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美少年蜥蜴【影編】
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美少年蜥蜴【影編】の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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最近久々読み返してるのですが、何回読んでも面白い。本当に好きな作品です。 | ||||
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好きな役者さんが同作の舞台に出演する事になり、原作を履修しようと拝読致しました。 いえ正直に言いますとアニメを見るだけに止めようと思っていたのですが、結局先が気になってしまい原作に手を伸ばしました。 活字から離れて久しいので、最後まで読めるか自信が無かったのですが、驚くほどするするとここまで読めてしまいました。 内容もさることながら、中学生の頃わくわくしながら読んでいた西尾維新先生の作品を今もわくわくしながら読めた自分に驚きました。こんなわくわくする感情残っていたんだな、と。 同時に、いつか思い馳せる事になる“輝かしい青春″である“現在”を思う眉美さんをみて、私もつい当時を思い起こさずにはいられませんでした。 こちらの作品を読んで、最近の忙しさでぼんやりしていた“今の自分”が、物語にわくわくするくらいには童心が残っていて、キラキラしていた学生時代に思い馳せて感傷に浸るくらいには大人な年齢になっていたのだと知りました。 ここまで書いて、ほぼ全く本作の内容に関係ないですがとりあえず。大人になったんだな、でも私の先もまたまだ長そうだなぁ、また本読も。と、思った次第です。また本読みます。 | ||||
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視力は失いましたが、それ以上に得たものは大きかったようで… 期待以上におもしろかったです。 | ||||
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アニメの影響で原作も読みたくて購入しました。絆の素晴らしさを感じました。 | ||||
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眉美さん、西尾維新作品における「魅力的な大人の女性」「大人のこういう人は本当にわからない」ってこういう風に作られていくんですね。今のあなたを、中学二年生の、なんなら美少年探偵団に入る前のあなたが見たら、圧倒されて気おされて「なんという美しさ、なんと光り輝く美貌だろう……何一つ語らなくとも、内に秘めた自信と、裏打ちするだけの経験が駄々洩れだ。こういう大人がこの世にはいるのだ……どういう少年期を過ごしたら、こんなことになるのだろう。私には縁のない話だが」位には思ったと思うんですよ。その位、団長が「最初からそうだった」と言った彼女の持っていた力はすごかったんですよ。自分では何一つ信じられなかったものを、盲目か!むしろ母親か!あえて突き放す姿勢はなんなら父親か!って位全部丸ごと信じて美しいと言ってくれた団長に、でも変わらないって言われたらねえ、って気持ちになった時、彼女の自立はとっくに始まっていたんだと思います。なんていい女になってしまったんだ眉美ちゃん。君を好きになって本当に良かった。これからもずっと応援してるよ、というのが最終話を読了した気持ちです。 | ||||
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うっかり2を見逃して、先にあとがきとイラストを見てました。 「あれ?あの人は?」と気になってまた後ろの方を読み返すというバカをやり、なんかちょっと感動を損した気分に。ふつうはやらないと思いますが、すごく後悔したので。お気を付けください。 ラストシーンで不覚にもウルッとなった【光編】の続き。 このシリーズではクズな少女の視点から物語を見る楽しさを教えられました。 隠さない・ごまかさない・綺麗事を言わない時の中学生少女の本音ってやつが、本当に清々しいクズさで好きです。 そんな眉美と、5人の美少年との物語はここで終了。でも彼らのこれからは続いていくらしい。 正直、途中でなんどかもうやめようかなと思う巻もありましたが・・・やめなくてよかった。 終わり良ければ、てことで満足させてもらえた最終巻。こうなる最後は予想してなかった。できなかった。 うん。良かった! 西尾先生、ありがとうございました。 いやでもいまだに一番好きなのは最初に読んだ『零崎双識の人間試験』なんですけどね。ファーストでトップのまま不動の1冊。それと比べて★4評価に。 それでもこのシリーズも、出るたび笑って楽しませていただきました。 まだこれ以上に欲をかくなら、この【影編】。表紙も人物紹介も好きだし、お約束の〆のイラストは今回サイコー♪なんですが。 5人のその後の姿も見てみたかったです。ええ。見たかったです。キナコさん! なんでこの子がそんなにモテるのか不思議でしょうがない主人公少女と、どれもそんなに変わんないよもう見た目の好みで選んじゃえと流したくなる存在感薄くて顔がいいだけの男たち。とのチマチマした恋のさや当てがメインな逆ハー小説じゃなくて(すみません偏見まみれで)。 主人公の眉美が堂々とクズで、堂々と自分らしい主人公をやりきった逆ハー小説です。 美少年たちの見た目も個性もしゃべりもちゃんと、それぞれの〝らしさ〟があって、変態チックだったりもするけど5人とも魅力的。 眉美と彼らのこれからをあれこれ想像してみるとまだまだ楽しめそう。 とりあえず、まずあのイベントですかね。やっぱりというかとうとうというか。おめでたいなぁ(笑)。 ところで私は天才児くん(と札槻くん)推しなので、そっちルートで眉美の将来を勝手に妄想してみたい。 短編集でもいいから、ちょっとした後日談が読めたらいいのにな。 今この時代にこんなにも〝美少年〟の単語で埋めつくされた小説は、この先もう出ないのかも。そんな意味でも面白かった。 美しくあること・少年であること・探偵であること。美少年探偵団、これにて解散! | ||||
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現在、世界中の指導者が差別化分断化に走っている。どこかの超大国の大統領が、産油国の軍隊のお偉いさんを殺害したと騒ぎになっているが、様々な紛争の根底にあるのが差別であるのは疑いのないところだろう。お金・能力・美貌・特殊技術、これらを持つ者と持たざる者の格差が広がればもめ事は増えるのは当然だ。 美少年探偵団の宿敵・胎教委員会は、野良間島に全国のエリート中学生を集めて一層の差別化を狙ったのだが、逆に平均化してしまって才能が埋没してしまった。胎教委員会はその失敗(本人たちは決して認めないが)の解決を美少年探偵団に依頼する。全国から集めたエリートを、埋没させた才能を復元して元に戻す。不可能と思える難題に視力を失った眉実を中心とするメンバーが挑む。 人間の感覚の80%を視力が占めるという。それではその視力を失ってしまったら?その答えは千年も前に描かれた『枕草子』に書かれている。聴覚を始めとする他の感覚が研ぎ澄まされていく、というのが清少納言の導き出した答えだ。眉実も、良すぎる視力を失って初めて他の感覚に頼ろうとする。 現在では、視力障害者は大きなハンデを背負っていると思われているが、未来ではどうだろう。「シンギュラリティ」という、あまり聞き慣れないことばが未来の我々をサポートしてくれるはずだ。差別も分断も意味をなくしたそのとき、価値を持つのはやっぱり「美しさ」なのではないだろうか。 | ||||
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美少年シリーズの最後にふさわしい美しい最終巻でした。 とっても満足です | ||||
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