小説 Fukushima 50

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小説 Fukushima 50の評価:

3.83/5点 レビュー 30件。 B ランク

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全31件 1〜20 1/2ページ
No.31
(4pt)

今、俺たちは何のために闘っているのか?『命』のためだ。この世の中で一番大事な命を守るために、俺たちは闘っているのだ。

2万人近くの死者・行方不明者が発生した 東日本大震災 が本日で11年を迎える。
当時の被災状況から鉄道の全線再開やかなりの復旧が進んだとはいえその惨状の痕跡もあり、未だにその傷が癒える事がない。

特に震災で最も大きな被害となったのが 福島第一原子力発電所 で発生した原子力事故だ。
当時、稼働中であった原発が震災の津波によってメルトダウンが起き、 チェルノブイリ原子力発電所事故 以来の大惨事となった。
後に福島第一原発で起こっていた内情を門田隆将著『 死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 』にまとめられ、それを基に映画化したのが『 Fukushima 50 』〈2019〉だ。
本書は一昨年に公開された映画『 Fukushima 50 』〈監督:若松節朗、主演:渡辺謙〉のノベライズである。

2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が発生し、巨大津波が福島第一原子力発電所を襲った。
門田隆将著を原作に、東北地方太平洋沖地震に伴う福島第一原子力発電所事故発生時に発電所に留まって対応業務に従事した約50名の作業員たち・通称「フクシマ50」の闘いを描く物語だ。

私自身、映画を観るまでは福島第一原発事故の事は知っていたが「フクシマ50」の事は知らなかった。あの時、現場で何があったのか現場の人たちの緊迫した状況がセミ・ドキュメンタリーで描かれ、興味を持ちました。

2011年3月11日、当日の様子や地震発生直後の所内など時系列で読ませていく。
地震発生当時は稼働中の原子炉も緊急停止していたが、想定をも上回る大津波によって全電源を喪失してステーション・ブラック・アウト(SBO)となった。冷却不能の状況に陥った原子炉のメルトダウン(炉心溶融)の危機を食い止めるために作業員たちは現場に残り立ち向かう。

本作を語る上で欠かせないキーマンとなる人物が伊崎利夫当直長(演: 佐藤浩市 )と吉田昌郎所長(演: 渡辺謙 )だ。伊崎は当時、当直長だった複数の人物をモデルとし、吉田は実在の人物だ。

この前例なき非常事態に放射線汚染を受けるリスクを承知で現場にとどまった吉田以下現場の作業員たちの奮闘ぶりには本当に頭の下がる思いだ。それにひきかえ、当時の首相が陣頭指揮を取るトップの指示が現場と齟齬が生じて吉田たちを悩ませ、そちらの対応にもいらない労力を使わなければならず、迷惑以外なにものでもなく、上意下達のやり取りがまるで映画『 踊る大捜査線 』を思わせる(ただし、これは史実ではなく映画の脚色という説もある)。それでも吉田や伊崎がトップと現場の板挟みになりながらもやり遂げたのは人々の命を守るという気持ちが大前提であったからだ。自分たちが犠牲になってでも。

一時は首都圏はおろか東日本壊滅とまで言われていた最悪の事態が回避され、チェルノブイリのような大参事にならなかったのは警察や消防士、自衛隊、エンジニアたちの協力と何よりも現場の作業員たちの日夜決死の覚悟で挑んだ奮闘の賜物である。

エピローグでは震災後が描かれており、一変したのは人々の生活のみならず、自然や動物たちにも影響を与えていた現状が描かれて切ない。現在では福島第一原発(通称: いちエフ )は廃止となり、廃炉作業が行われている。

そして震災から2年後、現場で陣頭指揮を取り作業員たちを鼓舞していた吉田昌郎所長が食道がんによりこの世を去った(享年58歳)。復旧の志し半ばで亡くなられた事は本人にとっても悔やまれるが吉田氏の遺志は現場の作業員たちにも受け継がれていると思うので天国から被災地が復興する様子を見守って頂きたい。

追伸…本編に興味を持たれた方は同じく震災の現場を描いた映画『 太陽の蓋 』もおススメする。
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4041091306
No.30
(4pt)

当時の職員たちの奮闘ぶりが伺えます。

3.11から11年。

映画を見てから読んでみました。当時の職員たちの奮闘ぶりが伺えます。

決して風化させずこれからも考え続けるべきです。
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4041091306
No.29
(5pt)

あの日、あの場所で起こった事実を私たちはもっと知らなければならない。

3.11その時、私は遠く離れた場所にいました。大変な事が起こった…でもそれはどこかテレビの中の出来事のようで実感がわいてこない。そんな感覚だったと思います。
あれから10年が経過し、ずっと目を背けていた事に少しでも近づこうと本書を手に取りました。
対応に苦闘している最中ヘリで視察にいく首相、テレビ会議で『ディスターブしないで!』と叫ぶ吉田所長。それらの裏側にあった出来事が詳細に記されています。
この物語は、あの時あった出来事のほんの一部かもしれません。ですが、目を背けずに読んでほしいです。
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4041091306
No.28
(4pt)

映画の後に、小説も!

福島県民として、感動するところと疑問に思うところ、両方有りますよね。
映画の後で、内容を確認しながら、読みました。「事実に基づく小説」との副題には、疑問が有りますが。
小説としては、よく出来てると思います。
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4041091306
No.27
(5pt)

こころの記憶、刻んでください。

10年前の3月11日は息子の卒業式。集合写真のバックにある時計が12時46分、後2時間後にあんな恐ろしいことになろうとは。謝恩会が終わり、先生方に見送られ、車が自宅に着く直前、携帯がなり、家にいた息子から大変や地震や揺れてる。テレビをつけて、愕然持っていた荷物がおとをたてておちて。あの楽しかった時間が一瞬に瓦解あの津波そして....彼処で何が起こりなんと悲惨な。そしていまも....けして終わってはいません。人の手に余るもの、便利なものは、いつでも歯向かってくるそれを、妙実に現した本であり受け継いでいかなくいけない大切な一冊です。
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4041091306
No.26
(5pt)

原発事故

これはfukushima50と言う映画を小説にしたものです。
私は映画を観てから小説を読みました。
その方が映画のシーンを思い出しながら読めるので楽しく読めました。
原発事故の現場で戦った全作業員に対して敬意をはらい感謝すべきだと思いました。
原発事故がおきてから約2年4ヶ月後に亡くなった吉田昌郎氏のご冥福をお祈りします。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
福島原発で命をかえりみず働いて戦って下さった皆さんに感謝致します。
本当にありがとうございました。
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4041091306
No.25
(3pt)

感動というより自分達は悪くないと東電の現場の人間が言いたいだけの自己満足

この本を読んで思ったのは、東電の現場の人間の自己弁護が強いと思った事。
現場に居た我々は悪くない、悪いのは首相や東電の幹部と言いたげな話
気持ちは分かるが、それを覚悟で仕事してたので、自己弁護や他者批判はどうかと
内容自体は実に面白い話だったが、その辺がかなり残念
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4041091306
No.24
(5pt)

福島で何が起きたのか。

事実を知る事には意味がある。
事実から多くの事を学ぶ事が出来る。
本書からも多くの学び、気付きを得る事ができた。
感謝!
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4041091306
No.23
(5pt)

読むべき

ストーリー展開もいいし、何より日本人には知っておいてほしい事件
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4041091306
No.22
(2pt)

今ひとつ

福島東電対民主党政権の戦い。私はどっちもどっちだと思うが、小説は福島東電寄りのストーリー。
半沢直樹でも出てきて、両者に倍返ししてほしい。
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4041091306
No.21
(4pt)

映画の再上映に期待!

今年2月に「Fukushima 50」の映画上映がありましたが、新型コロナウィルスの感染が懸念されることから、映画館に行くのを止めました。そこで、本を買い読むことにしました。読み終わって、もし映画の再上映があれば行きたいと思いました。
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4041091306
No.20
(5pt)

一気に読めます!

映画は予告しかみていませんが、小説版も臨場感あり読みやすいです。
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4041091306
No.19
(5pt)

一気に読んでしまいました

脚本のノベライズなので、周木律さんのイメージとは異なりますが、小説の世界に引き込まれ、自然体で読めました。
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4041091306
No.18
(5pt)

危機管理

福島原発で起きたことがよくわかり、危機管理の大切さを思いました。映画も見たいと思うし、様々な人に読んでもらいたいです。
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4041091306
No.17
(4pt)

首相の描写がリアル

臨場感、迫力がある作品で今一度、思い起こされました。
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4041091306
No.16
(2pt)

ノベライズなので。

ノベライズなので仕方ない。
ストーリーを追いかけているだけになってしまっている。
もう少し、人間関係、心理面等、深く掘り下げて欲しい。
ノベライズでも、もう少し、読み応えを期待した。
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4041091306
No.15
(4pt)

日本を守った人達に感謝

感動しました。特に後半は何回も涙が出てきました。原作「死の淵を見た男」を読んだ後に読んだので話の深みに物足りなさはありますが小説としてはよくまとまってました。
友人に勧められて映画を観たかったのですがコロナ禍のため行けないので2冊読みました。日本人として知らなくてはいけない大事なことです。命をかけて現場で必死に動く人、現場に無責任な対応する当時の政権と東電幹部、人としての大事な生き方を学びました。今、吉田所長と同年代を迎えてその責任ある行動に特に大切なことを教わりました。
たくさんの日本人に知ってほしいと強く感じたので個人的には人に真実を話していきます。今コロナ禍で命がけで人を守る医療従事者や仕事等に働く人達にも感謝のエールを送りたいと改めて感じました。
原子炉は未だに処理の問題が課題で未来に向かって人類が解決しなければなりません。小説にもありましたが人類が生み出したものだから必ず乗り越えることができると。そのために出来ることを自分なりに考えて行動していきます。
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4041091306
No.14
(4pt)

あの時のことを思い出させてくれます

躍動感とあの時を思い出させてくれます。
個人的には吉田所長の書籍を別途読んでいたので、人模様の理解が深まりました
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4041091306
No.13
(5pt)

3.11を忘れずに!

福島原発の事実がわかった
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4041091306
No.12
(5pt)

正に実際の事。

現実を元にした内容、
報連相の出来ない上層部とそれに振り回される現場、
いつも被害を被るのは現場の人であることがよく分かる内容。
命のかかった現実をメディアなどで目にした人も多かった震災のデリケートな部分を素直に記したストーリーだと思いました。
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4041091306