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我々は、みな孤独である
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我々は、みな孤独であるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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私にはちと理解が出来ませんでした 宇宙とか世界とか規模がでかいす | ||||
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前世や来世や占いについて胡散臭いと感じつつも否定する事ができない。あの時間にあの店に向かわなければ交通事故に遭わなかったのにとか、あの日あのペットショップに行かなければこの犬は飼っていなかったとか、自分で選んだ人生ではなく全てが避けようのない一本道の運命だったとしたら。なんか嫌な予感がするのは既に経験した事だとしたら。怖い作品でした。 | ||||
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ここで終わり? …続いていたとしても著者の作品とは思えなさそう…。 | ||||
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誰もが一度は空想したことがあるであろうテーマを物語に昇華させた作品 さすがは貴志祐介と言わざるを得ない考えさせられる傑作 | ||||
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どんな作家も結局輪廻思想に行き着く気がします。 他のレビューにあるように、若干冗長なエピソードも含まれるような気はしますが、このバッドともグッドとも取れない結末は貴志祐介らしさを感じますし、伝えたいことは伝わったかなと思います。 | ||||
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久々の長編なので期待して買ったのですが、ぽかーんとなった読後。長年貴志祐介作品を好きで買って読んでいますが、上下巻なのか?というぐらいにあっけなく終わってしまった。ダークゾーンも少しそういう雰囲気があったのですが、貴志祐介の中にあるホラー度がどうも失われている気がします。 | ||||
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この著者の他の作品 「黒い家」「クリムゾンの迷宮」「天使の囀り」なんかは間違いなく面白かった この作品もすらすらと読み進めさせるだけの力はあるんだけど、それだけだった 最初の前世で自分を殺した相手を見つけてほしいと言う金持ちからの風変わりな依頼を探偵が引き受けてから ラストまでにどんどんと話がとっ散らかってバラバラになっていく。 メキシカンと日本のヤクザの抗争の話とか入れる必要あった? メインの話からそれた横道をごった煮の様に煮詰めた作品 | ||||
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久しぶりの貴志祐介作品。評判関係なしの作家買いです。 とはいえ最近の貴志祐介作品は賛否両論分かれることが多く、今回もレビュー欄で見事に賛否が分かれていたので覚悟して読みました。 探偵である主人公のもとに「前世の私を殺した犯人を探してほしい」という奇妙奇天烈な依頼が舞い込んだところから物語は始まります。本作は様々なジャンルの複合体で、ミステリー×SF×ハードボイルドなどどこにカテゴライズしてよいのか迷う内容。全部ぶち込んで闇鍋状態になってるので賛否両論になるのも理解できる。案の定途中から空中分解してとっ散らかったまま終わるので貴志祐介作品の中では完成度の低い方になるでしょう。 リアルではなくファンタジー寄りの結末なので前世の謎はしっかり解いてます。ただ他の方が指摘している通り細かい謎はすべて放置して終わるので「ここをぶん投げるならこの要素入れなければよかったのでは?」と突っ込まれるのも仕方ない。本作はとにかく無駄な要素が多かった。行き当たりばったりというか。 最後に唐突にヒロインが出てくるんですがこの人物が物語の核心を握るほどの重要人物ならもっと最初から掘り下げてほしかった。南米マフィアとの抗争もいらなかったような…。丹野のヤバさを強調するために必要だったのかもしれませんがマフィアとのいざこざが始まってから前世の依頼という要素が薄れました。詰め込みすぎです。 本作は登場人物もいまいち。主人公はしみったれた中年かと思えば淡々と人を殺せる暴力さも兼ね揃えていたり、唐突に助手の女性にキスをして胸を揉んだりする猥雑さもある。丹野がヤバい男なのはわかるけど今まで貴志祐介作品に登場してきたヤバいキャラに比べると肩落ちします。本作は主人公の味方寄りだからかな?マフィアと丹野をぶつけてバケモンにはバケモンぶつけんだよ!!!って展開が始まったのは本作で一番面白かったかも。 文章の読みやすさは相変わらず。内容はスピリチュアル要素が強いため人を選ぶかもしれません。総合して☆3くらいかな。 | ||||
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読書量が少ないので、意識統合体の概念が使い古されていることは 知らなかったですが、単なるエンターテインメント上の遊びで 括るには興味深すぎる説で、のめり込みましたね。 この人は本当に小説と物語が好きなんだなと感じさせる展開で、 キャラ作りが秀逸だといつも感心してます。 読了後に自分の意識が時空を超えて、歴史上の全部の人類を 渡り歩いてることを想像すると、広大さが怖くなって、気絶しました。 嘘です。 | ||||
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かの雀蜂がスリリングな傑作パニックホラーに見える出来。 これホントに貴志先生が書いたのか?!"ダブル"が書いてない? 私的貴志作品ワーストです。 最初の依頼主のM&Aがどうとかこうとか全然いらない。 ゴーストライターとか情報漏えいとか結局なんだったんですかね。 話の流れも、特に確信もなく不用意にウロウロしては拉致られてボコられて… 運良く助かって命拾いして、さっさと高跳びすればいいのに 男のプライドがどうこう妄言吐いて、無計画にまたすぐ東京に帰ってきたと思ったら 即拉致られてボコられてアホかと。貴志作品でこんな低能主人公初めて見ました。 コイツがクリムゾンの迷宮に参加してたらノータイムで食料組にエントリーしてます。 そのくらいアホです。 そしてまたも意味の薄い悪趣味なグロ描写。寄生後の高梨が書いてないですかこれ? というか、そもそもこの話に392pもいらないと思います。 物語のオチになってる特異な時間概念を介したラブストーリー物としては ネビュラ賞を受賞したテッド・チャンの「あなたの人生の物語」とかが思い浮かびますが あれは中短編で無駄なくまとめてあるから不朽の名作であって 392pで途中にロシアンマフィアとの抗争とかが挟まってたら間違いなく駄作でした。 ネタ帳に記載してたアイデアをとりあえず全部入れてみたような闇鍋小説です。 そして一番の問題はとにかく文章の密度が薄い。 「天使の囀り」とか並べて読めば一目瞭然ですが、貴志祐介特有のあの偏執的なまでの 生物的描写と人間の負の洞察力がいまや影も形もない。 油っけ0の普通のヒューマンホラー小説。すっかり枯れてしまったというのが感想です。 仕方ないと言えば仕方ないのですが。 | ||||
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テレパシーとか輪廻転生を中途半端に扱うとこうなるんだろうか、と思った。 伏線回収ができていないというレビューがあったが、オカルト現象を安易に使いすぎて、中盤以降自壊したような印象を受けた。 他に気になった点は、この小説は三人称で書かれているが、280pの後半では「俺」となっている。校正の問題? 特に日本兵が島を彷徨っているシーンは、ちょうど大岡昇平の「野火」を読んだ後だったためか、筆力不足を感じざるをえず、個人的にはその辺りから萎えてしまった。面白い箇所もないわけではないものの、貴志祐介の作品の中では、あまり出来栄えのいい作品とは言えない気がする。 | ||||
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一言で言うと貴志祐介メドレー ホラー、ミステリー、SF、動植物の知識、読みやすい文体と知性ある会話ジョーク 大好きな貴志祐介の文章で進んでいく長編は読んでいてワクワクしました とっかかりは前世を夢に見た依頼人からの 「自分を殺した犯人探し」 雲を掴むような話から段々具体的な人物が見えてきて、主人公サイドも同じ夢を見たりと不思議な出来事が重なってくるという常識的にはありえない要素も途中出てきて中盤まではページをめくるのが楽しくて仕方ありませんでした 一体どうなるんだ…という展開を期待して読み進めた人ほどオチの回収に納得できないのだと思います 序盤はミステリーだったのが 中盤以降はバイオレンス7割、SF3割になってしまったのがアレレという感じ 自分は最後まで楽しく読めた口なのですが、確かにミステリー部分の現実的な解決編も見たかったです オカルトエンド、リアルエンドの両方で解決すれば批判レビューはほとんどなくなったのだと思います 貴志祐介ほどの人が謎を謎のまま終わらせるということを意図してやる事はまずないので単純に回収方法が思いつかなかったのだと思います そこは少しだけ残念 ですが、それでも十二分に面白いのでどんどん新作を出してもらいたいと思います | ||||
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これは小説です。物語を楽しむ本ですね。でも、輪廻の謎はスピリチアル業界では有名な話ですから目新しさはありません。読んでて途中で輪廻の話になったので、これ、そうくるなと思っていたら、そのままきました。なんじゃこりゃってなる人がいるのも理解できます。 小説としては面白いです。江戸時代の水争いの話、第二次大戦中の日本兵の話などは読んでておもしろい。いろんな話がごちゃごちゃになってますが、それを楽しむのが、この小説だと思います。 酷評がわりとあるのは小説の売り方の問題ですね。ミステリーとして売ってるからだと思います。前世で俺を殺した犯人を探してくれ。ここだけクローズアップすると複雑なミステリーや本格推理を想像します。書き方もハードボイルド風です。おっと謎だ、わくわくしてるとミステリーではない。なんだよってなると思います。 最近の日本映画の宣伝みたいですね。ハードなアクションものだと思って観に行ったら、恋愛コメディーだった、そんな経験があります。ふざけんな金返せと思いました。はじめから、そのつもりで観に行けば楽しめたと思います。この小説もミステリーではないと思って読めば楽しめると思います。 | ||||
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初めて「新世界より」を読んだ時にここまでエキサイティングな、そして揺さぶられる作品はないだろうと思っていました。そして黒い家や悪の教典、ダークゾーンやクリムゾンの迷宮など数々のわくわくする作品で読者を魅了し尽くし、これ以上驚きのある作品は今後はないだろうとたかを括っていました。 この「我々は、みな孤独である」はそのハードルを飛び越えるどころかぶち壊してしまいました。あまりにも味わい深いし、ホラーとしても本当に怖かったです。夜寝る前に読んだらとても恐ろしくなってしまいました。 「貴志祐介の作品だから…」とか「あの作者だから…」といった先入観なく読んでもらえるとよいかと思いました。 わたしはグロテスク描写が結構キツかったのですがそれを求めている人には満足なのかなとも思います。 新作はなんとなく手が伸びてなかったのですが罪人の選択も読んでみようかと思いました。 | ||||
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『黒い家』がとても面白く、読み応えがあったので、これも面白いかと思って購入しましたが、それは大きな間違いでした。 とにかくつまらない。もうほんとに、最後まで読むのが大変苦痛でしたが、せっかく約800円も払ったのだからと頑張って読みました。 でも、つまらなかったです。『黒い家』は、著者がかつて働いていた生保業界を舞台にしたもので、傑作でしたが、ネタ切れなのではないかと心配になります。 今後、貴志さんの本は見送ります。 | ||||
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中盤まではグイグイ引き込まれ、ページをめくる手が止まらなかった。 ただ中盤を過ぎたあたりから「???」となり、読了したもののモヤモヤが残る。 劇中の謎のすべては解決せず、あやふやなまま終わる。 理由は説明されてるので理解はできるものの、釈然とはしない… 主人公が一人で悩んで一人で納得したので、オチがアッサリと感じて余韻もなんもなかった。 依頼者は?マフィアは?ゴーストライターは?その後の描写は一切ない。 リドルストーリーといえば聞こえはいいけど、説明を放棄した感が否めない。 『天使の囀り』の患者の少年とのやり取りのような後日談でもあればよかったんですが… これを無名の作者が書けば秀作かもしれないけど、貴志祐介先生ということでハードルを上げ過ぎたかもしれません。どっちつかずの凡作寄り。 『雀蜂』を思い出させるような作品でした。 グロい恩田陸という他の人のレビュー見て納得。的確過ぎる。 | ||||
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文庫で読んだので巻末の対談も読みました。貴志祐介氏が「こういう結末だと怒っちゃう読者もいるかもね」という発言をされていたのも納得です。 村上春樹さんですか?と言いたくなるような音楽と本に彩られたハードボイルドな探偵物語は、やがてバイオレンスとオカルトに振り回される主人公の内省を促す物語へと変貌します。 私は貴志祐介氏の作品が好きなので『だって、「黒い家」と「新世界より」書く人だもんね、分かるよ、そしてそう来たか!』という納得の出来栄えに満足しましたが、ご自身の読書傾向によっては好き嫌いが分かれるのかもしれません。 貴志祐介の作品初めてだわー、という人にはお勧め出来ません。オカルトでなんとなく宗教めいた満足を得る多くの人々がたどり着くかもしれない境地を戯画として描き出したと捉えるととたんに深読みも可能になるとは思いますが、トリッキーなエンタメの域を出ない出来栄えです。 作中作で時代物にも挑戦するなど、作家としての挑戦の過程も見逃せません。鬼才と称される貴志祐介氏の作品傾向に抵抗がない方はぜひお手に取ってみて下さい。 | ||||
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さすがです。途中すこし都合良すぎる、色々詰め込み過ぎだなぁと思うところもあるが、後半、特に最終部分は同一化したかのような不思議な感覚がありました。でもこれを受け入れるには事前知識が必要なのかも。 | ||||
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中盤くらいまでは面白く読み進めたのですが、段々ストーリーが自分の好みじゃない方向に転がり出して、一応最後まで読みましたが楽しめなかった 残酷描写がキツい、主役の性格が場面ごとに違うような違和感(敢えてそういう書き方をしてるのかもしれないけど) 登場人物の誰にも好感を持てない 風呂敷広げっぱなし 読み終わった印象は「グロめの恩田陸」 | ||||
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序盤からミステリー調に話が展開していく。通常なら最後に全ての謎が解決して終わり・・・となるのだが、この物語の結末はそんなレベルの話では無く、自分はいったいなぜ自分なのだろう、人間の意識は死後どこへ行くのだろう。生まれ変わるのか?それとも消滅して終わるのか?それらの真実にたどり着く。 他のレビューにもあるように、いくつかの謎は解決しないまま終わる。しかし、もはやそんなことはどうでもよくなってしまう。こんな読書体験は今まで無かった。 | ||||
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