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夢・出逢い・魔性



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夢・出逢い・魔性の評価: 3.69/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

クオリティが落ちていく

Vシリーズを読み進めていますが、
多作のせいでしょうか・・・どんどんクオリティが落ちていきます。
キャラクターも暴走し始めている感じで、読後にガックリきました。
彼の「登場人物がこの文章を書いているのであって、彼は文章の素人だから、
つじつま合わなくてもしょうがない」的な言い訳感のあるコンセプトも、
どんどん鼻についてきます。
暇つぶしに読むにはいい作品でしょう。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(1pt)

森らしくない

この作品は、今まで他の作品を読んできた読者にとっては最も「森らしくない」。そう感じる。読後感が、これでもかというほど、ない。もし、あなたが世間で「理系ミステリ」と言われて、森博嗣ってどんな奴だろう、題名もなんだか洒落ているし読んでやろうかという動機なら、この本は読まないほうが良い。 事件の説明は助長でいて退屈、かといって他の森作品に見られるような、(例えば「スカイ・クロラ」や「女王の百年密室」のような)最後のあっといわせるどんでん返しに繋がっているということもなく、犯人の動機も描写が不足していて分かりづらい。トリックもはっきりいって三流だ(しかもそれを狙っているとも思えない。)加えて、犀川&萌絵シリーズで楽しませられた、ストーリとは関係の無いが理系的発想のウィットに富んだ会話も皆無に近い。独特の詩的な美的感覚が、かろうじて残っているという位。森博嗣らしさを味わうなら、この掛詞となっている題名と、表紙見開きにある四行詩だけで十分。ストーリーはこの掛詞の説明の為だけ、あとはビジネスの為に書かれたといっても過言ではないと思う。…しかし他の森作品に納得しなかった読者が、この作品を気に入る可能性はあるかもしれない、という可能性だけは残っている。何より、文句を言いながらも一読者にこうしてレビューを書かせてしまうあたりが、この本(もしくは著者の)魔性たる由縁かもしれない。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
406182127X
No.1:
(1pt)

何の驚きもなく

どうしたの? というくらい平凡。文章自体が楽しいので、おもしろくなかったということはないが、これまでにあったトリック(文章としてのね)の各種が取り混ぜられていて、幕の内弁当というか、昨日の残り物弁当というか。好意的に解釈するなら、確認のための実験。理系ミステリーの理系が、どんどん文系に流れている気がする。つじつまあわせが目立ち、テレビの二時間ドラマのよう。それがどれだけ大変なのかは想像しかできないが、これまでの作品がそうであったように、びっくりさせて欲しいのに。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
406182127X

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