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小説 Fukushima 50



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【この小説が収録されている参考書籍】
小説 Fukushima 50 (角川文庫)

小説 Fukushima 50の評価: 3.83/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

今ひとつ

福島東電対民主党政権の戦い。私はどっちもどっちだと思うが、小説は福島東電寄りのストーリー。
半沢直樹でも出てきて、両者に倍返ししてほしい。
小説 Fukushima 50 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:小説 Fukushima 50 (角川文庫)より
4041091306
No.5:
(2pt)

ノベライズなので。

ノベライズなので仕方ない。
ストーリーを追いかけているだけになってしまっている。
もう少し、人間関係、心理面等、深く掘り下げて欲しい。
ノベライズでも、もう少し、読み応えを期待した。
小説 Fukushima 50 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:小説 Fukushima 50 (角川文庫)より
4041091306
No.4:
(1pt)

吉田所長は津波想定を葬ってから1Fに赴任した人。それを無視した寓話化。

評価としては原作『死の淵を見た男』同様に、掲題の点からアウトです。
【理由】
他人が津波想定を葬った、所長の自分は何も知らされてない被害者だ、或いは対策を強く進言したのに避けられてこのざま、というなら分かります。でも吉田は潰す側ですから。

なお東電には各地の被害者達が集団訴訟を30程起こし、実際に対策を進言したが避けられた東電のエリート技術系社員が2名いたことが判明しました(山下和彦氏と髙尾誠氏)。門田氏の係る本には登場しませんが。

既に各所で指摘されているように、他社の原発は新しい津波想定の知見
(東電で予想されたものと技術的な水準は同レベルのもの)を採り入れていました。
だから「本店時代は豪放磊落な彼でも決断できない事情があったんだろう云々」みたいな擁護も無駄です。

この脚本を執筆した周木さんはP26に「・・・・」を入れていますが、本店時代の描写が無いので話になりません。その程度の人です。

【その他トリビア】
私は原発本を出すような人に、文書などを探しては情報提供するデータマンとして動いていたので以下、トリビア解説を。暇な方は御笑覧ください。

役者を使って演技する分、室内の様子や操作に関する手足の動き、心理については原作に比較して描写が細かくなっている点は注目に値します。

冒頭の略語説明、AOは空気作動弁(Air Operated valve)、MOは電動弁(Motor Operated valve)と対比的に記述すれば良いのですが、意味を理解せず書いていると思われ、もやもやします。折角当事者に協力して貰ってるのに勿体ない。ちなみに、どちらもちょっとしかついてないように説明してありますが、これは特に物語上重要なものだけの話。本文中の描写の通り、実際は沢山あり、原子炉1基当たり合計で数千個です。なおAO弁の方がMO弁より一桁多いようです。

構内地図は、同種解説書に比べても必要な情報が載っていて分かり易いです。

地震発生時の当直長が伏せて身を隠すように指示しながら、自分は顔を出している、この行為は感心できません。そもそも、他社ではこういうことに備えて天井パネル、照明、支え金具等が落ちてこないように補強工事をしている例もありました。

感心したのはICとRCICの説明で、話の展開を分かってもらうためにざっくり片付ける様が非常に上手い。原作に比較してもさらに洗練されてるとは感じます。

首相が事故前の防災訓練では津波対策も万全だと官僚から説明を受けていたと立腹する場面、実際静岡の浜岡原発は東電より津波対策が充実していました。それを知って読むと東電の残念度が増すものです。

後、班目原子力安全委員会委員長の描写はアンフェアですね。彼は、専門家として絶対水素爆発しないと断言したのです。その後に爆発したので、官邸での信用はガタ落ちしました。でも本書で班目役の人物は、首相に内心で悪態をつくばかりで、彼自身の大失敗は出てきません。

電源車を呼び寄せる際に所長が「スピード」と叫んでいます。上述のように自業自得でしかありませんが、実は電源車は東電全体で200台近くあるので、そこから数台原発に再配置すれば良かっただけです。移動で半日無駄にして、メルトダウンが確定しました。

同じことは消防車についても言えます。自分が最初から津波想定を受け入れていれば、駐車場を高台の上に移していた筈。実際、地元の消防団は、2010年に原発至近の分署を新築した際、自治体の津波ハザードマップに「想定より大きな津波が来ることもあるから注意してください」と書いてあったのを見てか、大幅に余裕を設けた高さの場所を選び、無傷でした。

最後に15日の本店乗り込み。この時まで東電は自社のテレビ会議システムで福島とリアルタイムにやり取りできることを隠していました。知らないから、12日にヘリで乗り込まざるを得なくなったのです。佐野史郎の描写は非常に悪意のあるものですね。
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4041091306
No.3:
(1pt)

映画の原作ではありません。ノベライズ本です。

如何にも映画の原作の態で売られているが、映画の原作は、門田隆将の「死の淵を見た男」、です。この本のレビューでも、原作と勘違いしたコメントを書いている人もいますが、それほど勘違いしやすい売り方をしている角川には非常な違和感を感じます。
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4041091306
No.2:
(1pt)

「感動小説」でファクトから目をそむけていいのか

映画の原作本でサクッと読めます
吉田昌郎福島第一原発所長をはじめとする現場の人たちには感謝だが、原発処理問題を美談で終わらせてしまうのは問題があるのではないか?
学者の見解・その他調査報道によれば、福島第一原発が更なる爆発をしなかったのは単に運が良かっただけとの見方が有力である
当時現場作業に出ていた人の証言では「あと1回津波が来たら完全にアウトだった」ともある

地震から10年足らずで事実から目をそむけることは吉田所長も望んでないのでは…

追記 この本のカテゴリーが映画原作・ノンフィクションになっているがそれだと星1つも付けられない
ノンフィクションとフィクションさえ曖昧な作品はその存在意義さえ疑われます
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4041091306
No.1:
(1pt)

嘘ばっかり…

当時の職員の対応、なぜその対応だったのか?と言ったことや政府の対応のほとんどが都合よく変わっています。
福島だけでなく日本人にはデリケートな事件であるのによけいにほじくり返しただけ
作者が反原発だと言うのはわかりますがこんなデリケートな問題を嘘で書き換えるなという最悪の嘘つき作品です
小説 Fukushima 50 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:小説 Fukushima 50 (角川文庫)より
4041091306

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