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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 81~100 5/12ページ
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ワンコの歩く里の風景が、登場する人たちが、自分の周辺のそれと重なって、 なんだか不思議な気持ちになりました。 というか、ドラマの見すぎなのか、この本がそのまま活動写真になったって 少しも違和感がないな、って、それこそツマラナイこと考えてしまった。 犬の表情や、歩き方、姿勢、耳の動かし方、その描写が、 いちいち、目の中で画像になって仕方ないし。 馳星周さんの本、初めて読みましたが、文体が好きかもしれません。 なぜかなつかしい。そして、ドラマチックすぎて、泣きながらも一気に読みました。 ところで、サルも、イノシシも、鹿も、狸も時々見かけますし、 ハクビシンに会うこともありますが、さすがにクマにはまだ、会ったことがない。 いや、会ったら、失神するしかない。 それはおいといて、やはり、ぜひ読みたい一冊。 前情報なんもなし(でも、このワンコは、結構大きい子です) で、スっと。 そしたら、誰かと、この気持ちを共有したくなって、 レビューを書きたくなる。 | ||||
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久々にいいお話を読めたと思います。感動して、ちょっとウルッときました。いろいろな人間と関りを持っても一途に思いを通す犬。こんな犬と巡り合えたら幸せですね。 | ||||
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改めて東日本の恐怖と共に多聞(犬)の持つ嗅覚の中に動物としての帰省本能と忠誠心 餓鬼を味わっても尚も諦めないことに感動を呼び起こすような小説だった。 また、犬を通して地震の本当の怖さも伝わってきた名作だと感じた。 | ||||
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最後なんて泣いてしまいました❗ 犬を飼いたく成ります…がマンションなので、動物は飼えません❗ 本やテレビや映画で我慢をします | ||||
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期待が大きかったせいか、満点にはなりませんでしたが、犬を飼っている人は感ずるところ大だと思います。 | ||||
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犬の本質を凄く付いているし、ストーリーも退屈させず、先が気になり常に緊張感をもって読み続けあっという間に読んでしまいました。 私もかわいがっていた野良犬で似たような体験をしているので、涙せずにはいられなかったです。 最近、読んだ本で一番感動しました。 | ||||
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動物が好きでないので、もし犬がほっておかれていても、自分なら一緒に連れて帰るだろうか?と思いながら読んだ。 だが、この犬は、特別賢く、人間の気持ちを分かってくれるので、こんな犬ならそばにいてほしいなと思った。 | ||||
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直木賞を取った連作短編集である。馳さんの人と犬をテーマにした作品は好きだったので、今作での受賞は嬉しかった。 ・ 男と犬 東日本大震災の半年後という設定である。男(和正)が仕事の途中でコンビニに寄ると、駐車場に犬がいた。シェパードと他の犬との雑種らしい。多聞という名前の犬である。和正はこの犬を見捨てることができず、飼ってやることにした。 その後、配達の仕事をくれていた沼口という男が、外人の窃盗団の手伝いをしろと言ってくる。即答ができず、返事を待ってもらった和正だった。 認知症の母のところに多聞を連れていくと、母は非常に喜び、少し若返ったかのようだ。そして、和正が下した決断は……。やはり馳星周、すんなりとは終わらない。 ・ 泥棒と犬 その後、いろいろあり、窃盗団のミゲルと多聞が一緒にいる。ミゲルは日本での窃盗で、一生遊んで暮らせる金を手に入れた。 この章では、ミゲルの過去と現在が交互に描かれる。ミゲルは祖国でショーグンという犬を飼っていた。その犬に何度も助けられたのだ。ミゲルは多聞とショーグンを重ね合わせていた。 結局、ミゲルは多聞を解放してやるのだが、ミゲルの運命はどうなるか。 その後4編を収録。短編集ではあるが、6つの物語は多聞を中心にしてつながっている。多聞と出会う人々の人間模様も様々である。ラストは泣かずにはいられなかった。 昔飼っていた犬を思い出す。犬は人を無条件に信頼してくれる。純粋な愛を示してくれる。馳さんの前作品タイトルの通り、まさに犬は人間の「ソウルメイト(魂の伴侶)」なのだ。たとえ短い間でも人は犬に癒やされ、生きていく勇気をもらう。そんな犬と人との交流を描き、それでいて馳作品らしいともいえるこの小説は、直木賞にふさわしいと思う。 | ||||
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『雨降る森の犬』はジュブナイルといってもいい作品だが、本作は完全に大人向け。裏社会の人間も含めて、周囲には受け入れてもらえない人々が、次々と「多聞」という名の犬の「飼い主」となっていく。孤独な心を抱えた人々は、「多聞」に慰められ希望を見いだす。しかし、「飼い主」たちは「多聞」と別れなければならない時を迎える。「飼い主」を失った「多聞」は目的地を目指して旅を続ける。そしてまた孤独な人に出会う。 スタートからゴールまで、「多聞」は5年もの歳月をかける。日本列島を犬が縦断するのだから当然と言えるのかもしれない。スタート地点とゴール地点の共通点を考えれば、「ああ、このあとあれが起きるのだね」と推測することは可能だろう。それでも、犬によって人間が人間らしさを取り戻していく過程は感動的だ。直木賞を受賞したのも納得できる作品になっている。 | ||||
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犬を飼っているので感情移入し、号泣しながら拝読。 最後で更に号泣。私が泣きながら読んでる横に愛犬がいて安心しました。 はー。。 | ||||
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東日本大震災で飼い主と離れ離れになってしまった一匹の犬と、その犬に出会った様々な事情を抱える者たちとの再生と喪失の物語。 犬は言葉は分からなくても、人の意志を見極めようとする。話しかけることで、コミュニケーションが密になり、絆が深まっていくということがよく分かる物語で、どの人物と出会っても、その人に寄り添って可愛がられる犬の多聞(タモン)が愛おしかった。 タモンとの出会いをきっかけに明るさを取り戻した家族や、自分がしたいことが見つかった者、温かいぬくもりを得たものもいるが、タモンはずっと南の方を見ていることに気が付く。 タモンはどこを目指しているのか、そしてタモンと関わった者たちはどうなっていくのか、最後まで楽しめた。 | ||||
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淡々とした表現が、心に染み入っていきます。 人生の痛みを抱えた人々の問題が「解決」するのではないけど、たまたま一匹の犬に出会ったことで、救われた思いを得、あるいは本来の自分を取り戻していく。 決してハッピーエンドとは言えませんが、一匹の犬に心を救われた人々の姿が、簡潔な文章で描かれることによって、お涙頂戴ものではないのに、涙を禁じえません。悲嘆や悔恨ではない、良い涙を流させてもらったなと思います。 子どもの頃に寄り添ってくれた犬を思い出して、あれ以上の友はいなかったなとしみじみ思います。 | ||||
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是非、「雨降る森の犬」を読んでから、「少年と犬」を読んでみて下さい。より、理解度が深まると思います。本当に、心が洗われる感が、たっぷりです。 | ||||
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犬が不幸を呼ぶのではなく、不幸で安らぎを求めている人の所に犬が現れてるのだと思うが。 最後の終わり方だけ、他の結末を求めていたので、少しマイナスにしました。 | ||||
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犬に魅せられ、ルーツを知りたくて一気に読めた。 | ||||
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どうしても賛否両論あると思いますが、私は犬好きということもあり、楽しく読めました。よくあるパターンといった評価もありますが、評論家にならないで一般読者として楽しむのがよいと思います。 | ||||
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こんな御伽噺があったなー。初めは世話になる人達が亡くなっていくので死神かなと思ったのですが最後のオチが良かった。地震つながりで岩手と熊本まで放浪の旅に出ていたことが分かったし。第六感のある犬だな | ||||
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いろいろな人の死と孤独に寄り添う犬のお話なので、不幸感は当然ありますが、犬のおかげでそれぞれの救いがあります。全体を通して読了感は良いです。犬の多聞が賢すぎますが、そこは物語なので。映画になっても素敵だと思いました。 | ||||
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確かに皆さんが書かれてるように、一つ一つのストーリーがbad end過ぎるけど、、、 この物語単体でそう思うのか、考え方によっては自分の日頃の生活を見つめ直す機会を与えてくれてるって思って考えながら読むのかで、この物語が与えてくれるものが変わってくると思いました。 | ||||
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よかった | ||||
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