黄金をつくる男
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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フリーマントルの手による経済小説である本書は、従来、彼の得意とするエスピオナージュの手法を存分に取り入れており、主人公である多国籍企業の会長を縦横無尽に世界中を駆け巡らせ、丁々発止の駆け引きをさせる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ソ連の金塊輸送機が墜落し・・・というお話。 金本位制の頃の世界の政治経済をネタにした小説。ソ連とアメリカで表面上は仲が悪かったけど、裏では密約があったという内容でした。 ソ連が食料が足りないので、アメリカに食料を頼り、その見返りにソ連が金の産出が多いので、をアメリカに送っていたという実際のあった密約をネタの中心にした作品。 ソ連で金がとれなくなって、秘密で資本主義の国で金の会社を作って、金の産出第1位の南アフリカの金買って、アメリカへ送ってアメリが食料を送ってなんとか凌いでいたけど、その金の輸送機が墜落してしてしまうという発端で、そこにアメリカのCIA、産油国、アパルトヘイト推進派の南アフリカの人の思惑が絡み・・・という超複雑な謀略小説でした。 面白かったですが、複雑過ぎて全てを把握したかどうかは自信がありませんが、綺麗事では済まない国際政治の裏側は判ったつもりになりました。 評論家の高野さんが、「これだけの情報性を備えた作品を、ただ小説として読むのはあまりににももったいない。大学の「国際政治経済入門」の講義で、一年間かけてこの作品を読みこなそうという教授がでてきておかしくない」と「ミステリーの友」というブックレット(監修は山口雅也さん)に書いていて、確かに情報小説としても破格の内容に思えました。 複雑なので、人に勧めたくなるかは疑問ですが、国際政治の勉強にはなる作品。機会があったら是非ご一読を。 | ||||
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日経新聞をみても結局最終ページしか読まない私。新聞を隅から隅までずずぅ~いっと読めるぐらい知識があればこの本ももっと楽しめたのかもしれないなそんな気分になってしまうちょっと経済のからくりが高度に感じた内容でした | ||||
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