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今はもうない
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今はもうないの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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| 二重密室事件という本格ミステリーの筋と、語り手と西之園嬢の交流が並行して描かれる構成。 しかし、この“もう一つのライン”が事件そのものより強く印象に残り、読後の評価を大きく左右した。 語り手は40歳男性。相手は22歳とされ、シリーズ既読なら西之園萌絵だと自然に思い込むように描かれている。 これは作中の描写や設定が意図的にそう読ませるように設計されており、多くの人が同じ認識を持つはずだ。 この設定のもとで、序盤から中盤にかけて、語り手が相手を意識し距離を詰める描写が繰り返される。 終盤で「実は叔母だった」と明かされるが、このオチは年齢や関係性の印象を変えるだけで、それまで積み重ねられた違和感や息苦しさは消えない。 年齢や関係性が変わっても、「女性を性的関心の対象として消費する構造」自体は何も変わらない。 この“違和感”は単なる恋愛的な緊張感ではなく、「若い女性像」を関心を引く装置として利用する描き方になっている。 事件の謎解きと並行して、消費される女性像を延々と見せられ、それがトリックの燃料になっている。 そのため、ミステリーとしての面白さよりも、この描き方への引っかかりのほうが強く残ってしまった。 確かに、最後のどんでん返しを楽しめたという感想もある。 けれど、そこまで気持ち悪さを我慢しながら読み進めなければならない構造は、エンターテインメントとして受け入れられない。 表現や人物の扱いも含め、現代の感覚からするとあまりにも時代錯誤に感じた。 私はこの違和感が強すぎて、最後まで読み切ることができなかった。 星は1を付けるが、本音を言えば0、むしろマイナスを付けたいぐらいの読後感だった。 | ||||
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| 森氏も好きだ、S&Mシリーズも好きだ。 これまで彼の著作をそれなりに(20作品くらいは)読んできた。 ただし、本作はどうも好きになれない。 密室のトリックも拍子抜けしたし、もうひとつのトリックも面白いと思えるものではない。 両者ともにあまりに簡単すぎる、予想の範囲内なのだ。そしてその予想の範囲内によるカタルシスもない。 マンネリ打破のためなのか、「変化」という手段が目的化しすぎていると感じる。 | ||||
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| シリーズ第8段。萌絵の別荘と言う牧歌的な舞台で密室殺人事件が起きるというもの。そして、作者の構想では、それを包む大きな仕掛けが読者を驚かすという意図であろう。 だが、日本語の文章を普通に読める人であれば、"大きな仕掛け"なるものは途中で容易に気付くだろう。これに類したトリックを用いた作品は数多く存在するし。作者がこれで読者を驚かせると考えているなら甘過ぎる。更に理解不能なのが密室事件である。犯人の心理ではなく、作者の意図がである。大して魅力的では無い密室の設定で、解決も苦しい。作品を見苦しくしているだけだと思う。探偵役(?)の中年男のボンクラぶりと相まって、見苦しさの二乗になっている。 本作は、本シリーズの愛好家だけに通用するものであって、万人向けではないと思う。 | ||||
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| 森と言えば密室しか無いように思われているがこの作品はとりあえず、密室の他のトリックもついていますそれを肝に書きたかったんだろうがシリーズを通して読んでいることを前提になっている長い小説は評価としては落とさざるを得ません | ||||
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