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我々は、みな孤独である



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【この小説が収録されている参考書籍】
我々は、みな孤独である
我々は、みな孤独である (ハルキ文庫)

我々は、みな孤独であるの評価: 3.20/5点 レビュー 44件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 21~40 2/3ページ
No.24:
(2pt)

ハズレのほうの貴志先生

SFで取り上げられるような難しい観念をわかりやすく面白く書くという点については流石だと思いました。  
 反面、個人的に考えたことのあるアイディアから抜けたものがないので「新世界より」のような衝撃はありませんでした。
我々は、みな孤独であるAmazon書評・レビュー:我々は、みな孤独であるより
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No.23:
(5pt)

オカルト+ミステリー? この世界の魂の仕組み

駄作と聞いていたがそんなことはない。
むしろ最高傑作。
物語の根幹にオカルト的な世界観があり
その世界観がミステリ要素の仕組みとして機能している
断片的なエピソードから徐々に明らかになる
この世界の理の解明がこの小説のカタルシスである
sfというよりは一つの宗教観でもあり
作者はどこでこのネタを思いついたのか興味深い
まちがいなく傑作であるが
圧倒的な宗教的妄想力が必要なので
ついてこれないひとにはついてこれないだろう

オカルト的な仕組みがミステリ?の謎解きの中心
になった過去の作品は自分が知る限り
リングとか残穢を思い出させるが
スケールはぜんぜん違う宇宙的な世界観である

パトレイバー2のこのろの作風で押井守あたりで
映像化してほしい。
実写でやるとたぶんリアリティ的に耐えられない
アニメが向いてると思う

新しい世界の驚異に触れるのが創作物や芸術の醍醐味である
作者氏は悪評にくじけることなく
新しい挑戦を続けてほしいものである
我々は、みな孤独であるAmazon書評・レビュー:我々は、みな孤独であるより
4758413614
No.22:
(5pt)

私は好きです

酷評も多いこの作品ですが、私は好きなテーマです。結局、前世の依頼はどうなったんだろう?と思いつつ(一応、回収されているらしい)話がどんどんスピリチュアルな方向に進みますが、暴力的なハードボイルド要素もあり、飽きることなく一気に読み終えました。自分とは一体何だろう?とたまに考えるので元々一つであったものが細胞分裂のように増えていったので突き詰めて行けば他人も元は自分と言うこと?正解は分からないけど貴志祐介先生には更にこのテーマについて深掘りしていって欲しいです。
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No.21:
(5pt)

ファンの贔屓目。

不思議と、どの作品も面白く読めるので、読んでないのを見つけたら買っています。
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No.20:
(2pt)

序盤「本格ミステリーかな?」中盤~終盤「黒川博行作品かな?」ラスト「あ、うん・・・」

貴志祐介作品は全て読了済みです。

久しぶりの長編を楽しみに読み始めました。スタートは、主人公が探偵ということもあり、奇妙な依頼を基軸とした本格ミステリーを感じさせる展開が続きます。ところが徐々に雲行きが怪しくなり、途中からはヤクザとマフィアの抗争に巻き込まれる情景がメインに。作風としては完全に黒川博行作品。これはこれで面白いんですが、スタートとの落差が激しく、戸惑いを感じます。
錐もみ旋回となったストーリーを最終着地でまとめるには相当の難易度を要求されるわけですが、特に驚きもない真理到達(この手の意識統合体の概念は小説や映画、アニメなどで使い古されています)で終了。それだけは避けてくれと思いながら最後の数ページを読んでいましたが、残念ながら希望は叶いませんでした。

最近は「ミステリークロック」で残念な気持ちになり、「罪人の選択」で光明を感じたのですが、復活にはまだ時間がかかるようですね。
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No.19:
(2pt)

貴志祐介は死んではいない、ただ生き返ってもいない。

物語の種はあった。
花は咲かなかった。

「ダークゾーン」「雀蜂」とゴミのような小説(のようなもの)を読ませられても、
我々は信じて来た。あの貴志祐介が、このまま終わるはずがないと。

今作には、何回か心躍るエンタメの引力を感じた場面があった。少なくともこれは「雀蜂」でも「ダークゾーン」でもない。
ついに、エンタメ王者の復活を告げるファンファーレが鳴らされるはずだった。

しかし、
すくったはずの土の量はあまりに少なく
掘られた穴はあまりにも浅かった。

サビのこない曲を延々と聞かされたあげく…
それでも、貴志祐介本人の
極めて個人的な思いに触れたような気がした瞬間もあった。これは今までの作品でほとんどなかったことだ。

産みの苦しみの途中だろう…
今の年齢だからこそ挑みたいテーマでもあっただろう…

そんなもろもろ飲み込んで
…あえて言いたい

「あんま、おもんない」
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No.18:
(2pt)

残念

本作品を期待して読んだが残念の一言。他のレビューワーの方の意見と同様。次回作に期待ですね。
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No.17:
(3pt)

正直よくわからない

とりあえず一気に最後まで読ませる内容でもあるとは思うし、オチが見えてる小説ばかりのこの頃、どうしたいのかどうなるのかさっぱりわからないという点では面白く読めたともいえるけど、肝心の伏線(だと思っていた部分)は回収されないで終わってるし、何がしたかったのかよくわからないというか。作者の内面がそっち方面にはしちゃったのかなーと言う感じも(漫画家さんでもたまにいますが)。次作を読むまでその辺はわからないですが。悪の教典も大分アレだったしやっぱりもう自分には無理になってきたかもしれない。
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No.16:
(2pt)

やっぱりホラーかSFを書いて欲しい

他の方のレビュー同様、私も本作は微妙だったと感じました。オチがイマイチなのと、どうせならもっと超能力に振り切るか、ホラーに振り切るほうが魅力的なストーリーになったのでは無いかと思いました。なんだか中途半端でふわふわした話に感じます。相変わらず読ませる力は健在なので、得意なホラーやSFをバンバン書いて欲しいです。
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No.15:
(5pt)

私も…

そうくるか、というのが第一感想。筆力は流石で引き込まれて読み進みました。
クライマックスに行くにつれ、もしかしてという想いとともに、恐怖すら感じました。勢いでラストまで読んだけど、もう一度読むことができるかな。私も巻き込まれてしまうのでは…
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No.14:
(2pt)

戸惑いしかなかった

探偵の元にもたらされた、「前世で自分を殺した犯人を捜してほしい」という不可思議な依頼から始まるあれやこれ。ただのハードボイルド?かと思いきや、ファンタジーだったのか?はたまたホラーだったのか…?
主人公の性格も途中で急変してあれ??と思うところもあったり、読みたかったのはこういうのではなかったなあ、という残念な気持ちもあり・・・。期待値が高かったせいもありますが、特にラストはどうしちゃったんだろうという、なんだかまるで違う人の作品を読んでいるかのようながっかり感も。正直、最近のミステリもあまり好きではないのですが、『黒い家』や『クリムゾンの迷宮』のようなぞっとする怖さを久しぶりに味わえるのかと期待していたのですが、そんなものも感じられず・・・ただただ戸惑いばかりが残る作品でした。
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No.13:
(2pt)

貴志先生、頭は大丈夫ですかーー

2011年から14年にかけて連載した作品らしい。
なぜこんなに本になるのが遅れたかと言うと、やはり担当者が頭を抱えたんだろうなあ。

私立探偵・茶畑のところに、「私を前世で殺した人物を探してほしい」という依頼が舞い込んだ。
前世など信じていなかった茶畑だが、報酬に惹かれて調査を始める。

愛読している作家だけど、正気を疑いたくなった。大丈夫ですか、先生?
日本ヤクザとメキシカン麻薬カルテルの潰し合いなどは、迫力満点だ。
夢をヒントに歴史を探るという展開もユニークで興味深い。でも、この結末は何なんだ。
フレドリック・ブラウンの「さあ、気違いになりなさい」が何度か引き合いに出される。
ひょっとすると、本歌取りのつもりなのか。なってないよ。というか、まともな小説にすらなっていない。
最低点でもいいのだけど、途中まではスリリングだったから、星二個にする。
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No.12:
(4pt)

久々の長編です

前世でおきた殺人事件の犯人捜しという内容から、SFめいて死生観や輪廻転生といったものに物語が偏り過ぎ退屈しないか、読む前に勝手に心配しました。

しかし、前世に纏わる捜査もテンポ良く展開しその謎に惹きつけられる一方、狂人のヤクザやメキシカンマフィアとの凌ぎ合いも、ハードボイルド探偵小説風でまずまず快調です。ラストは、ミステリーでもないし、このテーマだけに致し方無いと思えますが、小難しい理屈や思想ばかりにならぬようエンターテインメントに徹した感があったと思いました。
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No.11:
(5pt)

投げっぱなし。でもまぁ好き(ネタバレあり)

投げっぱなしジャーマンがすぎる。
依頼は解決されないし。一番気になっていたハードボイルドマニアとハイテク好きの出歯亀の結末すらもあれじゃあ……
でも、主人公が一番最後にたどり着く思考、それが自分と全く同じだったので驚いた(こんな有名な作家と考えている事が同じだと思うと嬉しくもなった)。
酷評されているレビューが大半だし、その気持ちも分かるが、自分は何となく作者の気持ちが分かる、ので批判する気にはなれない。作者はきっと世の中に疲れているのではないか。このコロナ禍と有名人の自殺連鎖と、SNSで誰かを叩く事しかしない人々に。あるいは作者も還暦を超えて、死を意識しだしたのだろうか?
まぁ自分の作者への気持ちはともかく、たとえ伏線が投げっぱなしであっても、自分としては夢中になって読めた部分もあったし、それだけで十分なので、星5にしました。
というか、それこそ作中の主人公の思考をもとに考えれば、いつか作者がこの本を書いた気持ちも、未回収の伏線も、分かるのではないだろうか。
人によって誤差はあるだろうが、たった数百億年先で、きっと。
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No.10:
(4pt)

面白かった!

輪廻転生を中心に据えた物語でした。レビューではつまらなかったという評価多いですが、自分は久々に貴志祐介作品で面白いと思えました。

自分も登場人物のモブの1人であると考えながら読むと、深く入り込んで読めました!

スピリチュアル?オカルト?的な内容だったので好みは別れるのかもしれません。
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No.9:
(4pt)

傑作だけど個性を出し過ぎて残念

貴志祐介の作品はほぼ読んでいます。この作品はミステリーではありませんが、ラストの深い感動は過去の作品にないものだと思います。しびれるほどに感動しました。冒頭のエピソードを回収していないと言っている人がいますが、ちゃんと読んでください、と言いたい。しかし、このわかりづらさは全編を覆うバイオレンスの描写のせいではないかと思います。もし、あの残酷シーンが、ありがちな、お涙頂戴的なものだったら、もっとわかりやすくて万人受けする感動巨編になっていたかもしれません。それが残念です。
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No.8:
(1pt)

壮大な物語を装いながら

ひょっとして書き始めはミステリーのつもりだったのかもしれません。話をしっかり作りこむのが苦痛になって前衛芸術的な風呂敷の広げ方で煙に巻こうとした気配があります。細部に意味があるように考察させんとする、映画や漫画でお馴染みの手法です。哲学に逃げるのは結構ですが、なかなか読み進められなくて苦痛でした。全てにおいて浅いです。
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No.7:
(1pt)

まとまりのない駄作

私は貴志祐介の本はエッセイも含め全て読んでいる貴志祐介ファンである。貴志祐介の新作が出れば無条件で買って読んでいる。私にとっての貴志祐介の中長編ワースト3をあげると「雀蜂」「ダークゾーン」そして本作である。あるいは、雀蜂を押さえて堂々のワースト1位と言っても良い。

まず、本作には鍵となるアイデアがあるのだが、そのアイデアの作品中での現出に全く説得力・必然性が感じられない。そこが最大の問題点である。また、多数の伏線が回収されずに残ってしまっており、読後のほったらかし感が強い。

そして、本作はバイオレントな描写が多い。元々ホラー作家ということもあって恐怖を煽る描写を書くことはうまいが、本作のバイオレンスは単なる残酷描写であり、貴志祐介の持ち味である人間そのものの内側から滲み出る恐ろしさの描写は影を潜めていた。本作のバイオレントな描写は読んでいて非常に辟易した。

本作の鍵となるアイデア(とそれに至る過程)をどれだけ楽しめるかが本作を楽しめるかどうかの分水嶺となる。ミステリー・謎解きとしての面白さは特にないと言って良い。私には合わなかった。
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No.6:
(1pt)

ビックリするほどつまらない

貴志祐介の単行本は一応全部読んでいるつもり。

貴志祐介は、豊富な情報量を以て一見荒唐無稽な話を「圧倒的な文章力=作家としての説得力」に変換して作品を面白く輝かせている稀有な小説家だと思う。

ただ、この作品に関していえば、メインテーマである輪廻転生に対する作者の主張が強すぎるが故に、話がとっ散らかって訳がわからなくなっている。
例えるなら、知り合いのつまらない夢の話を延々されているかのようだ。

「雀蜂」あたりから、あれ?と思い、「罪人の選択」で持ち直したと思ったのにこれは。。
今回払った1800円はお布施だと思っています。
次は世の中がひっくり返るような面白い長編、お待ちしております。
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4758413614
No.5:
(2pt)

著者らしくない駄作

著者の久しぶりの作品。
伏線の回収もなく
唐突に終わるラストはあまりにも酷い。
各々のエピソードは面白いから余計残念感が増し増し。
今年ワーストに決定。
今年の文芸は不作、単行本高いし
様子見してから購入しようと決意させてくれた一冊。
我々は、みな孤独であるAmazon書評・レビュー:我々は、みな孤独であるより
4758413614

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