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もう終わりにしよう。
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もう終わりにしよう。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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一度さらっと読んだだけでは 理解不能。 もう一度、先入観を捨てて 誰のセリフなのかを決めつけず 読んでみたいが・・・ 読む気力がなかなかわかない。 疲れる。 | ||||
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「もう終わりにしよう "I'm Thinking of Ending Things"」(イアン・リード 早川書房)を読み終えました。短い長編ですから、あっさりと読み終えることができます。 <わたし>は、恋人のジェイクを連れて、何かを終わらせるため(二人の関係を終わらせるために?)ジェイクの実家の農場を訪ねることにします。農場までの道すがら、(舞台は、米国であればミシガン、インディアナ、オハイオあたり、カナダであれば湖を挟んだその反対側)行けども行けども景色の変わらないドライブの間、二人の会話が続きますが、読ませます。哲学的で、多くの示唆があって、そしてそれらの断片が、ラストまでの間に何回か繰り返されます。私は普通の(笑)スリラーの読み手ですから、二人が農場に到着し、でもきっとジェイクの両親は現れないはずだと思い込みました。以降のストーリーは書かないつもりですので、ご心配なく。 40マイル走っても目に見える景色の変わらない大地。事前にガソリン・スタンドがあるのかどうかを確認しておくべきハイウェイ。安らぎは、タイニー・ハウス、ブランコ。ほっとするデイリー・クイーンの赤い看板(笑)そして、聞こえるハンク・ウィリアムスの"Hey Good Looking"。 Netflixで映画化されるそうですので、そちらの方に実は興味がありますね。この小説自体は、ジェイクの言葉を借りれば「考えはごまかせない」分、人が様々な解釈を得られるよう、限りなく具象化された「舞台」、「アイテム」、「行為」を差し出していて、それらがダイナミックなメタファーをもたらし、読者に明らかな混乱を生み出していて、おそらくそれが作者がこの小説を書いた一つの目的なのかもしれません。映画であれば、ひとまず目に見える分、恣意的ですから、その作品自体がいいものなのか悪いものなのか、何らかの答えが出せるような気がします。 「あなたは善い人間、それとも悪い人間?」と問われた時に、この小説から得られる答えは、やはりどちらかわからないということになるのかもしれません。勿論、内心、自分ではとても善い人間だと思っているのですが(笑) ユニークな作品だと思います。「定義上、すごくユニークなどというものはあり得ない」というジェイクの言葉に従って。 | ||||
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読んでいて不快になる作品でした。著者(と訳者)が意図的にやっている(そのような翻訳の仕方をしている)のはわかるのですが、厨二病の人の書いた御託を読まされているようで、非常につらかったです。わざとそう言う書き方をしているとわかっていても描写が気持ち悪いです。 訳者はあとがきでストーリーについて様々な解釈ができるとも書かれていますが、一般的な解釈をすればオチに意外性はなく、思った通りのオチでした。だからこそ、違う解釈ができるはずと考えたい読者がいるのかもしれませんが、それは深読みしすぎではないでしょうか。 よくできた小説だとは思いますが、生理的に受け付けないタイプの内容だったので、星は-2しました。 | ||||
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