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修道女の薔薇
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修道女の薔薇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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氷の天使からマロリーシリーズ読んでます 淡々としてマシーンぽい?キャシーが、中身はずっと小さい女の子であり、愛され要素一杯。 オコンネルは心の描写に愛を入れてくるので油断すると泣いてる。薔薇を種から植えて行く、毎年、良いな。 | ||||
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カズオ・イシグロ「充たされざる者」以来の挫折感?を味わい、途中で放り出す次第となりました、何故か?最初に「修道女の薔薇」という秘密めいたタイトルに惹かれ、次に巻頭の著者の謝辞において「・・著作家たちの紋切り型の表現を罵倒しています。私はそれを読み、表現の洗練を目指しました」とあり、私は初めての作者に大いに期待し、鬱陶しい梅雨の時間を楽しく埋めてくれるだろうと読み始めたのです。が・・が・・ページが進まない!!行きつ戻りつ、前立腺者の小水の様にチビチビとした想像力しか働かないのです。これが洗練された表現という事なのか??私にはまるで、干からびてしまった手洗いの捻りに捻ったパンツの様にしか感じませんでした。オコンネルよ!!私はオコッテいる!! | ||||
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相変わらずのマロリーは一気読みです! | ||||
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朝日新聞の書評で評判がよかったので購入しましたが、なんだか登場人物どうしが トゲトゲしているのと、事件解決のプロセスもすっきりいかない、途中で飽きました。 「え?どうなるの?それで?」というワクワク感がない。訳のせいなのか文章自体も どうも読みにくいです。 ちなみにこの作者のものは初読です。 海外ミステリは色々読んでおります。 | ||||
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場面の展開があまり有効でなく、同じような話が延々と続く。もう途中で何度も読むのを止めてしまおうかと思いました。主題も大した捻りは感じられず、とにかく長すぎる。 | ||||
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いつもながらどうなるどうなる・・・とついつい誘い込まれました機械人間のマロリーですがすこ~し他者にたいする優しさも感じました面白かったです。 | ||||
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現時点ではマロリーの最後の物語らしい。悲しすぎる。 類似する女性主人公は数あれどマロリーは断トツ。『---少女は還る』とは対となる作品だが、こちらにはマロリーがいる。 終わらないでと願うのみ。 | ||||
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550頁。いつもなら二日ほどあれば読めるペースなのだが、6日かかった。これがキャロル・オコンネルに取り組むときのきっとぼくの平均的ペースである。スピーディに読み進めない。きっと作者もスピーディには書いていない。すごく丹念に凝りに凝ったレトリックを駆使して、本シリーズのヒロイン、キャシー・マロリーを描こうとする。木彫りに入れられる丹念な彫刻刀のような筆致で、肌理細かく。 それほどこだわりぬいた作風。この作家の個性。マロリーのさらにスーパーな個性。拾い親である亡き刑事ルイ・マーコヴィッツに育てられた孤独な孤児。天性のハッカーで、目的のために手段を択ばない冷徹さと頑強さ。 彼女と鉄壁の三連馬車を構成するのは、キャシーの親代わりみたいな中年ベテラン刑事ライカ―。高IQでコミカルな風貌の愛すべき巨漢心理学者チャールズ・バトラー。 挑む相手は複雑でグロテスクでしかも劇場型とも言える多重殺人事件。取り巻くマスコミ。怪しい市長と、怪しい投資家グループ。依頼主ゲイルと殺し屋イギー。巻き込まれた若き修道女=元売春婦=元孤児のアンジー。死の直前に、彼女が買う二輪の薔薇。殺し屋に拉致されたアンジーの盲目の甥っ子ジョーナ。市長と被害者を仲介する怪しげな男たち。 ともかく目が回るほど複雑な事件であり、そこに投げ出される残酷な死体や、混迷する捜査陣、群がる報道陣や流れるTVニュースが、事件のスケールを物語る。 主人公であるマロリーを出し抜くくらいに盲目の少年と彼を拉致する冷血な殺し屋の関係が小説では強いアクセントで物語られる。死んだはずのアンジーのつけていた鈴の音が聞こえる館と、庭には薔薇。大道具、小道具も見事にセッティングされた環境下、ニューヨーク市警ソーホー署管轄区を襲う悲喜劇を創り出し、圧倒的なストーリーテリングで描き切る筆腕こそがキャロル・オコンネル。そう言うしかあるまい。 なお本作以降作者は筆を止めているらしい。現存する最後のマロリーシリーズ。だからこそ惜しむ気持ちが本書の読書ペースにブレーキをかけたのかもしれない。1994年から四半世紀を越えて読んできた本書である。ラストのマロリーの選択にも、氷のハートの深部にこもる何ものかを感じざるを得ない。深い物語である。 修道女アンジーとマロリーの辿った少女時代は、極めて酷似するものだったはずなのだから。 | ||||
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待っていた甲斐が…。残念、 クリスマスに少女は帰る、に近い作品。 | ||||
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失った家族や友人がふと側にいる瞬間を感じる人は少なくないと思います。キャシー.マロリーの周囲では実母を含め、多くの愛した人が逝ってしまい理解者だった養父のタバコの匂いや、ふとした養母の気配で存在を主張してくる。これは、本当は辛い事です。振り返って誰もいなかった椅子に気づいた瞬間を持つ人にはよくわかるかと思います。 今回の事件の中では、まず殺されてしまった叔母が、その生きていた時の存在感で小さな甥を助けていきます。最後の章を読んだとき、私自身も亡くした家族の存在を感じました。そして、やはり自分の祖母が好きだったように薔薇を種から育ててみたいと思いました。 | ||||
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なんというか・・・ タイトルとストーリーが噛み合っていないというか・・・ 頻繁に場面が切り替わっていて、それらが複雑に絡み合ってストーリーを練り上げていたら面白かったのかもしれないけど、そういうことはなくぶつ切りで。 ぶっちゃけあまり面白くなかった。金銭動機の殺人事件も無理やりこじつけて作りましたって感じだし。修道女にいたっては、そもそも計画にはなかった予定外のイレギュラーだったし。 殺人犯とさらわれた盲目の少年が数日一緒に過ごしてなんとなく親しくなって~な話です。 | ||||
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