく違う二人が、何故に惹かれ、互いを尊敬しあうようになっていくのか。ここらを知ってこそ、やはり本作品のよさがよりいっそうわかっていくと思います。 本作品に限れば、二人の家族的な、あるいは生活の、人生の描写、意味、問題にかなり重点が置かれた成果、事件的なものは若干荒削り。 最終結末のあたりに若干、あたふた感がありました。 ただ、面白いのは、脇役であった、ダニーロフの補佐役パヴィン、カウリーの恋人にして対テロ部副部長のパメラ、がこれまで以上に重要な役割をはしたことです。 とくに、パヴィンの果たした役割は大きく、これから本シリーズが続くとすれば、きっと彼が何らかキーを握るのではないかと予感させる趣きがありました。 これからも本シリーズの続くことを願います。 | ||||
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米国、ロシア両国の捜査官が絡むシリーズ… 今回はロシアのマフィアが“世界同盟”を画策し、色々とやらかす…それを追う米国のカウリーとロシアのダニーロフ…殊にダニーロフは、愛していたラリーサを悪徳警官を始末する巻き添えにしたのが今回の標的となっているマフィアのボスであると知り、色々と気持ちが揺れる…一気に読ませてくれる… 今作で、国際捜査は更に大規模になるが、何かフィクションと判っていても、恐るべき実態が見え隠れするようである… | ||||
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米国、ロシア両国の捜査官が絡むシリーズ… 今回はロシアのマフィアが“世界同盟”を画策し、色々とやらかす…それを追う米国のカウリーとロシアのダニーロフ…殊にダニーロフは、愛していたラリーサを悪徳警官を始末する巻き添えにしたのが今回の標的となっているマフィアのボスであると知り、色々と気持ちが揺れる…一気に読ませてくれる… 今作で、国際捜査は更に大規模になるが、何かフィクションと判っていても、恐るべき実態が見え隠れするようである… | ||||
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ロシア、イタリア、アメリカと3地域のボスが暗躍する中、米国のカウリー、ロシアのダニーロフ、更にドイツの捜査局も巻き込んだ捜査が展開される…なかなか読ませる… カウリーやダニーロフと言った主要キャラクターが妙なまでに人間臭い…こういう辺りが、フリーマントル作品らしい… | ||||
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