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横浜駅SF
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横浜駅SFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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梅田地下オデッセイ、という本を思い出しました | ||||
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現代の小説に慣れてしまったせいか、大いなる不完全燃焼感が拭えないままの読了となった。SFだからその後は自由に想像してくださいということかな? 2巻併せて、『森を書いて木を書かず』というような感じを受けた。 せっかくの面白い題材、日本各地の特色、それぞれの地で生きる人々、色々な思惑を持って動くキャラたち。 で?彼らは結局どうなのか? ユキエさん、教授、ヒロト、トシル、ケイハ、大隈、アンドロイドたち。 南北戦争に突入しそうな情勢のなか、彼らは何を思い、どう行動し、どんな結末を迎えるのか。物語のスケールの大きさは分かったから、そこに生きる主要キャラたちの結末をより深く書いてもらいたかった。 | ||||
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ある作家が競って予約してまで買ったと何かで書いていたので興味を持って自分も買ってみたが、完全に期待外れ。国内で何かSF関連の賞を受賞した?受賞が期待されていた?だっけ? だとしたら、本当に残念だけど日本SFの水準は驚くほど低いんだと思わざるを得ない。話が展開される舞台として、ここで前提として描かれているような世界観の必然性がない。意外性もなし。これは伏線かも?というくだりがまき散らされているが一切回収されない。夜中にがーっと書かれて、朝読みかえすと「なんだこれ?」と恥ずかしくなるような、中高生が書いた作文なんだと思えば納得できるレベル。 | ||||
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内容は,タイトル通りおもしろかったです。 ですが,裁断本だったので残念でした。裁断本の場合,その説明は必要です。 | ||||
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Kindle版、冒頭の説明画像の解像度が悪すぎる。 文字が潰れていて判読が難しい。この時点で読む気が失せて、放置してます。 | ||||
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賛否両論ともに語り尽くされている感があるので作品の内容については言及しません。商品として注目すべきはその販売戦略です。「大森望・藤井太洋両氏大注目のネット発SF」として両者のコメントが記載されているので、この二人はこの凡作をどう評価しているのかと思って探しましたが、少なくともGoogle検索で捉えられる範囲には書評も感想も存在しませんでした。両者のTwitterを「横浜駅SF」で検索しても大森は発売直後に特設サイトをリツイートしているだけ、藤井に至っては一件の投稿もありません。適当な一言コメントをまるでSF大家による賛評の引用であるかのように見せるこの手腕はまさしくプロの仕事と言えるでしょう。「数行おきに吹き出し続けた」って一体どこのことを言っているのでしょうか。気になって夜しか眠れません。 | ||||
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「横浜駅SF」の外伝的要素が強い全国版です。残念ながら1作目の謎部分が解明されず、あくまでサブストーリー的な内容。期待していただけに残念です。設定も1作目からの目新しさも無く、斬新さが薄れているのであまり面白いとは感じられませんでした。3作目が出るのであれば、ユキエさんの話でお願いします。 | ||||
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設定が面白くて買ったけれど一番面白いのはあらすじでした。 思ったより本格的なSFではありましたが、結局のところSF風世界観を垂れ流しているだけで盛り上がりも何もない。 主人公が横浜駅の中に入ってからの目的二つがあまりにあっさり達成され、その達成からの話の広がりもありません。 盛り上がるであろうポイントも何となくで通りすぎていきます。 九州や北海道を出すのならそれぞれの勢力の思惑や戦いを掘り下げれば良い群像劇になったと思うのですがそれもなく、一人に焦点を当てるにしては主人公のキャラクターもふんわりしたまま。 起きた出来事の何もかもが投げっぱなしでカタルシスもなく、消化不良です。 | ||||
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小説としての質が、、、あまりにチープすぎて、、、ま、カドカワのなんとか賞とったとか、話題の本ということで本屋で山積みされていたので、よんでみたんですが、、、 SF小説としても設定が安易で、中途半端な感じがします。 ま、あまり内容を深く考えず、電車待ちのときにひまつぶしのために読むんだったらOKかな。 着想は面白いと思うんですが、内容が貧弱なのが残念でした。 | ||||
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設定はいいと思いました。 そのため序盤はすごく期待して読み始めたのですが、話が最後まで平坦なまま終わってしまった印象です。 主人公を含めた登場人物に感情移入出来る要素があまりないため読んでいて「これ誰だっけ?」となることがよくありました。 ただ、そういった設定で魅せる平坦な物語が好みの方ならはまれるかもしれません…私には無理でしたけど。 設定だけなら☆4でもいいのですが小説としては残念な仕上がりなので☆-2。 | ||||
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冬ごもりの読書にと購入。 一気に読了しました。 まず世界観に脱帽。 際限なく改築・増築をつづける現代の「横浜駅」が、もしも無限に増殖して人類を支配したら…という突飛なアイデアを、破綻なく、このスケールで描けるのは素晴らしいです。滅びつつある日本。抵抗、あるいは順応する人びと。たまらない「if」の世界ですよね。 ディストピアの中にときどき現れるユニークさ・・・たとえば「エキナカで二番目にうまい」とか「偉い人には分からない(的なニュアンス)」とか、ああ日本のSFだなぁ、とほくそ笑みました。『ターミネーター』のスカイネットを連想させるスイカネットの呼称も、こちらとの「ズレ」を表しているようで、目に付くたび口元が緩んでしまいました。 ハードなSFの世界観に身近な交通系の単語がまぎれ込む違和感。だというのにスムーズに読めてしまうところに作者さんの手腕を感じます。 どこか低体温な登場人物たちも作風によくマッチしていました。 ・・・していたのですが、どうにも物語に没入できないままにエンディングを迎えてしまいました。振り返るに、やはり主人公に強烈なドラマがなかったという点がもっとも大きいように思います。 虐げられた人類、飢えた環境、幼い頃に抱いた閉塞感・・・ 面白くなりそうな要素はたくさんあるのに、主人公のヒロトは自身の独白でもあるように「たまたま18きっぷを手に入れて好奇心で観光に来ただけ」なんですよね。また、他の脇役たちのほうが動機が強いため、余計に彼の人物像が薄く感じたということがあるかもしれません。 (幼少期に当たった壁、旅立ちを許された18きっぷ、最後にはその18きっぷを手放す・・・という経過に成長のメタファーを見ることもできますが、では実際に何を得、何を失ったのかが弱い) 旅立ちの場面で、それは特に顕著です。なんとなくの好奇心だけを胸に、不正がバレたら命を失うかもしれない横浜駅へと赴くヒロト。唯一、幼なじみの少女はその軽率な行動に怒りを示すものの、それに対する主人公の反応は曖昧なもの。他の村人たちに至ってはもっと消極的で、「取りあえず主人公が行けばいい」という調子です。中盤でそのときの心情が語られるものの、命がけの代償と比べると今ひとつ弱く感じました。 別に、主人公に突飛なキャラクターは求めていませんし、悲壮感を持てということでもないのです。主人公に「絶対に行きたい」(あるいは「絶対に行きたくない」)という強固な意思があり、それを阻む何かあれば、その衝突を起爆剤にして、エキナカでの冒険により没頭できたかもしれないと残念だったのです。 もう戻れない、進むしかない、手に入れるしかない・・・という緊迫感が足りなかった。単なる好奇心であっても、それをもっと強く、剥き出しにして欲しかった。「自動改札」に阻まれた過去があるのなら、それについての葛藤が激しくあって欲しかった。彼が、彼自身の意思で、いったい何を強く求めているのか。それを見せて欲しかったのです。それが手に入らなければ自分が自分でなくなる、といったような。 その後の展開にしても、目の前に劇的なことになりそうな「苦難」が立ちふさがっているのに、そのすぐそばをスルリと通り過ぎるというか、そんなところがあるのです。事件は起こるものの大きな対決があるでもなく、やはり「なんとなく」苦難が過ぎ去っていく展開が続きます。 終盤におとずれる「とある選択」にも、その事柄の大きさほどの重みを感じない。彼にとってはどっちでもいいんじゃないのか?とすら思えてしまう。事のあとに後悔する姿を見せられても、読者としては、そうだよなとしか言いようがないのです。ひどい苦難、つらい葛藤のすえの選択ですら「ひと粒の砂と同じ」だと評されるのなら、まだ絶望も感じられるでしょうけれど。 世界観を楽しむSFであっても、これが「物語」である以上は、そこに、心揺さぶる何かが必要です。 横浜駅が増え続けることでどのようなことが起こるか、という局面を描くことには長けているのですが、人ひとりのドラマは中途半端に、ただ流れる景色のように通過していく。「横浜駅」を主役に据えた群像劇だとしても、その本質を浮き彫りにするには、我々は、物語を通してでなければ感情的に理解できないのです。そして感情を刺激されない限りは、設定は設定でしかない、とも思います。 もとはネット小説、さらにさかのぼるとTwitterへの投稿が起源とのことで、確かに、定期的にこの狂った「横浜駅」の世界設定がつまびらかになるという体験は楽しいものなのだろうなと推測できます。つまり読みもの、設定資料集としては大変興味深く接することができるのですが、一個の作品、一冊の小説として向き合った場合には物足りなさを感じた次第です。 せっかく壮大で緻密な設定を、満足感の高い文体で綴っているのに、実にもったいない。強いドラマがあれば傑作になり得たかもしれないのに、と残念です。 | ||||
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出だしは面白そうなのに、展開がダラダラと進む。登場人物やストーリーに魅力がないので最後まで読んでも特に何も感じない。 面白そうという導入に対する感想に対し 面白かった! という読んだ後の感想は出ない。 カクヨム時代から読んでいたけれど やはり内容に対しての面白いというレビューは皆無、一発ネタにただストーリーを付けた感じは否めない。 批判的なレビューが禁止されているカクヨムで登場人物やストーリーを誉める人がいないのは、やっぱり人物や話に対して印象が薄いということなんだろうと思う。 SFとしてはよくある機械化世界を、横浜駅の工事というニュースにひっかけたもの。 設定は嫌いではないし、流行りの地域ネタをSFに結びつけるアイデアは良いと思うので★+1とした。 | ||||
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