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復讐の協奏曲
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復讐の協奏曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全33件 1~20 1/2ページ
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御子柴礼司シリーズに出会い、一作一作と読み続け、これで5作目。 14歳の時に起こした事件は残忍なものでありとても理解出来ない。でも、かつて、実際に発生した少年事件があった。それゆえに「小説」として物語の世界にいるだけではない、とてもシリアスで深く考えさせられるものがある。 悪辣だが、ほんの少しずつ人間味を感じさせてくれる御子柴礼司。 タイミングよく6作目が単行本で発刊された様子。文庫本で出るまでの間、別の作品を読んでみようと思う。 | ||||
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展開がぐわんぐわんしていて面白いです。 | ||||
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御子柴シリーズ完結?やはりミステリーとしての展開が秀逸。さまざまなナゾを法廷での弁護において明らかにする。シリーズを通じての展開。今回は凶器が鍵となったが、ちょっと無理あったかな。でも最後の終わり方に人間のポテンシャルをみた。 | ||||
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中山七里さんの、このシリーズが揃いました。今読んでいる本が読み終わったら、読んでみます。 | ||||
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今回の最後のどんでん返しは、絶対に繋がらないとおもってた点と点が、さいごには、1ミリの違和感もなく繋がったような爽快感でした。御子柴シリーズ5作品の中でも、圧倒的に最短スピードで読み進めました。おもしろかったです。 | ||||
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次の作品を、すぐ読みたい本 | ||||
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期待どおりの内容でした。 一気に読んでしまいました。 次回作が楽しみです。 | ||||
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弁護士事務所の事務員さんのお話。結局、何で勤めることにしたのか、辞めないのか。わかるような。でもないかな。消去法だったのか。ちょっともやっとしてますが、裁判の方はいつものように、ビックリの展開でした。 | ||||
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御子柴礼司シリーズ、第5弾。この御子柴礼司は、やはりスゴイ。 中学生14歳の時、幼稚園児みどりを殺害した園部信一郎は、弁護士御子柴礼司となった。 みどりは、バラバラにされて、郵便ポストや幼稚園の玄関に首や右脚がおかれ、死体配達人の仕業とされた。その犯人が、弁護士になっていた。そのことが、御子柴礼司は、法廷で弁護のときに事実として認めたことで、マスコミが取り上げ、懲戒請求が殺到する。 懲戒請求の事由は、御子柴礼司が死体配達人として世間を騒がせた犯罪者だからという。 それが、ブログを通じての懲戒請求を出すことの呼びかけで、800人余りの人が、同じ文面で提出したのだ。この国のジャスティスを名乗るものは、ブログでいう。「悪魔を駆逐できるのは正義でしかない。悪意を壊滅できるのは善意でしかない」。匿名で懲戒請求は出せると説明してあった。 御子柴礼司は、「この国のジャスティス」が二つの誤情報を流していると指摘する。一つは、匿名ではなく、懲戒請求者の身元は御子柴に明らかになる。もう一つは弁護士資格を取得する以前の行為が事由になり得ない。つまり懲戒請求が成立しない。ふむ。知らなかったなぁ。 弁護士の懲戒請求は、憲法で定められた権利ではなく、あくまでも弁護士法に定められた権利に過ぎない。「弁護士法第五八条 何人も、弁護士または弁護士法人について懲戒の事由があると思料するときは、その事由の説明を添えて、その弁護士または弁護士法人の所属弁護士会にこれを懲戒することを求めることができる」 御子柴弁護士は、名誉毀損と業務妨害の被害を受けたとして、内容証明を送り、和解金一律150万円を請求した。そして、「この国のジャスティス」の正体を協力者の弁護士とともに、「発信者情報開示請求」で明らかにすることにした。 ところが、御子柴法律事務所のたった一人の事務処理に長けた事務員日下部洋子が、殺人犯で逮捕される。殺人をしたナイフの柄には、洋子の指紋がついていた。それが、動かぬ証拠となった。御子柴弁護士は、洋子の弁護人となる。洋子本人は無実を主張している。ところが、洋子の素性を調べていくと無戸籍であり、30年前に殺されたみどりの友人だった。なぜ、洋子は御子柴弁護士事務所で働くのか?そして、本当に殺人犯なのか? 御子柴は洋子にいう。「君が殺人をしていようがいまいが、必ずそこから出してやる」 御子柴は、法廷闘争において、ほとんど勝利しているのである。そして。洋子は?ジャスティスの正体は?ふーむ。畳みかけるように鮮やかに展開する。 #中山七里 #御子柴礼司 | ||||
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善人と悪人を分かつものは、何ぞや? 一線を越えるか、いなか。 そんなに簡単なものなのか。 法律も、所詮は人間が定め、運用しているものでしかないわけで、為政者に都合の悪いものは、俎上にすら上がらない。 そもそも論、「善人」とは、はたして存在するのか? 何をもって、善人と呼ぶのか? 思慮分別のある、年齢を重ねた大人が、「匿名」という免罪符を得ることで、正義の使者ヅラし、正義の名のもと鉄槌を下すことに、快感を覚える。 仲間を増やすことに奔走し、自分たちは、悪を断罪し世の中を正す使命感に燃える輩だと自己重要感をみたす。 そこには、中毒性があるのか。 故意または重過失では、逃れる術はない。 他人に踊らされ、操られ、挙げ句、切り捨てられ。 こんなはずでは・・・わたしは善意だぁ~声高に叫んだところで、情報リテラシーの低い者に、道は・・・。 他人の光に羨望、嫉妬し、自らの不甲斐なさと、鬱憤を晴らすために・・・代償は・・・デカいぜ。 人は変われる。 よくある台詞だが、変われる人間と変われない人間がある。 その差は、何だろう? 過去を認め、受け入れ、前に進む決断をくだし、実際に行動したか、否か。 当然ながら、そこには、痛みが伴う。 いつまでも被害者ヅラして、一歩を踏み出さない自由もある。 誰も強制することは、できない。 決めるのは、自分の力で。 | ||||
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最近、作者の多作のおかげで読む作品に不自由はしないもののどれも良くできているがもの足りず侮りかけていたが、どっこいこのシリーズは読みごたえがあって嬉しい!己れの償いを綺麗事にせず贖罪の道を歩む主人公に対して、他人の正義の尻馬に乗って義憤を振り回す世間やメディアが描かれる。SNSの匿名性を隠れ蓑に事実確認もせずただ自分自身のうっぷんばらしに騒ぎ立てる世間の有り様はフィクションとは云えず現実の世の中となんら相違はない。但し、間違った政治を糾弾するのもこのようなうっぷんから噴き出す正義感であることの事実も否めない。正しい行いの難しさを痛感させられる。 | ||||
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無免許じゃないけど。 このシリーズ、巻を進める毎に面白さが増してきますね。 次はあるのかな?あるといいな。 中山先生、続刊お願いします! | ||||
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正直、4巻までと比べて、今回の重要証拠の設定のせいか、調査・検証〜立証までが浅かった(軽かった)と感じてしまいました。というのも、洋子の嫌疑に対して『これは間違いないなく反証出来るだろう』という確信が最初から持て、結果も想像通りだったからだと思います。 とは言っても、洋子の素性が明らかになったのは新鮮でしたし、御子柴礼司への懲戒請求書の真犯人は全く読めなかったので、ここはやっぱり中山作品だと思いましま。 シリーズ5巻、総合して面白いと思います。 | ||||
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私的にこのシリーズは全部面白いです | ||||
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あっという間に読み切るほどに完成度が高い | ||||
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御子柴シリーズ5冊一気に読んだが内容も関連してて息も付かせない切迫感があり続編があれば引続き読みたい気がします。復讐の協奏曲は若干弁護の供述に物足りなさを感じましたが5冊共に素晴らしい内容でした。 | ||||
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中山七里氏の作品にはハズレがない。今回も充分に楽しませて貰いました。 | ||||
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中山七里さんを御子柴シリーズで初めて知って、5冊一気読み。 他の4冊に比べ口コミも少ないし、凡庸とのコメントも見かけ「そっか。。。」と期待せずに読んだが、やはり寝る間を惜しんで読んだ。 このシリーズは、ラスト数十ページのどんでん返しに注目が集まりがちだけど、ヒューマンドラマとして楽しんでいる自分が居ます。 前作でも感じたのですが、御子柴礼司が育ってます。嬉しい。(4作目は涙が止まらなかった) 今作は確かに、ミステリー要素はインパクト弱めではあるが、総合点、バランスで行ったら、素晴らしい作品です。 しかし、1-4を読まずにいきなりこれだと、楽しさ半減なので、要注意。 香辛料の効いたパンチのある中華もい良いけど、じっくり五臓六腑に染み渡る薬膳の様な5作目でした。 人は、「誰かを恨み続ける事で、生きて行ける」ってあると思うんです。恨み続ける事が日常になる。 人の心は人の数だけある。 あなたの心が何色で、どんな形の魂に支えられて生きて来たのか。 中山七里さん、本当にこのシリーズ最高です! 余談ですが、紙の本、しかもハードブックが好きな私としては、御子柴シリーズで左手で感じるラストまでのページ数をこれほど気にしながら読む作品、久々です。 「えーもうすぐ終わっちゃうけど、最後どぉーなるの?!」とドキドキしながら。 次回作は2年後辺りでしょうか? 期待して待っています。 | ||||
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このシリーズを読み始めた時は実際の事件がモデルになっており犯した犯罪の内容があまりにも酷すぎて御子柴弁護士に感情移入できませんでした。エンターテインメントとして話が面白いため続けて購入していましたが、やはり犯した罪が罪なので反省してもちょっとなぁというような思いがいつも拭えませんでした。ですが話が続くにつれて徐々に御子柴弁護士が変わろうとしていること、以前とは違う自分になろうと必死で足掻いていることが分かるようになってきて、応援しようと言う気持ちになりました。読み続けてよかったです。 40歳を過ぎて中年と言われる歳になってもまだ変わろう、贖罪しようと必死になる御子柴弁護士は立派だと思いますし、登場人物の中で御子柴弁護士を応援する人がいるのがよくわかってきました。少年犯罪の刑罰については常に議論がありますが、この作品で一つの例としての答えが提示されたように思います。もちろん現実は小説のようにはうまくいかず、シリーズの中で何度も言及しているように被害者の家族は永久に苦しみ世間に与えた影響も大きい。どんな事があっても許されない罪があるという気持ちは強いです。私もまだ迷いがありますが、御子柴弁護士がどのように生きていくのかこれからも見たいです。 | ||||
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無事届きました。ありがとうございます。御子柴シリーズはこれが最新刊ということで、あっという間に読み終わり、これで御子柴シリーズは読破しました。次が出るのが楽しみです。 | ||||
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