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少年と犬



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【この小説が収録されている参考書籍】
少年と犬

少年と犬の評価: 4.08/5点 レビュー 318件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全232件 101~120 6/12ページ
No.132:
(5pt)

犬を中心に多岐の人生

一匹の犬を中心にそれぞれの人生が色濃く描かれていて面白い。泥棒と犬の話は、外国人労働者の心情が興味深かった。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.131:
(5pt)

この物語に一票

「死神」か、はたまた「守り神」か?主人公の犬のことである。
この物語は、「男と犬」から「少年と犬」までの全6章で構成され、各章には犬の他に人間の主人公も設定されている。悪行を重ねる主人公には~根はいいヤツであっても~悲惨な最期が待ち受け、善良な主人公や登場人物には希望が与えられる。主人公たちに寄り添う犬は、裁判官にも見える。
心憎いのは、各章の登場人物に現代日本の抱える典型的な諸問題が投影されていること。認知症の母親をケアする娘、貧困と売春、過疎と独居老人、震災被災者等々。筆者のこの社会的視点が、本作品をチープな勧善懲悪劇で終わらせない下味となっている。
わかりやすく、一気に読み通せる。それでいて、胸に滞留して消えないこの物語に一票。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.130:
(4pt)

犬好きにはたまらない作品なのだろうな?

2020年上半期(第163回)の直木賞受賞作。Amazonレビュー数790、レビュアーの評価が4.3に魅かれ
購読した。第5話まではあまりにも淡々と描いていて、えっこれが?何故?と疑問符が一杯(★★★の評価)
点滅。で、奥付を見たら最終話(第6話)が発表されたのが2017年10月号である。
 おそらく、読者の評判が良かったので編集者より前日譚をかいてくれるよう要望があったのだろう。結果
第1話が2018年1月号に掲載されている。その後第5話までは最終話を盛り上げるための”おかず”であった。
本書は著者と編集者の合作ともいえる。

 犬の心にあるものは、下心も駆け引きもない純粋な愛。人間はそんな犬の表情に自分の心を写しているの
だろう。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.129:
(4pt)

予想外の展開に感動!!

一人の少年と一匹の犬が運命的につながっている・・・こんな展開を想像できませんせした。遠く離れていても少年を思う犬の気持ちに涙が止まりませんでした。少年が成長した姿も頼もしく思えました。今年一番感動した一冊です!
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.128:
(4pt)

直木賞受賞作と聞いて

馳さんの本を初めて読みました。
不夜城の頃から気になりつつ手にしたことはなかったのですが、買って良かったです。
多聞の動作の一つ一つを思い描きながら
最後は涙が溢れてしまいました。
犬って素晴らしいパートナーですね。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.127:
(4pt)

ストーリー展開ばっちり

久しぶりに次の展開が気になり、
一気に読みました
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.126:
(5pt)

感動しました。

図書館で借りようとしましたがおよそ6か月待ちということがわかりました。中古で買おうと思いましたが、いや待てよ、新しいのを買って古本屋に売ろうと思い立ち、新しいのを買いました。内容に感動しました、古本屋に売るなんてとんでもない、いつまでも手元に置いておきたくなる本です。内容の一端でも書きたいのですが、ネタばれになりそうなので止めておきます。是非お読みください。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.125:
(5pt)

「馳 星周」テイスト

「馳 星周」著作なので「犬?」と思いながらも読ませていただきました。
直木賞受賞作とか彼の作品にはそんなものどうでもよいのですが
ここまで魂を揺さぶられ、「馳 星周」で涙してしまうとは!!
隅々までしっかりと「馳 星周」テイストでした。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.124:
(5pt)

直木賞

ワクワクしながら聞いてます。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.123:
(4pt)

傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添う一匹の犬の物語!

『不夜城』『漂流街』で知られるハードボイルド作家・馳星周による第163回直木賞受賞作『少年と犬』!

 馳星周というと1990年代後半にデビュー作『不夜城』が大ベストセラーとなり、一躍新進気鋭の作家として注目を浴びた作家だが作品を読んだ事は一度もなかった。映画化された『不夜城』『漂流街』は見た事があり、ジャンル的には好きな傾向であるにも関わらず何故かこれまで読む機会が一度もなかった。今回の直木賞受賞を知り、本書を手にした次第である。私的には馳星周作品の処女読書となる。

 本書は一匹の犬を通して様々な飼い主との邂逅と別れを描いており、六編からの構成でなっている。
・家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった……「男と犬」
・仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指す……「泥棒と犬」
・壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた……「夫婦と犬」
・体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だった……「娼婦と犬」
・老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきた……「老人と犬」
・震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだ……「少年と犬」

 犯罪に手を染めた男、窃盗団の外国人、仲違いの夫婦、脛に傷持つ娼婦、死期が迫る老人、心を閉ざした少年と犬と関わった者たちがそれぞれ傷つき、悩みを持ち、犬に本音を明かすところが本書の特徴でもあるのだ。

 「男と犬」では東日本大震災後の仙台、「少年と犬」では熊本地震の被災の様子が描かれており、震災の傷跡の描写が印象的だ。

 個人的には「男と犬」「泥棒と犬」でそれぞれ犯罪者ではあるのだが、生活や家族を養うために仕方なく犯罪に手を染め、一刻でも早く足を洗いたいのだがなかなか思うようにならない葛藤が描かれており、ラストの悲劇的な結末も切なさを漂う。
 他にも「夫婦と犬」では夫婦仲の冷めた状態でそれぞれ犬に本心を打ち明けるも互いにその気持ちが伝わっていないところが何ともいじらしい。

 読後感として犬から見た飼い主たちの本質が伝わってきて構成として上手だと思った。本書に登場する飼い主たちは基本的に犬に情のある優しい人たちで一人くらいは虐待するような悪い奴がいてもよさそうだが全体的に暖かみと切なさを感じさせるバランスよい心地さを感じさせる。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.122:
(4pt)

まだ読めない

今年9月7日に愛犬の柴を肝不全で死なせて犬の話は未だ無理。
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No.121:
(5pt)

少年と犬

話が面白かった
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No.120:
(5pt)

読んでみましょう

良かったです。涙腺決壊。
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No.119:
(5pt)

直木賞。

とても可愛いらしい内容でした。
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No.118:
(5pt)

多門といるときは幸せなときだった。

この小説を読んだ大抵の方は犬を飼いたくなるでしょうね。自分も実家に小さい頃、犬がいました。ころ、ラック、ラッキーと3頭くらいいたような気がします。今でもその名前がすぐ出てくるのが不思議ですが。
真実一路、誠心誠意、、、なんていう人間の言葉でなく、多門は多門の頭、、、じゃなく、こころで生きているのですね。とても良い話でした。
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No.117:
(4pt)

人間の暗闇に寄り添う犬の姿が描かれている

暗闇を生きる人間たちに寄り添う犬の姿を描いた作品。
擦り切れた人生の登場人物たち。それらと共存する犬の姿が賢くて好印象。犬好きじゃなくても読んでいて気持ちがいい。
犬の賢さなど犬を称えるように多聞という犬を描いていて、犬を主役にした作品独特の高貴な感じが読み取れた。
人は悲しい生き物だが、多聞はそれらを裏切らない。登場人物たちは犬に対する愛情を持っていて多聞の事を信頼している。登場人物たちは不幸な生き方をするが、多聞は巡り会う人に忠実に仕え、自分はそれでも生き抜いていく。人間に対する多聞の愛情そしてその生命力がいとおしい。読んだら犬を飼いたくなる一冊。犬を愛せずにはいられない。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.116:
(5pt)

感動しました

東日本大震災で飼い主と別れた犬が出会う人とドラマを展開するが、犬の賢さと忠誠心を折り混ぜ、出会う人々とのやり取りが巧妙に描かれている良書であった。最後は感動しました。こんな犬と出会いたいものです。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.115:
(5pt)

優しく成れる

相手の気持ちを、多門のようにわかりたい。多門のように人に寄り添いたい。相手が望んでいることをわかりたい。
色んな気持ちが、湧いてきました。多門の顔を、勝手に想像して読みました。今、2回目を読んでます。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
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No.114:
(5pt)

辛いけど読後感は爽やかです。

私も犬が好きで夢中になって読みました。辛い話ばかりですが 人の運不運、 犬の心の強さに感動しました。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045
No.113:
(5pt)

感動しました。

はじめて電子書籍で読みました。
簡潔明瞭な文章。

感動しました。

犬を飼いたくなりました。
少年と犬Amazon書評・レビュー:少年と犬より
4163912045

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