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夢・出逢い・魔性



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夢・出逢い・魔性の評価: 3.69/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.69pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(5pt)

まあまあおもしろいかな?

このシリーズではこの本だけ読んでいなかったので買いました。 どなたかが書いていたのですが、私も「小鳥遊練無」が好きなので、買った甲斐があると思った1冊でした。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.15:
(4pt)

テンポよく読めました。 ※ネタバレ若干あり

最初から最後まで一気にテンポよく読めました。
爽快感すらかんじます。

犯人は途中で推測でき(動機まではわかりませんでしたが)このあたりも気持ちよく読めたことに繋がっているのかも。
楽しめました。

---以下ネタバレ含みます。
1点だけ気になったのが、ある登場人物のこと。
当初、その人物の描写から女性だとすぐに思ったものの、
途中、保呂草氏がその人物について「彼」と振り返る部分があった。

その後もその人物が登場する度に女性を想起させる記述が多かったのだが、
先に「彼」と形容されていたために男性なんだろうと思い読み進めてしまった。
気になるので何度も先のページへと戻って ”やっぱり『彼』と書かれているなぁ” などと見返すことも。

ところが最後にその人物が女性だと紹介される。
ストーリーの本筋とはさして関係はないが、一体なんだったのだろう?
それだけが腑に落ちないままではあった。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.14:
(4pt)

夢で逢いましょう(You may die in my show)

タイトルのトリプルミーニングが秀逸なVシリーズの3作目で、テレビの生放送のクイズ番組が事件の主なモチーフとなる。
ミステリーとしては例のごとく特にトリック的に突出したものはないが、テレビ局を舞台にしており、華やかな展開となっており、娯楽性が高く、ストレートに楽しめる一作になっている。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.13:
(3pt)

社会に適合するということ

二十年前に死んだ恋人の夢に怯えていたN放送プロデューサーが事件に巻き込まれる。
個人の集合体である社会に適合していくには、装いながら生きていく必要性があるのでしょう。
「いずれにしても、人ほど、自分の皮膚を不安に感じる動物はいない。人は服を着る。そのうえ部屋に籠もる。家や城を築く。堀や城壁で取り囲む。さらには、村を作り、国を作る。そうして、社会というシールドを構築し、常に、その綻びに目を光らせ、直し続けるのだ。それが、人間という動物だろう。幾重にも及ぶかぶりものを一生脱がないまま、生きていこうとする」
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.12:
(2pt)

クオリティが落ちていく

Vシリーズを読み進めていますが、
多作のせいでしょうか・・・どんどんクオリティが落ちていきます。
キャラクターも暴走し始めている感じで、読後にガックリきました。
彼の「登場人物がこの文章を書いているのであって、彼は文章の素人だから、
つじつま合わなくてもしょうがない」的な言い訳感のあるコンセプトも、
どんどん鼻についてきます。
暇つぶしに読むにはいい作品でしょう。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.11:
(3pt)

タイトルばかりが目立つ、やや頭でっかち。

おそらく、シリーズものとして練無の特性を活かしたものが欲しかったのだろう。
なので、華やかな東京のテレビ局を舞台にしている点、いつも以上に軽快な文体も個人的には気にならない。
章ごとに挿入される引用文「不思議の国のアリス」も、割と良かった。軽快なテンポとは良くマッチしているし、掛詞の面白さというのも本作と相性はいい。
しかし、読後の感慨深さはない。
タイトルとの連携に気を回しすぎていて、全体としての話の作りが粗く、テーマが伝わりにくい(この作品が気に入っている人にとっては、タイトルが巧くできていて、軽快な文章で読みやすい、となる部分ではある)。
推理小説として人物に納得できない行動が多い。
犯人も一見意外な気がするが、犯人と特定の人物以外は特筆すべき行動を起こしていないので、あっさりと分かるなど、残念な部分が多い。
勿体ない作品である。
そもそも、この内容は小説よりも、映像向きのシナリオに思える。テーマ、トリック、小道具、演出、どれも映像に向いている。逆に云うと、小説でなければならない理由はあまり感じられない。
シリーズ内作品でなかったなら、魅力は薄いだろう。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.10:
(5pt)

楽しいミステリィ

この「夢・出会い・魔性」は非常に軽快なミステリィです。
小鳥遊練無という人が好きな方にはたまらない作品でしょう。あの四人の個性が溢れているのも魅力です。
ミステリィのスマートさも見事ながら、ちょっとしたトリックは読む者を魅了します。
ネタバレになるから、あまり触れられませんが、明るく軽快で楽しいミステリィだと思いました。私の最も好きな作品の一つです。
タイトルも美しいと思います。ちょっとしたことですが、タイトルが面白い本もあまりないでしょう。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.9:
(4pt)

東京

Vシリーズでは、那古野での事件が多く、愛知県警の刑事さんたちの描写も楽しみでしたが、今度の舞台は東京。新しい東京の刑事さんたちとのからみは新鮮でした。あと、いつも那古野の街がさっぱりわかりませんが、東京駅のことなど、関東人にはよくわかるし、関東の読者へのサービスですかね。
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No.8:
(4pt)

タイトルもすごいが

まあ当然言及せざるを得ないのは本作のタイトルだが,
ただの言葉遊びではなく,見事に作品の内容に沿ったタイトルになっている。「夢・出逢い・魔性」も「You May Die in My Show」もそうだが,「夢で逢いましょう」でもある。
さて,本作の内容だが,香具山・瀬在丸・小鳥遊のトリオがテレビ番組に出演。あわや小鳥遊練無がアイドルデビュー!?みたいな展開に,マニア心がくすぐられる。きっと,森博嗣氏当人もそういうのが好きなのだろう(笑)。
しかし,犯人像が突飛なので,そこは悪い意味で裏切られた感じがするかも。なんとなく後味の悪さが残ってしまう。
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No.7:
(4pt)

さて、

 タイトルがなんとも言えず魅力。 なのに、中身はというと、どうもイマイチであった。 純然なフーダニットであるのだが、どうだろう。 あんまり好きなタイプの小説ではなかった。
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No.6:
(5pt)

完全なる量産体制(●^o^●)

2000年リリース。Vシリーズ第4作。ますますもって『快速』になっていく森ワールド。完全なる量産体制だが、読むほうもスゴイスピードで読める。(●^o^●)今度の舞台はテレビ局。紅子の謎解きの様が今までの作品で最も派手で楽しめる。時々ふと現れる詩の様な描写が実に効いていて、見事なイメージを構築してくれる。精神分析的な一面も感じられ、今までにない『森ワールド』を見せてくれる。(●^o^●)旨く表現出来ないのだが、紫子さんの冗舌ぶりが何となく脳の活性化には、一番役立っているような気がする。シナプスに結構効く楽しい作品だ。
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No.5:
(4pt)

何よりもタイトルです。

この作品はタイトルから先に思いつかれたものであるはずだ。間違いない。いくら作者があの森氏、きっと死ぬまで天才小学生みたいな発想をなさるであろう森氏だとて、こればかりは、まず間違いない。しかし、なんて綺麗なタイトルなのだろう…。不吉さ・不穏さと、繊細さ・優美さが同居している。このタイトルを思いついた段階で、その名を冠するべき物語世界の豊穣さは約束されていたといえよう。人間のこころの機能は、本当に驚異的なもの。(このせりふ、内容とリンクしています)
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No.4:
(5pt)

文庫化3冊目 Vシリーズ

大人気のVシリーズの待望の文庫化3冊目。森博嗣の作品は癖はあるがやっぱり深く本当に面白い!一見の価値ありです。
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No.3:
(1pt)

森らしくない

この作品は、今まで他の作品を読んできた読者にとっては最も「森らしくない」。そう感じる。読後感が、これでもかというほど、ない。もし、あなたが世間で「理系ミステリ」と言われて、森博嗣ってどんな奴だろう、題名もなんだか洒落ているし読んでやろうかという動機なら、この本は読まないほうが良い。 事件の説明は助長でいて退屈、かといって他の森作品に見られるような、(例えば「スカイ・クロラ」や「女王の百年密室」のような)最後のあっといわせるどんでん返しに繋がっているということもなく、犯人の動機も描写が不足していて分かりづらい。トリックもはっきりいって三流だ(しかもそれを狙っているとも思えない。)加えて、犀川&萌絵シリーズで楽しませられた、ストーリとは関係の無いが理系的発想のウィットに富んだ会話も皆無に近い。独特の詩的な美的感覚が、かろうじて残っているという位。森博嗣らしさを味わうなら、この掛詞となっている題名と、表紙見開きにある四行詩だけで十分。ストーリーはこの掛詞の説明の為だけ、あとはビジネスの為に書かれたといっても過言ではないと思う。…しかし他の森作品に納得しなかった読者が、この作品を気に入る可能性はあるかもしれない、という可能性だけは残っている。何より、文句を言いながらも一読者にこうしてレビューを書かせてしまうあたりが、この本(もしくは著者の)魔性たる由縁かもしれない。
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No.2:
(1pt)

何の驚きもなく

どうしたの? というくらい平凡。文章自体が楽しいので、おもしろくなかったということはないが、これまでにあったトリック(文章としてのね)の各種が取り混ぜられていて、幕の内弁当というか、昨日の残り物弁当というか。好意的に解釈するなら、確認のための実験。理系ミステリーの理系が、どんどん文系に流れている気がする。つじつまあわせが目立ち、テレビの二時間ドラマのよう。それがどれだけ大変なのかは想像しかできないが、これまでの作品がそうであったように、びっくりさせて欲しいのに。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
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No.1:
(5pt)

ステキで詩的なタイトル

「夢・出逢い・魔性」サブタイトル?(というか、英語のタイトル)が、「You May Die in My Show」よぉ~く声に出して読めば分かるのですが…分かりました?ステキなタイトルですよね。内容も、このシリーズらしさが出ている、とっても面白い作品でした。事件のトリックはそんなに"斬新"ではなく、ビックリ仰天(古いかなぁ?この常套句)って、訳でもないのですが、イロイロ楽しめる内容でした。
夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:夢・出逢い・魔性 (講談社ノベルス)より
406182127X

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