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シャーロック・ホームズの息子
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シャーロック・ホームズの息子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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上巻のレビューを書いた時点では、「下巻に期待」として★を2つ付けておいたが、もはや1個で十分だろう。よくまあこれだけ面白くないように書けるなあと、むしろ感心しかない。 爆発や銃撃などのシーンも淡々とした、小難しい書き方をするのは、この作家の持ち味なのだろうか? よくわからないけど、これをどう面白がればよいのだろうか? 訳者の日暮雅道氏は、あとがきで「フリーマントル的な面白さを十分備えたエンターテインメントであり、成功例と言えるだろう」と書いている。以前は氏の鑑識眼を信じていたが、ちょっと怪しくなってきた。 ところで、本作ではドイツがサイテーの悪者だ。作中で「ドイツ野郎」と何度も罵倒されている。まあそうなんだろうけど、ドイツの人は嫌だろうな。というか、何人であろうと読まなくていいですねこの本は。 | ||||
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フリーマントルという名前は知っていたが、僕にとってはまったく興味の持てない作家の筆頭だった。それがホームズのパスティーシュを書いたということで、ホームズファンとしては購入しないわけにはいかなくなってしまったのだけれど、しかしどうにも読む気になれず、放置すること十数年…。 やっと重い腰を上げ(という表現が正しいかどうか)読んでみた。まだ上巻が終わった段階だが、現時点での感想は……やっぱり面白くない。まったく、とはいわないけれど、あんまり面白くない。 主人公にホームズらしさが微塵もなければ、ホームズの息子である必然性もない。アメリカでのスパイ活動とか、船上でのラブアフェアとか、これではまるでジェームズ・ボンドの息子ではないか(時代が違うけど)。何よりつらいのは、文章がいかにもイギリス風のひねりに満ちていて、翻訳ものならではの読みにくさにあふれていることだ。 まあ、上巻の終わり辺りで少し面白くなってきたので、下巻に期待しようかな。 | ||||
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前編に続いてなかなかのスパイ物。 | ||||
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かの有名なシャーロック・ホームズに実は息子がいた。 人知れずホームズの兄マイクロフトに育てられていたのだ。 第一次世界大戦前夜、スパイ活動をするには顔を知られすぎている上に、 年を取ってしまったホームズに代わってその息子が、イギリスの大臣チャーチルから の密命を受けてアメリカに渡る。 アメリカで暗躍するドイツスパイの組織の動きを暴きだすのだ。 うん、出だしから悪くはない感じ。 ホームズの名を継ぐ者、ということで、ホームズのように私立探偵然とした殺人事件解決もの に仕立てたらホームズものとしてもっと粗さがしをしてしまったような気がする。 フリーマントルが、自分のフィールドであえてスパイものにしたのが正解。 ただし、スパイものとしてはいくつか間抜けだなぁと思うところもありますけど、 暗号もいかにも分かりやすそうだし、セバスチャン(息子)は、偽名を使わずに ホームズ姓を名乗ってるし。 でも、全体的な雰囲気はオーケーでした。楽しめました。 | ||||
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ホームズの息子セバスチャンは、チャーチルの個人的なスパイとしてアメリカへ渡る。 下巻では、政府の後ろ盾もないまま、人脈を作り次第次第に核心に迫っていく。 この作品にはスパイものとしての他に、父子のセッションも重要なポイントになっている。 父が子供を認めるのか。子供が父親を理解するのか。 スパイものとしてよりもこういった観点で見たほうが面白いかもしれない。 | ||||
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時代背景は面白く、ホームズとワトソンの雰囲気はまずまず。しかし、マイクロフトのキャラクターは、ちょっとだめですね。で、肝心の息子の行動が父譲りというよりは、ジェームス・ボンドみたい。スパイだけど、本名で活動するし、いきなり寝るし、命は狙われるし。フリーマントルらしく、史実をうまく入れたり、アメリカへの嫌味な表現もあり、誰も信用できない状況は面白かったです。 | ||||
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まず、主人公がホームズの息子である必然性が、あまり感じられない。シャーロック・ホームズといえば、わずかな手がかりから意外な事実を推理する推理力や、彼の扱う事件の真相の意外性、そしてやや風変わりなキャラクター造型などが魅力的な点だと思うのだが、この小説に出てくる息子は、頭が良く、運動神経もある好青年以上の存在ではない。父親に比べると、魅力に乏しいように思う。また、彼の活躍というのも、第1次世界大戦を前にしたアメリカでの、一種の諜報活動であり、これでは主人公がホームズの息子じゃなくてもいいんじゃないの?と思ってしまう。ストーリーのテンポもやや悪く、意外な真相も用意されているのだが、それほど感銘を受けなかった。フリーマントルの作品としては、できの良い方ではなく、むしろ彼のオリジナル・キャラクターが活躍する作品の方が面白い。 | ||||
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ホームズのパスティーシュ(贋作)もので、シャーロック・ホームズの息子、せバスチャンがアメリカにおける秘密のドイツ結社調査に乗り出すと言う内容。なんですが、うーんこれはちょっとなあ…個人的には読んでて辛かったです。 フリーマントルの本は初読なので、それに慣れなかっただけなのかもしれないんですが、文章が単調で、改行もあまりない。感情描写もかなり抑え目で、あまり抑揚がないんですよね。親の方のホームズ(&ワトソン)の登場シーンはかなり少なく、息子の方がメインのシーンが圧倒的に多い(主人公だから当たり前だけど)。シャーロックのファンとしてはそこも残念でした。ただ、イギリスの大物としてチャーチルが出てくるんですが、その人物描写はなかなか面白かったと思います。いかにも政治家って感じで。 作者も書いていますが、「ホームズもの」として読むよりも全く別の作品だと思った方が良いようです。 | ||||
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本日購入し、一気に上下を読みました。ホームズファン&チャーリー・マフィンファンとしては、フリーマントルの得意分野にホームズを当てはめた作品だと思います。ホームズの正典にも出てきそうなホームズとワトソンの会話はなかなかです。ホームズの息子の活躍は作者お得意のスパイ物で、一つ一つの会話や行動の中から真相を暴きだす姿は、ホームズよりはチャーリーのやり方ですね。但し、ストーリーとして、息子がホームズから叩き込まれたやり方をとっているというのも、なるほどと思える場面もあり、ホームズのパスティーシュとしては上出来です。しかし、ジェーン・トムソンの作品よりは、フリーマントル自身の個性が出すぎて星4つです。 | ||||
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題名が気になるので購入。 外国人の人の名前を覚えるのが苦手なので、かなりスローペースで読みました。下巻の内容に期待しています。 | ||||
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