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(短編集)

アデスタを吹く冷たい風



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アデスタを吹く冷たい風の評価: 4.83/5点 レビュー 23件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

なぜこの傑作が普段は手に入らなかったのか

 傑作ミステリとして名のみ高く、なかなか手に入らなかった作品の2度目の復刊。古本市場では1万円近くで取り引きされることもあったようだ。前回は1998年に創刊されたのだが、たちまち売り切れてしまい手に入らづらかった。直後に早川書房に問い合わせても在庫がないほどであった。今回も忙しさにまぎれてずるずると購入を引き延ばしてしまったのだが、何とか入手できて良かった。 期待通りの傑作であった。卓抜な設定に魅力的な人物造形。トリックにもきわだった才能が感じられる。革命によって軍事政権の確立された「共和国」と呼ばれる中米(?)の小国を舞台に、テナント少佐というきれ者の軍人が活躍する。独裁政権下、軍の規律といった束縛要素の中で、少佐がいかにして最善を尽くそうと得策するか、見物である。
アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646)Amazon書評・レビュー:アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646)より
4150006466
No.2:
(5pt)

短編の名手

フラナガンは短編の名手として殊更有名な作家ですもっともミステリも含めてほとんど書いていないようですがEQMMの短編コンテストに応募しようと書かれた処女作『玉を懐いて罪あり』は密室物、歴史物が融合された傑作そのコンテストで第一席になった表題作品密輸が行われていることは確実なのに証拠がみつからないという不可能犯罪物数々のバリエーションは緻密なプロット構成で読ましてくれます
アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646)Amazon書評・レビュー:アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646)より
4150006466
No.1:
(5pt)

幻の名作。

フラナガンの全集である。異世界でおきた事件を解決する七編の推理小説だ。内容に関しては一切ふれない事にする。ただ、この作者は生年以外の経歴が全く判らないのだ。しかも、本は発行部数が少ないのか、売ってる処を殆んど見ない。この本の存在事体もミステリのようだ。
アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646)Amazon書評・レビュー:アデスタを吹く冷たい風 (ハヤカワ・ミステリ 646)より
4150006466

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