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もう終わりにしよう。
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もう終わりにしよう。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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どういうことか理解しました。理解できたと思えるだけですが、たぶんそういうことだと思います。 そうであれば、太字で随所に挿入される事件についての現実の会話はない方がいい気がしました。 あの会話があることで、解釈はほぼ1つに絞られると思うのだけど。それ以外の解釈があるのでしょうか? 分かってしまえばそれほど意外性はないのですが、出だしの「もう終わりにしよう」が最後は別の意味になるというのが面白かった。 何だかいつも独り言を言って頭の中で会話している自分のことが書かれているようで、妙な親近感を持ってしまいました。私ももう終わりにしたいです(笑)。 | ||||
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何回も読みたくなり 読む人によって色々な解釈ができるように描かれているらしいが、まんまと自分に通じるものを物語に発見して不気味に思ったり、終盤で語られる私たちに自分が参加しているような錯覚を覚えた。 このような本を生み出す作者に興味を持たずにはいられない他の作品はまだ日本では出てなさそうだけど出たら必ず読みたい。 役に立たない事を真剣に考えることを愚かと感じる人にはこの作品はお勧めしない。 なんだかんだ考えることが好きな人はつながりを感じたり象徴をあてはめたり楽しめると思う。他の作品も読んでみたいな。 | ||||
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「もう終わりにしようと思ってる」、恋人と彼の実家に向かっている女性の視点から描かれる物語。 幼い時に現れた謎の男、自分の番号から届く不可思議なメッセージ、どこかぎくしゃくした彼の実家での物事と、彼女の視点で話が進んでいく合間に、 なんらかの大きな事件が起きた後――おそらくは未来だろうと思われる――の人々の会話が挟まって、この先に何が起きるのかというサスペンスを盛り立てていきます。 以下、少しラストのことに触れます。 短めの長編(300ページ未満)なので、おかしな出来事たちにどう筋の通った説明をつけるのか、最後に何が起こるのかが楽しみで一気に読み終えましたが、意外性はあまりないところに落ち着いた印象で、「それなら全部に説明はつくけれど、ちょっとずるいかな」という気がするかもしれません。 読みながら予想こそしていませんでしたが、メインアイディアに似たものを据えて、ある意味さらにスケールが大きい映画(そこそこ有名?)などもありましたから、 このオチには、驚きというより、なるほどねと納得する人も多いかもしれませんね。 個人的にはそこは少し残念でしたが、読ませるサスペンスですし、オチを知ったうえで読み返すと、シーンの意味がいろいろに読み取れて楽しめるという面もあります。 この作風を知ったうえであとがきにある作者の次の作品も読んでみたいなと思わせる、ちょっと変わった小説でした。 | ||||
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好き嫌いが大きく分かれそうな小説です。内容が不穏なうえに、一人称の読みにくい、あまり論理的でなく、展開のない文章が序盤は続くので、おそらく大部分の人は好きにはなれないのではないでしょうか。また、描写も細かくないので、読んでいてイメージも掴みづらいです。 ただ、読む人によって色々な解釈ができるところは、ミステリー好きには良いのではないでしょうか(とは言え、普通のミステリーでもないですが)。 訳者あとがきにあるように海外でネタバレサイトで解釈が盛り上がっているようですが確かに解釈のしがいはありそうです。 普通に面白い話や良い読後感のものを読みたい気分のときは決しておすすめしません。 | ||||
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