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横浜駅SF
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横浜駅SFの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 41~60 3/4ページ
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素晴らしかったです。 探偵ものやSFものを敬遠してましたが、フォローしている方のレビューを見て購入してみました。改築を繰り返す横浜駅がついに自己増殖をはじめてから100年以上経った日本。無理めな設定ではありますが、そこはSFです(笑)展開に引き込まれますし、そもそも「なぜ自己増殖したか」と「増殖をどのようにとめるのか」が大きな見所。 主人公側・横浜駅と防衛戦をするJR北日本側との描かれ方が、次はどうなるの?!なワクワクな展開でした。 中古を購入しましたが、特に臭いもなく、傷も目立たない程度でブックオフなどのレベルより高かったです。 | ||||
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新聞に出ていた高校生の読書コンクールに、この作品が 出ていて、鉄道オタクが書いた作品だと思っていたが、 そうではなく真正のSFだということである。 横浜駅が自己増殖をして、本州を占領し、人類が駅ナカ、 駅ソトに分けられ、駅ナカの人は、スカイネットならぬ スイカネットで繋がれて、二足歩行の自動改札が不正侵入者を取り締まるというアイディアは、笑える。 横浜駅に対抗するのが、JR北日本とJR九州で、キセル同盟という抵抗勢力により横浜駅の増殖は防がれるが、 どう見てもコメディとしか思えない展開が面白い。 たしかに横浜駅はいつでも改築しているし、あの 改修工事は永遠に終わらないであろう。 それを、自己増殖といSFのアイディアと重ねたのは ユニーク。 もう一つもあるそうなのでよんでみよう。 | ||||
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とても久しぶりに小説を購入しました。しかもKindleで。 前作共にワクワクしながら読み終えました。 もちろん、回収されていない部分は気になりますがモヤモヤ後を引くことはありません。 いつかスッキリわかるといいな。 | ||||
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賛否両論ともに語り尽くされている感があるので作品の内容については言及しません。商品として注目すべきはその販売戦略です。「大森望・藤井太洋両氏大注目のネット発SF」として両者のコメントが記載されているので、この二人はこの凡作をどう評価しているのかと思って探しましたが、少なくともGoogle検索で捉えられる範囲には書評も感想も存在しませんでした。両者のTwitterを「横浜駅SF」で検索しても大森は発売直後に特設サイトをリツイートしているだけ、藤井に至っては一件の投稿もありません。適当な一言コメントをまるでSF大家による賛評の引用であるかのように見せるこの手腕はまさしくプロの仕事と言えるでしょう。「数行おきに吹き出し続けた」って一体どこのことを言っているのでしょうか。気になって夜しか眠れません。 | ||||
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「横浜駅SF」の外伝的要素が強い全国版です。残念ながら1作目の謎部分が解明されず、あくまでサブストーリー的な内容。期待していただけに残念です。設定も1作目からの目新しさも無く、斬新さが薄れているのであまり面白いとは感じられませんでした。3作目が出るのであれば、ユキエさんの話でお願いします。 | ||||
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最近の日本のSF、正直小粒だなぁ、と思っていました。日本を沈没させるくらいのSFがない。 でも、本書の仕掛けはけっこうすごいです。 回収されない部分とかもあって、それがちっともフラストレーションじゃなくて、うまく物語に厚みを与えていてるように感じられました。 正義とか愛とか使命とか復讐とか、心ゆさぶるエモーショナルな要素はありませんが(それはそれで嫌いじゃないですけどね)、18キップでふらっと旅立った少年の物語ですから、むしろ淡々と描かれるくらいが私にとってはリアルで、心地よかったです。 | ||||
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コンパクトにまとまり読後感も良いです。展開も電車用語のSF解釈も素晴らしい。Twitterで書いていたのを読んでBLAM!リスペクトみたいな感じと思ったら、書籍版は全然変わっていてちゃんと横浜駅が横浜駅として横浜駅しているオリジナリティがありました。 | ||||
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毎日横浜駅を乗り降りしている身としては エキナカの有隣堂の大きなポスターを 通り過ぎるたびに内容が気になり ウェブ漫画が無料なのを取っ掛かりに読みました。元はTwitterから始まった作者の想像らしく 軽く楽しめました。人間よりアンドロイドの方が 感情豊かな所など私には面白く感じました。 重箱の隅をつつけばボロは沢山出そうな感じが 横浜駅の変な増殖とマッチして そういうものかと受け入れちゃう感じ。 全国版は高いので読みかどうか決めかねてます。 | ||||
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作品の善しあしは、私に力量がないので他の方に託すとして・・・ それなりに楽しめました。というか、続きを気にするほどには気に入りました。複数の主人公的な人物が、取り立てて主義主張もなく、大活躍・・・というのではないのは、確かに物足りないのかもしれません。フラッと観光的な興味でエキナカを見て、結局は古巣に帰るというのは、興ざめの向きもおありでしょう。人間関係にあまり興味もなく、自分の気の赴くままというのも、物足りないかもしれません。 でも、大多数の人間にとって、生活ってそんなものじゃありませんか? 人によっては「ちがうだろ!」かもしれませんが、クラークの宇宙のランデブーと同じに、登場人物がどうあろうと、結局ラーマという存在を書いている。つまり世界観を楽しめばいい。世界観を描くのに、人物が必要だったというだけ。 で、そういう感じは、私には好もしいです。ドキドキハラハラはありませんが、生物学者(?)としての発想は、いたく面白い。粘菌が「あたかも知能があるごとく」学習するように、横浜駅も自然発生的に学習し増殖していった。うん やはり発想が面白いです。 ハードSF好きやスぺオペ好きには、今一つ物足りないでしょうが、コスパが悪いとは多くの方が思わないでしょう。 というわけで、永久保存版にはなりませんが、つい「全国版」をぽちっとな、してしまいました(笑) ただコミックは読まないかな~ 追記>横浜在住者として 確かに延々と工事が続いている。というか、再開発さっさと再開しろよ!と思っている住人ですが、横浜駅より新宿駅の方が「工事が続く、行くたびに出口が変わる」という感じがして、「これ横浜より新宿の方が良くね?」と思うのであります(笑) | ||||
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設定が全てといった感じで、世界観にはぐぐっと引き込まれた。 鉄道オタクではないのでピンとこないネタもあったけど、SUIKAや青春18きっぷなどをキーアイテムとしてまじめくさって扱う様は「うぷぷp・・」といった感じの笑いが漏れる。 欠点は他の方も散々指摘している通り人物描写があまりにも淡泊で感情移入しにくいこと。 少年・少女型アンドロイドなどキャッチーな要素もあるがそれほど扱いは大きくない。 決してつまらないわけではないがもう少し上を目指せた感じもする。 | ||||
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序盤の次々と表れるぶっ飛んだ設定に大笑いしながら読み始めた。Twitter連続投稿が元で作品になったという経緯もとても現代的で興味深い。ただし中盤以降は失速してくるのでキャラクター力やストーリー力が弱いかもしれない。一つのストーリーを完結させるのではなく断片的な短編の集まりとしても良かったかも。そうすると今後ストーリー自体も横浜駅のように無限に増殖させることができる。作品世界を表したイラストも魅力的。むしろ文章を減らして絵本にしても面白いかも。色々アイデアが触発されて自分も何か作ってみたいという気持ちにさせてくれる作品でした。 | ||||
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設定は良。我々が生きている日常の延長線上のSF世界。 SFの入門としては良い作品。 YAやライトノベルとして軽く読める。 前半、弐瓶勉氏の「BLAME!」を感じたが、あとがきに作者自らの言及があった。 少し前に、「BLAME!」のアンソロジーを読んでいたので、個人的にはコラボった。 | ||||
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設定が面白くて買ったけれど一番面白いのはあらすじでした。 思ったより本格的なSFではありましたが、結局のところSF風世界観を垂れ流しているだけで盛り上がりも何もない。 主人公が横浜駅の中に入ってからの目的二つがあまりにあっさり達成され、その達成からの話の広がりもありません。 盛り上がるであろうポイントも何となくで通りすぎていきます。 九州や北海道を出すのならそれぞれの勢力の思惑や戦いを掘り下げれば良い群像劇になったと思うのですがそれもなく、一人に焦点を当てるにしては主人公のキャラクターもふんわりしたまま。 起きた出来事の何もかもが投げっぱなしでカタルシスもなく、消化不良です。 | ||||
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横浜駅が際限なく膨張していく世界を描く。スケールが大きく、多視点なところが面白い。登場するロボットたちが魅力的。 | ||||
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おもしろかった。適度なエンターテイメント性を持たせたライトなSFで、文章も平易、小難しそうな用語は出てくるけど実は理解しなくても物語を読み進められるなど、タイトル同様にSFっぽさを押し出しながらSF初心者にもとっつきやすい工夫が凝らされていて、娯楽小説として質が高いのではないかと思う。増殖を続け、本州全土に拡大した横浜駅と、エキナカで自動改札機に監視されながら生き続ける人々。悲壮感を抱かせすぎないディストピア。恋愛要素や冒険ものが薄めだが、そこらへんもあくまでライト。 | ||||
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既存の語彙を利用して独自の世界を作り出しているところがすごい。駅という馴染みある設定のせいか、なぜか良い意味での既視感がある。 | ||||
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早く結末を知りたくなるのと同時に、読み終わるのが惜しい本でした。 高度文明を衰退させた「冬戦争」を境に横浜駅が増殖し始めて200年余りが経過し、本州の99%が横浜駅化(!)した未来の日本が舞台です。この奇想天外なアイデアは、大正14年に誕生して以来、一度も工事が終わったことが無い横浜駅は"「常に工事が行われている状態」こそが完成形"(本書あとがき)であり、それは人類が"肉体の維持のために日々食事をしている"のと同じことだという「横浜駅生命体理論」に基づいています。 本書の「あとがき」に記されているとおり、弐瓶勉のSF漫画『BLAME!』(私はNetflixでアニメ版を観たですが)のパロディが随所に読みとれます。例えば「建築物がひとりでに増殖し、人類の手を離れて制御不能に陥った危機を主人公が救いに行く」点や、「機械的に侵入者を排除するロボットの敵が登場する」など。 一方で下記のような馴染み深い言葉たちが登場するため、『BLAME!』に比べると日常に引き寄せて読み取れる部分が多く、何より見え見えのパロディに笑えます。 「横浜駅」「甲府」「Suica」「ICoCar(イコカ)」「JR(Japan Ruler)」「18きっぷ」「スカイネット(ターミネー◯ー)」ならぬ「スイカネット」 | ||||
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小説としての質が、、、あまりにチープすぎて、、、ま、カドカワのなんとか賞とったとか、話題の本ということで本屋で山積みされていたので、よんでみたんですが、、、 SF小説としても設定が安易で、中途半端な感じがします。 ま、あまり内容を深く考えず、電車待ちのときにひまつぶしのために読むんだったらOKかな。 着想は面白いと思うんですが、内容が貧弱なのが残念でした。 | ||||
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「えっ、そこで終わるん?」と思う人も多いし私もその一人ですが、それでも良い本でした。小難しいSFワードや日頃使ってるはずの単語が違う感じで使われてたりして、読んでて楽しい本です。おすすめです。 | ||||
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ハヤカワ等の海外SFの翻訳に比べてなんと読みやすいことか!まあそれはともかくとしても、設定や世界観が面白いし素晴らしい!横浜駅が自己増殖してゆく初期の段階の話や今作の続きがぜひ読みたいです。今年外伝が出るようなのでまずはそちらに期待です。 | ||||
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