今はもうない

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評判

今はもうないの評価:

4.13/5点 レビュー 46件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全92件 1〜20 1/5ページ
No.92
(1pt)

ネタばれ含む:気持ち悪さを我慢しなければ辿り着けないどんでん返しはエンタメじゃない

二重密室事件という本格ミステリーの筋と、語り手と西之園嬢の交流が並行して描かれる構成。
しかし、この“もう一つのライン”が事件そのものより強く印象に残り、読後の評価を大きく左右した。

語り手は40歳男性。相手は22歳とされ、シリーズ既読なら西之園萌絵だと自然に思い込むように描かれている。
これは作中の描写や設定が意図的にそう読ませるように設計されており、多くの人が同じ認識を持つはずだ。
この設定のもとで、序盤から中盤にかけて、語り手が相手を意識し距離を詰める描写が繰り返される。
終盤で「実は叔母だった」と明かされるが、このオチは年齢や関係性の印象を変えるだけで、それまで積み重ねられた違和感や息苦しさは消えない。
年齢や関係性が変わっても、「女性を性的関心の対象として消費する構造」自体は何も変わらない。

この“違和感”は単なる恋愛的な緊張感ではなく、「若い女性像」を関心を引く装置として利用する描き方になっている。
事件の謎解きと並行して、消費される女性像を延々と見せられ、それがトリックの燃料になっている。
そのため、ミステリーとしての面白さよりも、この描き方への引っかかりのほうが強く残ってしまった。

確かに、最後のどんでん返しを楽しめたという感想もある。
けれど、そこまで気持ち悪さを我慢しながら読み進めなければならない構造は、エンターテインメントとして受け入れられない。
表現や人物の扱いも含め、現代の感覚からするとあまりにも時代錯誤に感じた。
私はこの違和感が強すぎて、最後まで読み切ることができなかった。

星は1を付けるが、本音を言えば0、むしろマイナスを付けたいぐらいの読後感だった。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.91
(3pt)

退屈です

作者のファンですが、残念ながらこの作品に関しては退屈です。ストーリー展開のテンポが遅く焦れったく感じます。「クライマックスに向けて色々と手順を踏んでいる…」という主旨の「語り」が執拗に散見され、我慢して読み進めようかと思いますが。感情移入する対象も希薄な為、やはり退屈です。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.90
(4pt)

なんだかモヤッとした。

確かに現実は合理的でない考えも浮かぶだろうし、突発的に行動を起こした犯人の精神状態も普通じゃないだろうと思う。
ただ作中の人物にとっては現実でも我々にとっては小説な訳で、「いったいどんな理由があるのだろう」と頭を悩ませ解決編でわくわくした被害者の秘密が実は関係ない人物が気を利かせてやりましたというのはすっきりしない。

もう一つのトリックは「ふーん」って感じでした。
語り手の男は頭がおかしい。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.89
(4pt)

なんだかモヤッとした。

確かに現実は合理的でない考えも浮かぶだろうし、突発的に行動を起こした犯人の精神状態も普通じゃないだろうと思う。
ただ作中の人物にとっては現実でも我々にとっては小説な訳で、「いったいどんな理由があるのだろう」と頭を悩ませ解決編でわくわくした被害者の秘密が実は関係ない人物が気を利かせてやりましたというのはすっきりしない。

もう一つのトリックは「ふーん」って感じでした。
語り手の男は頭がおかしい。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.88
(5pt)

えっと、ここに書くと緊張する。

ジョークって意味持っちゃうと、面白くなくなっちゃうと思うんですけど…。
大喜利ってそんな感じ。
違うのは…雰囲気?

これ、ネタバレじゃないよね!?
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.87
(5pt)

えっと、ここに書くと緊張する。

ジョークって意味持っちゃうと、面白くなくなっちゃうと思うんですけど…。
大喜利ってそんな感じ。
違うのは…雰囲気?

これ、ネタバレじゃないよね!?
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.86
(4pt)

トリックだけを取るなら「そして二人だけになった」の方が

一番受けるのは高校生大学生くらいか。「インテリな少し変わった人」のキャラ付けのための哲学風な語りやピントのズレた笑いのセンス等が作者のナルシシズムを見せられているようでアレルギー反応が出かかったが、この作品の視点人物に代わって事件が始まるとそういう要素はほとんどなくなる。
一時クローズドサークル状態になり後から警察の捜査が入る系の密室殺人だが、「この作品限定の視点人物となる主人公の中年男性が、シリーズ登場人物の西之園嬢に接近し、感情移入的には応援したいがシリーズ通して考えると応援したくない」というジレンマによる緊張感を読者に感じさせるところが今作のストーリー的な読みどころだろう。仮にこの作品だけ読んだとしてもキャラが確立されているので十分入っていける。
密室の方は、確かにアイデアはあるものの、半分はある意味成立してないようなものなのであまり期待はしない方が良い。主人公と共に推理するのも一興だとは思うが。密室以外にもミステリ要素はあるのだが、総じて少し冗長と感じる部分がなくはない。
森博嗣ファンの人気の中心にあるのはキャラクター描写だと思っているが、そういう意味でこの作品がかなり人気があるのも頷ける。
ただ自分のようにトリックとサプライズの巧みさを求めるなら、ノンシリーズものの「そして二人だけになった」の方が上だと思う。そしてこちらはファンには酷評が目立つっぽいが、それはキャラ描写に関しての不満が多い模様で、まさかそこにこだわるとは、と意外に思った。
「今はもうない」の方の主人公男性のアプローチが裏目裏目に出たり、推理力に圧倒されてプライドをくすぐられる辺りは、経験があるなら(皆?)即座に感情移入出来るので、この辺りは流石。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.85
(4pt)

トリックだけを取るなら「そして二人だけになった」の方が

一番受けるのは高校生大学生くらいか。「インテリな少し変わった人」のキャラ付けのための哲学風な語りやピントのズレた笑いのセンス等が作者のナルシシズムを見せられているようでアレルギー反応が出かかったが、この作品の視点人物に代わって事件が始まるとそういう要素はほとんどなくなる。
一時クローズドサークル状態になり後から警察の捜査が入る系の密室殺人だが、「この作品限定の視点人物となる主人公の中年男性が、シリーズ登場人物の西之園嬢に接近し、感情移入的には応援したいがシリーズ通して考えると応援したくない」というジレンマによる緊張感を読者に感じさせるところが今作のストーリー的な読みどころだろう。仮にこの作品だけ読んだとしてもキャラが確立されているので十分入っていける。
密室の方は、確かにアイデアはあるものの、半分はある意味成立してないようなものなのであまり期待はしない方が良い。主人公と共に推理するのも一興だとは思うが。密室以外にもミステリ要素はあるのだが、総じて少し冗長と感じる部分がなくはない。
森博嗣ファンの人気の中心にあるのはキャラクター描写だと思っているが、そういう意味でこの作品がかなり人気があるのも頷ける。
ただ自分のようにトリックとサプライズの巧みさを求めるなら、ノンシリーズものの「そして二人だけになった」の方が上だと思う。そしてこちらはファンには酷評が目立つっぽいが、それはキャラ描写に関しての不満が多い模様で、まさかそこにこだわるとは、と意外に思った。
「今はもうない」の方の主人公男性のアプローチが裏目裏目に出たり、推理力に圧倒されてプライドをくすぐられる辺りは、経験があるなら(皆?)即座に感情移入出来るので、この辺りは流石。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.84
(4pt)

人気があるのも頷けるがトリックだけを取るなら「そして二人だけになった」の方が上か

一番受けるのは高校生大学生くらいか。「インテリな少し変わった人」のキャラ付けのための哲学風な語りやピントのズレた笑いのセンス等が作者のナルシシズムを見せられているようでアレルギー反応が出かかったが、この作品の視点人物に代わって事件が始まるとそういう要素はほとんどなくなる。
一時クローズドサークル状態になり後から警察の捜査が入る系の密室殺人だが、「この作品限定の視点人物となる主人公の中年男性が、シリーズ登場人物の西之園嬢に接近し、感情移入的には応援したいがシリーズ通して考えると応援したくない」というジレンマによる緊張感を読者に感じさせるところが今作のストーリー的な読みどころだろう。仮にこの作品だけ読んだとしてもキャラが確立されているので十分入っていける。
密室の方は、確かにアイデアはあるものの、半分はある意味成立してないようなものなのであまり期待はしない方が良い。主人公と共に推理するのも一興だとは思うが。密室以外にもミステリ要素はあるのだが、総じて少し冗長と感じる部分がなくはない。
森博嗣ファンの人気の中心にあるのはキャラクター描写だと思っているが、そういう意味でこの作品がかなり人気があるのも頷ける。
ただ自分のようにトリックとサプライズの巧みさを求めるなら、ノンシリーズものの「そして二人だけになった」の方が上だと思う。そしてこちらはファンには酷評が目立つっぽいが、それはキャラ描写に関しての不満が多い模様で、まさかそこにこだわるとは、と意外に思った。
「今はもうない」の方の主人公男性のアプローチが裏目裏目に出たり、推理力に圧倒されてプライドをくすぐられる辺りは、経験があるなら(皆?)即座に感情移入出来るので、この辺りは流石。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.83
(4pt)

人気があるのも頷けるがトリックだけを取るなら「そして二人だけになった」の方が上か

一番受けるのは高校生大学生くらいか。「インテリな少し変わった人」のキャラ付けのための哲学風な語りやピントのズレた笑いのセンス等が作者のナルシシズムを見せられているようでアレルギー反応が出かかったが、この作品の視点人物に代わって事件が始まるとそういう要素はほとんどなくなる。
一時クローズドサークル状態になり後から警察の捜査が入る系の密室殺人だが、「この作品限定の視点人物となる主人公の中年男性が、シリーズ登場人物の西之園嬢に接近し、感情移入的には応援したいがシリーズ通して考えると応援したくない」というジレンマによる緊張感を読者に感じさせるところが今作のストーリー的な読みどころだろう。仮にこの作品だけ読んだとしてもキャラが確立されているので十分入っていける。
密室の方は、確かにアイデアはあるものの、半分はある意味成立してないようなものなのであまり期待はしない方が良い。主人公と共に推理するのも一興だとは思うが。密室以外にもミステリ要素はあるのだが、総じて少し冗長と感じる部分がなくはない。
森博嗣ファンの人気の中心にあるのはキャラクター描写だと思っているが、そういう意味でこの作品がかなり人気があるのも頷ける。
ただ自分のようにトリックとサプライズの巧みさを求めるなら、ノンシリーズものの「そして二人だけになった」の方が上だと思う。そしてこちらはファンには酷評が目立つっぽいが、それはキャラ描写に関しての不満が多い模様で、まさかそこにこだわるとは、と意外に思った。
「今はもうない」の方の主人公男性のアプローチが裏目裏目に出たり、推理力に圧倒されてプライドをくすぐられる辺りは、経験があるなら(皆?)即座に感情移入出来るので、この辺りは流石。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.82
(5pt)

良かった

コロナで図書館まで休みになったので、読みたくて買いました。前に読んだことがありましたが、まあいいです。本はきれいだったし、助かりました。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.81
(5pt)

良かった

コロナで図書館まで休みになったので、読みたくて買いました。前に読んだことがありましたが、まあいいです。本はきれいだったし、助かりました。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.80
(3pt)

面白くはありますが

話自体は面白いです。ただ好き嫌いが分かれそうな雰囲気ではあるので私にはあまり合いませんでした。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.79
(3pt)

面白くはありますが

話自体は面白いです。ただ好き嫌いが分かれそうな雰囲気ではあるので私にはあまり合いませんでした。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.78
(5pt)

シリーズキャラが好きな方は必読。

西野園萌絵が犀川に語った興味深い事件。

とある別荘での出来事。
1夜にして発見された2つの密室と死体。

語り手の立ち位置が
探偵の助手から容疑者としてまでブレていく。
且つ事件と同時進行する西野園嬢との
ロマンスの行方にも揺らされる。

2つの波で読者を一定にハラハラさせながら
エレガントな着地をする。

森ミステリの最高傑作。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.77
(5pt)

シリーズキャラが好きな方は必読。

西野園萌絵が犀川に語った興味深い事件。

とある別荘での出来事。
1夜にして発見された2つの密室と死体。

語り手の立ち位置が
探偵の助手から容疑者としてまでブレていく。
且つ事件と同時進行する西野園嬢との
ロマンスの行方にも揺らされる。

2つの波で読者を一定にハラハラさせながら
エレガントな着地をする。

森ミステリの最高傑作。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.76
(5pt)

たのしかったー!

前作1番好きと書いたけど、
それを上回る面白さ‼︎
主人公のことが好きすぎる故に途中までムカムカしてたけど、まさかの事実…‼︎
大好きな睦子叔母様の過去を知れてとても嬉しい一読者です。
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.75
(5pt)

たのしかったー!

前作1番好きと書いたけど、
それを上回る面白さ‼︎
主人公のことが好きすぎる故に途中までムカムカしてたけど、まさかの事実…‼︎
大好きな睦子叔母様の過去を知れてとても嬉しい一読者です。
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168
No.74
(5pt)

ご都合主義なのにどうしようもなく傑作

その瞬間は、意味が分かりませんでした。

え⁉︎ と一瞬固まった後、直ぐに理解しましたが、出て来たのは「そんなのアリかよ〜」という脱力にも似た思いと、その言葉とは真反対などうしようもなく嬉しい気持ち。そしてバカバカしくもしてやられたという可笑しみ。
マジかよ森先生、、、と呟きながら暫く一人で泣き笑っていました。
いやー、私は本当にこのシリーズにどっぷり浸かり、その世界を愛していたんですね。それが実感出来て嬉しかったです。
本当に久々に気持ち良く騙されました。ありがとうございます。今回も脱帽です。

さて今回、語り口が第三者に委ねられているのですが、そこから私はいくつかの古典的名作を連想していました。(ミステリ入門者でも手に取るような海外作品のアレとアレとアレです)
不可能犯罪のトリックとしてアレ、語りのギミックとして、アレとアレです。
有名作品のトリックを片隅にイメージしながら読み進めていた訳ですね。
(ネタバレ防止の為アレ表記スミマセン)
結果はまあ、いいでしょう。(詳らかにしなくても良いとかって本編にも書いてありましたし。笑)

ただやはり、特筆しておきたいのは密室のトリック。本編にも各人の色々な推理が出てきますが、この作品の凄いのは密室トリックの解答を二つも出しちゃうってところです。こっちだって散々頭使って考えているのに全然分からないってのに、鮮やかな解答が二つも出て来るのだから畏れ入るしかありません。(このトリックは本格です。念の為)

そう言えば、最後の一文の衝撃は日本の新本格の端緒となったある作品を彷彿とさせますね。あの作品がオマージュしている作品を考えると、、、この作品の根底には、あの大家 への意識があった様に私には感じられるのですが、皆さんは如何でしょうか?
今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)より
4062730979
No.73
(5pt)

ご都合主義なのにどうしようもなく傑作

その瞬間は、意味が分かりませんでした。

え⁉︎ と一瞬固まった後、直ぐに理解しましたが、出て来たのは「そんなのアリかよ〜」という脱力にも似た思いと、その言葉とは真反対などうしようもなく嬉しい気持ち。そしてバカバカしくもしてやられたという可笑しみ。
マジかよ森先生、、、と呟きながら暫く一人で泣き笑っていました。
いやー、私は本当にこのシリーズにどっぷり浸かり、その世界を愛していたんですね。それが実感出来て嬉しかったです。
本当に久々に気持ち良く騙されました。ありがとうございます。今回も脱帽です。

さて今回、語り口が第三者に委ねられているのですが、そこから私はいくつかの古典的名作を連想していました。(ミステリ入門者でも手に取るような海外作品のアレとアレとアレです)
不可能犯罪のトリックとしてアレ、語りのギミックとして、アレとアレです。
有名作品のトリックを片隅にイメージしながら読み進めていた訳ですね。
(ネタバレ防止の為アレ表記スミマセン)
結果はまあ、いいでしょう。(詳らかにしなくても良いとかって本編にも書いてありましたし。笑)

ただやはり、特筆しておきたいのは密室のトリック。本編にも各人の色々な推理が出てきますが、この作品の凄いのは密室トリックの解答を二つも出しちゃうってところです。こっちだって散々頭使って考えているのに全然分からないってのに、鮮やかな解答が二つも出て来るのだから畏れ入るしかありません。(このトリックは本格です。念の為)

そう言えば、最後の一文の衝撃は日本の新本格の端緒となったある作品を彷彿とさせますね。あの作品がオマージュしている作品を考えると、、、この作品の根底には、あの大家 への意識があった様に私には感じられるのですが、皆さんは如何でしょうか?
今はもうない (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 今はもうない (講談社ノベルス)より
4061820168