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復讐の協奏曲
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復讐の協奏曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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五作目にもなると、エンタメの仕掛けは繰り難く、登場人物を走らせてストーリーを展開してる感じ。 主人公が嫌う帰属意識(=この作品に帰属するのは、お得意さんの我々読者)に頼った作品で、一見さんお断りな感じ。シリーズものなので当然なんだけど、内輪向けでどうかなと。 もともと、エンタメ性やストーリー展開もさることながら、合間合間に挿入される職業観に外連味が効いていて面白く、今回もこの点は良いのでいいんだけど、やはりネタ切れ感あり。 | ||||
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児戯とか、廷吏とか、普段聞かない難しい言葉が多く出てきて読みにくい。 あと、登場人物のやりとりも心理描写がなかなか高度で感情移入しにくい。 中山七里さんの本はちょっと大人向け、インテリ向けですね。 | ||||
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このシリーズ、大好きです。ただし今回のオチは“?”が付きますね〜。序盤は盛り上がる展開にワクワクしましたが、途中は淡々と進み、最後は、「アレッ、もう終わり?」 という感じでした。今までこのシリーズは、伏線の繋ぎが見事なうえ、ストーリーの途中で1、2回予想を外す種明かしがあり、そこが逆に一気読みを強いられる魅力になっていたと思います。今回は種明かしを最後まで引っ張りほんの数ページで語りますが、そこまでの深さがない。どうしても違和感を覚えるのが凶器の入手法で、検察や警察がここに目を留めないハズがない。また、洋子の主人公に近づいた理由が、冒頭の期待を大きく外す凡庸なものであったこともガッカリでした。この理由であるならば、その生い立ちや戸籍が無いことをあんなに丁寧に説明する必要があったでしょうか。そして何と言っても黒幕がほぼ30年前の事件に対して今復讐を始める説得感のなさに尽きます。何れにしても、主人公の周辺人物は一通り語られたと思います。次は誰に視点を当てるのか。今回のイマイチ分を含めて挽回してくれることを期待します。 | ||||
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洋子が真っ先に気にするのが「せいぜい着手金しか払えません」だという事に好感。次に懸念するのが「一生タダ働きですか」であるのも好きだなあ。「身内(従業員)なんだから、助けてくれるよね?」「従業員なんだから、タダだよね?」の発想が自発的には出て来ないキャラって真っ当で良いなあ 御子柴の調査も法廷逮捕劇も大変面白く小気味良かったが… たかちゃんが知原の女衒役をしてた理由も、成美に「金で雇われた」のも少々ピンと来なかった。知原を操ってたとして、部下が「優秀」なら自分の業績や出世に繋がるから?幾ら部下とはいえ、従うかあ?「諸経費」掛かり過ぎるだろうし、会社が精算してくれるとは思えないし、そうすると持ち出し多過ぎるし… 知原と「特別な関係」だったとして、契約取る為の必要経費のせいで金に汲々してたとして…そうするとそういう事をするメリットどこにあるんだ? 「出世」したくて、↑を止められなくて、金を捻出する為に成美に雇われたとして、ブログ煽動までは分かるんだが… 自身が悪事に手を染めながら、幼馴染の為の復讐に執着して、ハンマーもって襲撃する律義さってあるのかなあ どっちかとういうと、自分の身は「安全地帯」に置いといて実行役は他にやらせるタイプの感じだが …と、思ってしまい、最後の最後で腑に落ちないのが少々不消化だった 留置所描写を読んでいて、留置所って「自力で動けない入院生活に似てる」と、思った そんでもって、手錠の似合わない人間を、手錠の似合う人間にするのが拘置所や留置所の役で、そうされなかった洋子が強靭だった。と。どうも自分は洋子が大変気に入ったらしいです | ||||
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