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少年と犬
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少年と犬の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全232件 221~232 12/12ページ
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作者は、小説の形で犬に対して礼を言っているように思える。礼のすがたは様々なパターンがあり、6編に化けた。 はじめからおわりまで無駄な文がない。前の文が次の文を運んできて、文末まで心地よく導く。これ以上短くできないのではないかと思えるほどに、適切に文が集まって小説になっている。伝えたいことを旅行用の圧縮袋に入れたような感覚に近い。 犬と共に生きることがどんなに有益なことかが大変良く描かれている。少し読むとあらすじが想像できる短編もあった。しかし、どの短編も味わい深く結末が潔い。小ざっぱりとした浴衣で静かな庭園を散歩している気分になる。孤独と日常と犬の組み合わせ。 結びの「少年と犬」は2つの大震災が出てくる。避けては通れない現実。まだ終わっていない事実。震災で人生が変わることは絶えることのない苦労を伴うことだけど、それでも生きていかなければならない。「むごたらしさの中で生きていくための一筋の光が犬だとしたら、あたなはどう思う?」と作者に問いかけられている気がした。 | ||||
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馳星周の本を読むのは不夜城以来。まさかこの手の本を書いているとは、思いもしなかった。結論から云うと素直に面白かった。最後は泣いてしまった。一匹の犬を巡る連作短編小説。所々に馳星周らしいノワール感も多少感じる部分もあるが、直木賞にふさわしい楽しめる小説です。 | ||||
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馳先生らしいスピード感のある文体、展開にグイグイ引き込まれてしまい、あっという間の読了でした。我が家にも老犬がおりますので、数々の出会いと別れの場面に、我が身を投影してしまいました。良くない点は見つけられませんでした。 | ||||
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読みやすい文章ながら、深くそれぞれの登場人物の描写も簡潔に素晴らしく、とても優れた作品だと感動しました。 ラストは涙涙ですね。 | ||||
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各場面の風景、情景が感情の動きがよく見える描写が、非常に簡潔(概ね一行程度)に納められているので、物語のスピード感・ドライブ感を全く損ねず同時に感情移入して最後まで一気に読めた。くどくど書くより余程難しい技術だと思う。「田んぼにさざなみが立った」だけでその風景と感情がありありと見えて驚くと同時に小説の醍醐味を感じる事ができました。 | ||||
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主役の犬、多聞が少年の光を守って亡くなる場面からエンディング迄、涙が止まりませんでした。 | ||||
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シェパードの雑種犬:多聞。出会いと別れを繰り返しながら、東日本大震災の地、釜石からひたすら南・西を目指します。 5つの短編で語られる、男・泥棒・夫婦・娼婦・老人。それぞれが懸命に生きている、簡単では無い人生を多聞によって救われ。 「人にとって犬は特別な存在なのだ~人という愚かな種のために、神様だか仏様だかが遣わしてくれた生き物なのだ」 最終章、少年と犬で明らかになる、多聞と少年の絆。 最後まで、多聞は特別でした。 佳作。 | ||||
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読み始めら止まらなくなり、一気に読みました。それぞれのエピソードで大泣きしました。 | ||||
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泣いた | ||||
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一気に読み終わってしまいました。 もう少し、一話一話長く読みたいと思わせる本です。 | ||||
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犬が主人公の内容なので、予約して買いました。 | ||||
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馳さんの犬ものの最高傑作です。すごいですよ。 | ||||
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